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2008年03月15日
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カテゴリ:ガンダム関連

第23話「世界を止めて」

リボンズにも知らされていなかったガンダムに搭載されている機能『トランザムシステム』
そしてヴェーダ内にあったマイスター達のデータの完全消去。
イオリア・シュヘンベルグの予測する範囲にあったという事なのか?…アレハンドロは自分の計画が狂わされた事に彼の意志に踊らされている事を痛感させられていた。
『噛みを気取る不遜な理想主義者』とシュヘンベルグの事を称するアレハンドロ。まぁそうそう自分の思うようにはならないという事でしょかね。

その頃、プトレマイオスでは、次の攻撃までの時間、ガンダムの整備補給する傍らスメラギを含むガンダムマイスター達とこの『トランザムシステム』について話合いをしていた。

機体に蓄積した高濃度圧縮粒子を全面開放し一定時間スペックの3倍に相当する出力を得る。オリジナルの太陽炉のみに与えられた機能。トランザムを使用した後は、機体性能が極端に落ちる…トランザムシステム。

そこに刹那から暗号通信が入る。
地球での戦闘で擬似太陽炉搭載型モビルスーツが全機宇宙に上がった事とガンダムスローネの1機が敵に鹵獲された事。そして鹵獲したのはアリー・アル・サーシェスである事を知らせる。この報告に敏感に反応したのはロックオンなんですよね。自分の家族をテロによって殺された首謀者ですからね。

そのサーシェスは連邦軍と共に空に上がっていたんですね。
鹵獲したスローネ・ツヴァイの整備補給をしてもらって上機嫌です。そこへ人革連のセルゲイが声を掛けてくる。セルゲイ達、軍人達には自分の名前を偽名で名乗っている訳なんですね。フランス第4独立外人部機兵連隊・ゲーリー・ビアッジ少尉って雫
でサーシェスが何故一緒に行動しているかというと連邦軍の『ガンダム掃討作戦』に参加する事になったからなんですね。それはやはりガンダム鹵獲したという腕を買われての事なのでしょうが…しょんぼり

「どうやってこのガンダムを鹵獲したのか?」セルゲイの質問に
「それは企業秘密って事で」
ってそりゃ言えませんわな雫

帰還しているラッセ刹那答えは出たのか?とラッセの問いに刹那は
「分らない。だが俺は…俺達はイオリア・シュヘンベルグに託された。なら俺は俺の意志で紛争根絶の為に戦うガンダムと共に」
「正直、俺は扮装根絶が出来るなんておもっちゃいねぇ。だがな俺達のバカげた行いは、良きにしろ悪しきにしろ人々の心に刻まれた今になって思う。ソレスタルビーイングは俺達は、存在することに意義があるんじゃねぇかってな…」

「存在すること?」
「人間は経験した事でしか本当の意味で理解しないということさ」
そんな二人の会話を妨げるように国連軍の軍隊を捕捉する刹那達。それと同時にプトレマイオスでも敵の輸送艦を捕捉していた。戦闘態勢を整えガンダムマイスターに出動を命令するスメラギ。但し、ロックオンだけは待機なんですね。片目では戦闘に支障が出てしまいますもんね。それにロックオンは今回の戦闘に感情も熱くなっている様ですし…大人しく待機する様な人ではないとティエリアがロックオンの出動口にロックかけちゃって雫
ロックオンだけにロックをかける?ってオヤジギャグの様な気も大笑い

「少し強引じゃないのか」アレルヤはティエリアに尋ねるのですが
「口で言って聞くタイプじゃない。私は前回の戦闘で彼に救われた。だから今度は私が彼を守る」って何だか今までのティエリアの言葉とは思えないんですけどぽっ

いよいよ連邦軍との戦闘に…ガンダムを殲滅作戦です。
連邦軍の中にやはりサーシェスが参入しているんですよね。彼の狙いはヴァーチェ?そしてピーリスと対峙するアレルヤ…この戦いはかなりの打撃を受けそうな戦いの様です。
一旦、ガンダムを退却させようとするスメラギですが、待機していたデュナメスが出動。
落ち着いて待機なんて出来ないロックオン。目の前にはあのサーシェスが居る事が解っているのですからね。

さてピーリスと対峙しているアレルヤですが、押されているアレルヤの機体に『トランザムシステム』が作動。そしてもう一人の人格・ハレルヤがアレルヤに声を
『脳量子波は俺が遮断してやったぜ。ぶち殺せよアレルヤ~!!』
アレルヤって優しいんだか雫こういう時、自分が出て行くはずなんでしょうが、今回はアレルヤ援護な訳なんですね。その動きがニュータイプもどきな動きでグッドいや~久しぶりにMS戦闘シーンを見た様な気がしてしまいます。

