|
カテゴリ:心象スケッチ
「言葉力アップグレード」というブログがあり、そこに「雪の呼称いろいろ」というページがあります。雪の種類を36種類紹介してくれているページです。
瀬戸内育ちのもずが、冬の北近畿や北陸、岩手県遠野市などを旅したとき、本当に驚いた雪のさまざまな表情。そんな雪の表情のひとつひとつに、いにしえ人は名前をつけて親しんできたのですね。 その最後に「雪の卵」という言葉が紹介されてました。 引用します。 -------(引用)----------------------------- 地上4千〜5千メートルの上空にある空気が十分な水蒸気を含み、また、「氷晶核」という微細な塵を含んでいると、その氷晶核を中心として、水蒸気が小さな氷の結晶をつくります。 それは「氷晶」といわれるもので、「雪の卵」のようなものです。 卵の大きさは約50分の1ミリメートルですから、目には見えません。 高度4千〜5千メートルの上空で作られた「雪の卵」が高度3千メートルほどまで落ち、そこに過冷却の雲(零度以下でも凍っていない水滴でできた雲)があると、雪の卵は次第に大きくなっていきます。 大きくなった卵はその後も下降を続け、ほかの卵と衝突して合体しながら、ますます大きくなっていきます。 そのようにして大きくなったものが「雪」です。 --------(引用おわり)------------------------- 雪の卵。 なんだか魚の卵を連想してしまいました。つぶつぶで、きらきら光って。 「氷晶」という言葉もきれいですが、「雪の卵」だといっそう詩を感じます。 小説のタイトルにもいいですね。 【PR】----------------------------------------------- 【送料無料】 聖書 聖書協会共同訳 引照・注付き SIO43 / 日本聖書協会 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[心象スケッチ] カテゴリの最新記事
|