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テーマ:旬・シュン・しゅん♪(3075)
カテゴリ:飲食
たまに旨い刺身が食いたくなるのだが、海の無い奈良県で、なかなか旨い刺身になる魚が手に入らない。
いや、決して近所のスーパーのモノが悪いわけでは無く、俺が食い慣れたふるさとの魚を扱っていないだけかもしれない。 となると、我がふるさとの鳥取県から通販で魚を取り寄せることとなるのだが、俺がゆっくり酒が飲める時間と、食べたい魚が入荷する時期と相場のタイミングが合う時ってのが、なかなか無い。ま、年に1回か2回かな、迷わずクリックできるのは。 今回取り寄せたのが、白イカ、モサエビ、トビウオの三種類。 これをさばいて刺身にするのは、家内では無く、常に俺の仕事。 家内が出来ないのではなく、俺が自分の食いたいようにさばいて切って盛りつけるのが楽しいからなので念のため。 これは白イカ(剣先イカ)とアゴ(トビウオ)。 中学校の時の美術の点数が最悪だった頃から、盛りつけの美学などの美的センスには見切りを付けているので、見た目は最悪だと自負している。 というか、全然盛りつけには気にしていない。 こちらはモサエビ(クロザコエビ)。 生きているうちは綺麗で旨そうだが、いざ死んでしまうと色変わりが早くて、そのうち黒くなってしまうので、地元以外ではなかなか流通していないエビである。 ただ、食感、甘さは他のエビ類を寄せ付けないくらいすばらしいので、俺のお気に入りの一つなのである。 色変わりの早さから都会に流通しないので、逆に地元でも旨いくせに安く買えちゃって実にありがたいエビである。 これを食うと、正直甘エビを買って食うのがアホらしくなるくらいである。 でも、今以上に冷凍技術とか鮮度保持のテクニックが進化していくと、このモサエビは確実に値段が上がる食材だと思うので、今のうちにきっちりしっかり食っておくべきだと思っている。 白イカ4杯、モサエビ30尾、トビウオ2本で送料含めて3,000円強。 へたに居酒屋に行くよりよほど家族全員幸せになれてしまうのである。 イナカもんに生まれてよかったなあ、と、鳥取のある北西の空を眺めながら、清く正しく鳥取産の純米酒をぐびぐびあおる秋の1日なのであった。 ああ、酒が止まらない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年10月23日 00時39分18秒
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