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カテゴリ:心象スケッチ
感謝しています。もずです。なかなか更新できなくて済みません。
さて。 前回の「『令和』気に入りました」に、俳人のjiqさんからコメントをいただきました。有り難うございます。 ・・・『人々が美しい心と寄せ合う中で文化が生まれ育つ』って、マスコミも採りあげていないが、沖縄の「人々」の心中やいかに!!! 今必要なのは、貴景勝のことば『感謝と思いやり』なのではないのでしょうか?! 新元号「令和」が発表された時、安倍首相が次のような説明をなさいました。 『令和には、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味が込められている』 この解説についてのjiqさんのコメントだと思います。 上から俯瞰した話し方をするとき、どうしても、最大公約数的な物の言い方になってしまうんですよね。 でも最大公約数であるということは、そこから漏れている人々も当然いるということ。 そのことを忘れてはいけませんね。 美しく心を寄せ合えない「普天間基地移設反対派」の人々は、首相の談話を面白くない気持ちで聞いていたことでしょう。 (沖縄県民のすべてが「反対派」ではないにも関わらず、沖縄の「人々」と一括りにされることで、また面白くない気持ちになっている人もおられることでしょうが) 「美しい心を和して、次世代に受け継いでいこう」 これは、そういう願いだと解釈していいと思います。今がこうだと言っているわけでなく。 先日、NHKラジオで、俳優の仲代達矢さんのメッセージが放送されました。その中で仲代さんが、 「日本人は桜が好きですね」 とおっしゃっておられて、 僕など簡単にうなずいてしまいました。 でも、中には桜の大嫌いな人もおられるでしょう。その人は日本人ではないのかと言われれば一言もない。 こういう言い方はすべて最大公約数的な物言いで、そこから漏れる人のことを無視した言い方であることは否定できません。 とても大切なご指摘です。有り難うございました(^^) <近況> ・「TRIPPER」winter号に岡崎琢磨さんの「お参りに来る少年」という読み切り作品が掲載されていました。「おお、『珈琲店タレーランの事件簿』の人だ」と嬉しくなって読みました。中学生がお寺の納骨室へいつもお参りに来る。なぜか、という内容で、大げさな事件ではないところが微笑ましく思えました。 ・「TRIPPER」では村田喜代子さんの「妹の島」が面白くて、皆様にお勧めしています。 ・頭木弘樹さんの「絶望名言」を面白く拝読しました。ラジオの「ラジオ深夜便」で放送された内容を書籍化したもので、有名作家の吐き出す徹底的に絶望した名言の数々。絶望的な言葉だというのに、なぜか生きる力になっていく不思議。この本もお勧めです。 ・6日、久しぶりにお休みをいただきました。朝の遅い時間まで眠りこけ、用事を済ませてから一番したかったことをしようと思い、倉庫から岩波書店の「漱石全集」を引っ張り出して『心』を読んでいたら、いつのまにか寝落ち。…いったいどれだけ寝るんだ? 笑 ・本日は、福岡県議会議員選挙、そして福岡県知事選挙がありました。夕方、選挙から帰って、うちの奥さんが作ったプリンと、マヒワが焼いたケーキを、家族みんなでテーブル囲んでいただきました。とても幸福なひとときを味わいました。感謝です。 #令和 #桜 #仲代達矢 #沖縄 #普天間基地 #NHK #TRIPPER #岡崎琢磨 #村田喜代子 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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