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カテゴリ:本
こんな日はお菓子をつまみながら 読書でしょう 好きな作家の1人である東野圭吾の本、久々に買いました ナミヤ雑貨店の奇蹟 ★あらすじ★ 悪事を働いた3人が逃げ込んだ古い家。 そこはかつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。 廃業しているはずの店内に、突然シャッターの郵便口から悩み相談の手紙が落ちてきた。 時空を超えて過去から投函されたのか? 3人は戸惑いながらも当時の店主・波矢雄治に代わって返事を書くが・・・。 次第に明らかになる雑貨店の秘密と、ある児童養護施設との関係。 悩める人々を救ってきた雑貨店は、最後に再び奇蹟を起こせるか!? ★感想★ ミステリーではなくファンタジー。 東野小説の中では異色の部類に入るのではないでしょうか。 連作になっていまして、 全ての登場人物が雑貨店と児童養護施設の時空を超えた線でつながってゆくのですが、 物語の順番と登場人物たちのつながりが非常~に上手くまとまっています。 様々な視点から物語が展開されていくと同時に、 過去と未来がうまく結びついており最後まで楽しめました。 手紙での相談内容や回答もよく考えられています。 店主・波矢雄治の言葉で 「明日は今日より素晴らしい」 最後に出てくる、 「白紙に地図を書く無限の可能性」 心にじんわり沁みてゆきます。 久々に爽やかで、気持ちのいい作品と巡り合えました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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