囲まれていたヴァーチェもまた『トランザムシステム』を作動。
それでも敵の数は半端じゃない雫まだまだ危険な状態が続く中、ティエリアを助ける機体が…ロックオンがまたティエリアを援護してくれるんですね。
そしてそのまま対艦攻撃に移行するデュナメス。
ロックオンの体を心配するティエリア。その気遣いに感謝しながら作戦を遂行していく。

戦闘状況の報告を聞いているスメラギはロックオンが対艦攻撃に突入した事を知る。
『急いで刹那…彼を助けて…』
嫌な予報ですねしょんぼりもう既に此処でロックオンに死亡フラグが立っている様な気がしてきましたよ雫

ロックオンは一気に戦艦を狙い壊滅しようとします。
カティ大佐の乗船する艦以外すべて撃沈。そして残るはカティの戦艦のみといった所でサーシェスが現れます(カティ大佐…免れましたねぽっ)
サーシェスの乗るスローネツヴァイを発見したロックオンはそのままサーシェスと交戦状態に。サーシェスである事を確認したロックオン。そしてサーシェスと話をしながら戦っていく。アイルランドの自爆テロ。関係のない人間までの命を奪った男。ロックオンの感情が段々と高ぶっていく…このシーンは藤原さんも三木さんも迫真の熱演でした。

一方、刹那は戦闘宙域を目指しトランザムシステムで向うことに。
その間でもサーシェスとロックオンの戦いは続いています。
「てめぇは戦いを生み出す権化だ!」
「わめいてろ!同じ穴のむじなが!!」
「てめぇと一緒にすんじゃねぇ!!」

そんな二人の戦いに邪魔が入ってしまうんですね。ダリルです。
ハワードの敵を取る為にデュナメスに攻撃してくるんですが…う~ん。これって八つ当たりの様な気もしてしまいます。ダリルの体当たりでロックオンの右目が見えていない事を知るサーシェス。
「右側が見えてねぇじゃねぇか~!」
右側を攻撃されデュナメスの機体が再び損傷してしまい戦闘不能に。
「仕留め損ったか…しぶてぇ野郎だ!」
息の根を止めたいサーシェス。

「ハロ…デュナメスをとレミーに戻せ」
ハロに命令し、自分はデュナメスから離脱して何やら最後の攻撃を開始するようです
「ロックオン。ロックオン」
心配そうなハロの声。
「心配すんな。生きて帰るさ」
ハロの頭を撫で宇宙へ出るロックオン。何度もロックオンの名前を呼ぶハロ。
「太陽炉を頼むぜ。あばよ相棒」
死を覚悟してサーシェスの息の根を止め様という訳なんです。
サーシェスもまたロックオンを捜しています。二人の攻防戦はまだ終わっていない。
「何やってんだろうな俺は…けどな…こいつをやらなきゃ…敵を取らなきゃ…俺は前に進めねぇ…世界とも向き合えねぇ…」
ロックオンはGNアームズを使いサーシェスに止めを刺そうと考えてた訳なんですね。
サーシェスもまた生態反応を確認。
「だからさ…狙い撃つぜぇ~!!」
何かをサーシェスが叫んでいるのですが、その言葉は語られませんでした。
そしてロックオンとサーシェス。二人ともお互いの攻撃が命中。サーシェスは爆散しちゃったのかしら?ロックオンは宇宙の塵と一緒に飛ばされてしまいます
「父さん…母さん…エイミー…分ってるさ…こんな事をしても変えられないかもしれないって…元には戻らないって…それでもこれからは明日は…ライルの生きる未来は…」
刹那の乗るエクシアを確認したロックオン
「刹那…答えは出たのかよ…」
ロックオンを捕捉する刹那。刹那はロックオンを救出しようとするのですが…
GNアームズの暴発が発生。ロックオンはその暴発に巻き込まれる事に…。
ロックオンは、その暴発の巻き込まれる前に地球を眺めながらこんな事を言います。
「よお…お前ら満足か?こんな世界で…俺は嫌だね…」

あぁ…とうとう一人退場になってしまいました。
でもふと思ってしまったんですよね。…ロックオンに似た双子の存在を…。
何だかその人が??とか思ったんですけど…あれっ??もうすぐ1部終了なんじゃ雫

プトレマイオスではキュリオス・ヴァーチェの帰還を確認しそしてデュナメスも帰還の途に着いた事を確認します。全員無事!!一同は喜ぶのですが…
「ロックオン…ロックオン…」
何度も叫ぶハロの声でみんながロックオンが帰らぬ人になってしまった事を知るのです。
一気に悲しみが溢れ出す艦内…そして刹那は宇宙に向って吼えるのでした。

って事でとうとうガンダムマイスターの中からも退場者が出てしまいました。ちょっと前からロックオンにフラグが立っているのを感じてましたが…地球を手に掴もうとする演出はなかなか良いシーンでした。






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最終更新日  2008年03月15日 22時28分37秒
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