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カテゴリ:心象スケッチ
――ペシャワール会・中村哲氏の死を悼む
ありうべきことにはあらず寒鴉 狙撃者を主よ裁きたまえ冬の駅 寒竹林ペシャワール会の偉人逝く どうか中村氏の魂を主が御許に招き、いつくしんで下さいますように。そして氏の蒔かれた種が、かの荒涼の地で豊かな実りを結びますように。 * バタバタしていて、このブログではまだ触れておりませんでしたが、実は、教会暦ではすでに待降節になっております。 救世主のご降誕を待つ暦。 また、来る救い主を迎えるために、心の準備をする期間でもあります。 過日、ローマ教皇が来日したことを受け、 「キリスト教がこれまでどれだけ人を虐殺してきたか。その口を拭って何をきれいごとを」 というコメントが、ある人のブログに寄せられていました。 何事においてもマイナスにしか着目しない人はいるものです。 キリストのみ言葉に出会い、絶望から立ち上がる力を与えられた人。死にのぞんで、御国に希望をおいて安きを得た人。そういう人たちはこの2020年の間、世界中にそれこそ星の数ほどいたはずですが、そういうのはまったくカウントしないで、ただ「殺した数」とか、そういう極端なマイナスにばかり着目し、それを賢さだと自惚れているかなしい人も、実は大勢おられるのかもしれません。 しかし、そういう人にも神は雨を降らせ、日を昇らせて下さいます。 僕らはなおさら、そういう人たちの分まで、神をお愛ししなければと思うのです。 闇の世に光くるを待つ待降節 作品番号88番、本日脱稿。今年の小説執筆はこれで年納め。 最初は苦しみましたが、結局、楽しい執筆となりました。感謝です。 ……と思ってたら、手直しの必要な箇所が死ぬほど出てきて、ふたたび推敲中。 ああ、また睡眠不足! 【PR】----------------------------------------------- 【送料無料】 聖書 聖書協会共同訳 引照・注付き SIO43 / 日本聖書協会 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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