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祈りと幸福と文学と

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2018.09.06
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カテゴリ:キリスト教
高原 利生様

コメント有り難うございます。
お答えになっているかどうかわかりませんが、神は愛するがゆえに、人に自由をお与えになりました。

「愛」と「自由」は、相反するものでもなく、対極にあるものでもなく、
「愛」は「自由」の原因であり理由なのだと、言っているつもりです。



よく言われる話ですが、

神はエデンに園を設け、そこに木を生えさせました。
そして人に、

「どの木からでも、思いのまま食べていいけれど、善悪の知恵の木から、実をとって食べちゃダメだ。食べたら死ぬよ」

と命じておきながら、園のど中央に、善悪の知恵の木を生やしておくんです(笑)

しかも、その実は、おいしそうだったばかりでなく、
食べたら賢くなりそうだったと、聖書にはあります。

食べますよね。





もしも。
神が人を、ただ命じられたことに服従するだけの、奴隷のようなものとして創造されたのだとしたら、
こんなところに善悪の知恵の木など、生やしておくはずがないと思うのです。
でも、そうはなさらなかった。

それを食べた時に、背負うことになる悲しみについて、神は人に警告なさいましたが、
結局のところ、知恵の実を食べるも、食べざるも、神は人の自由に任せられたのです。

善悪の知恵の実を食べた人は、

  目が開け、
  自分たちが裸であることに気がついた。

これって、悪いことですか?




旧約聖書「創世記」2章から3章のこの物語は、
古代からの人間の永遠の問い

  なぜ、人は死ぬのか。
  なぜ、あくせく働かなければならないのか。
  なぜ、労苦の多くは報われないのか。

に、寓話的に答えたものだと思っています。

その寓話に描かれた人は、最初は種としての「ヒト」でした。
「犬」とか、「ミジンコ」とか、そういうレベルでの、「ヒト」です。
繁殖する限り、絶滅するまで、永遠の存在です。

しかし善悪の知恵の実を食べて、目が開かれた人は、
「ヒト」という種ではなく、「アダム」や「エバ」という、個人としての存在を自覚します。
個人として生きる運命を受け入れた人は、もはや永遠ではあり得ません。肉体が滅びれば、かならず死にます。

「ヒト」という種であれば、繁殖目的の雌雄でしかなかったアダムとエバは、
しかし個人として生きることで、
恋に目覚めます。
恋を知ることは、ほかの動物の知らない悲しみを背負うこと。

しかし、同時にそれは尊いことでもある。
そうではありませんか?

死んでゆく悲しみ。悲恋の悲しみ。
また個として生きる以上、避けては通れない、病の悲しみや老いの悲しみ。貧しさの悲しみ。
人がそうした悲しみを背負うことになることをご存知だったからこそ、
神は、人が知恵の実を食べることを禁じられました。

しかし同時に、目が開け、裸であることを知り、個として生き、恋を知る、そういう道を選ぶこともお許しになった。

いずれを選ぶことも自由となさったのは、神が人を気高いものとして創造し、深く愛しておられた証拠だと思います。

神は、良いものとして、人に自由をお与えになりました。
愛のゆえにです。





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Last updated  2018.09.06 22:46:44
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