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カテゴリ:飲食
奈良に旨い物無しという格言があるらしいが、それに反して奈良名物の柿の葉寿司は実に旨い。
俺も大好物なのだが、如何せん買えば高い。 しかし、食いたい。 ならば自分で作るしかない。 というわけで、3年か4年前にたまたま干し柿作成中に落っこちた実の中の種から芽を出した渋柿の苗を、これはラッキーと大事に育て、今年ようやくまとまった数の柿の葉を採集できたので、柿の葉寿司を作ってみた。 柿の葉は渋柿の葉っぱ。40枚。 鯖はスーパーで買った塩鯖まるまる1本を三枚におろし、ちょっと塩を振って水分を抜き、軽く水洗いしてから三杯酢に10分。 ご飯は5合炊いて普段より甘めの寿司酢で寿司飯に。 思ったより柿の葉っぱが小さくて、売ってあるようには寿司全体を包めなかったが、なんとか形にして、ケースで圧迫。 ほんとは一晩ならしてからの方が味がなじむらしいが、我慢できずに即日夕げの食卓へ。 驚いたのが家内と息子。 素人の初挑戦にもかかわらず、お店で買ったのと変わらぬくらい旨いのだそうだ。 作った俺も試食してみてオッタマゲーション。こいつはマジで旨い。 いつもは家族で、「父さんと母さんは二つずつもらうから、K助は三つ食べてええよ」などと言って、買った柿の葉寿司を質素に仲良く分けて食べていたのだが、今日は遠慮はいらぬ。 まだ30個以上あるぞ。 K助、好きなだけ食えよ。俺もわしわし食ってやる。いや、こんなに食い切れぬ。 夢のような柿の葉寿司食い放題が三日も続いた幸福の週末なのであった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年10月23日 22時11分44秒
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