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カテゴリ:本の紹介
このブログでやりたいと思っていたことの一つ。
「この本、面白かったし、お勧め!」 というのを紹介するコーナー。 その一発目。 オーガステン・バロウズ「ハサミを持って突っ走る」 育児能力のない母親のもとを離れ、母親の主治医の家族と共に暮らすことになった主人公のオーガステン少年。ところが、主治医もその家族も、みんな強烈ではちゃめちゃな人ばかり。そんな中でオーガステンは、自分なりのでたらめな選択をしながら、とにもかくにも突っ走って生きていく。 作者の実話であり、この奇妙奇天烈な登場人物もすべて実在。にわかに信じ難い話だけれど、 この弾けまくった感覚に、性格のおとなしい僕などはすっかり圧倒されました。 これは特に「自分でも個性派の小説を書いている」という人と分かち合いたい一冊。 読んでもまったく感動しません(笑) あまりにぶっ飛んでいて、普段、川端康成とか伊藤左千夫とか読んでいるような人がこれ読んだら、頭がショートして発狂すること請け合い!(いらねえ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.06.05 22:34:56
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