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2013年09月17日
カテゴリ：本
 このまま暑さはフェードアウトしてくれるでしょうか   そんな今日この頃、やはり俺は読書に専念  カノジョ宅のテーブルの下敷きにされていた、この本を借りました。  真梨幸子さんの描かれた本は初めて読みました。 読んでみた感想・・・(ネタバレ注意  )・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 虐待を受けて育った少女が、一家惨殺事件を生き残ってからの人生の物語。 母親のようになりたくないと強く思いながらも、母親と同じような道を辿って生きてしまうフジコ。 人間ってそんなに簡単に殺せるのか とか、死体ってそんなに簡単に隠せるのか という細かい疑問は残りますがフジコの精神が浸食されていく様子は、禍々しい。 読み進めていくうちに、どんどん負の気持ちに支配されてゆきます。 しかし、彼女の衝動は子供が癇癪を起こしてオモチャを壊すような、 わがままで身勝手な化け物にしか見えない稚拙な面も。 少なくとも爽やかな秋の空の下で読む代物ではなかったですね(＾＿＾；) 面白かったですが。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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