今年度2Rの環境保全委員をしていますので、フォーラムの案内が来て、名古屋の中電ホールであった低炭素社会づくりフォーラムを聴きに行きました。
大村知事挨拶 (1) posted by (C)ドクターT
最初に大村知事の挨拶があり、エコ事業所認定証やあいちCO₂削減マニフェスト2020認定証授与式とあいち緑のカーテンコンテスト優秀事例表彰式がありました。
フォーラムの講演はふたつあり、
講演1(低炭素社会~我々はいかなる社会を目指すのか~)涌井史郎 (2) posted by (C)ドクターT
最初の講演は東京都市大学環境学部教授の涌井史郎氏の講演でした。
講演2(FCVを通じた低炭素社会づくりへのチャレンジ)田中義和 (2) posted by (C)ドクターT
2番目はトヨタ自動車株式会社製品企画本部主査でプリウスやMIRAIの開発責任者、田中義和氏でした。
MIRAI posted by (C)ドクターT
半分くらいは昨日発売になったMIRAIの開発コンセプトの説明でした。
意見交換 (1) posted by (C)ドクターT
最後に会場からの質問を受けて意見交換会が行われました。
MIRAIは発売初日から予想を上回る1000台ほどの受注があり、今申し込んでも2年待ちくらいだそうです。水素を酸素と反応させて水が出来る時に生じる電子の流れ(電流)を利用してモーターを回す燃料電池車で3分ほどで水素の満充填は出来、650km走れるそうです。水素の価格をガソリンの価格に換算して計算すると燃費は今のハイブリット並みになるそうです。走っている時には水しか出しませんので、CO₂排出はないのですが、燃料の水素を作る時に何処かでCO₂排出があるはずですので、総合的には地球温暖化をくい止めることにはならないようですが、電気のようにリアルタイムに作る必要がないので、電力の余っている時間を利用して水素に変えておけばいつでも使えるエネルギーとなるのが一番のメリットと言えるかも知れません。もうひとつは災害停電時にMIRAIの燃料電池を利用して家庭用の電力くらいは代用できるそうです。