カテゴリ:なんじゃこりゃ
珍さん、数ヶ月ぶりに床屋に行ったのこと。 日陰の野菜同様で、珍さんの頭髪は発育が悪いアルから、数ヶ月に一度で十分のこと。現役の頃は、「男も身だしなみが大事」と4,000円くらいの床屋に通っていたアル。 定年退職後、年金暮らしになってからは、1,000円床屋に変更。しかし洗髪もヒゲ剃りもして貰えず、最後には、頭にくっついている切った髪の毛を、掃除機と同じ機械でガーッと吸われるアル。 まるで珍さんがチリになったような気がするのこと。家庭では粗大生ゴミ扱いされ、床屋ではチリ扱いアル。珍さんの誇りがホコリになってしまうアル。 そこで、最近見つけた1,700円床屋を試してみることにしたアル。その店は、たったの1,700円で普通の4,000円床屋と同じ仕上げをしてくれるらしいアル。 しかし、入り口のガラスには「60歳 1,500円」の文字が書いてあるのこと。 珍さん、いくら年金生活者とはいえ、まだ200円まけて貰って喜ぶほど落ちぶれては居ないつもりアル。パチンコをすれば、200円なんぞ、ほんの数秒で消えていく金額アル。 金を払う段になったら、「普通料金で結構です!」と言う事に一大決心をして床屋に入ったアル。 たったの15分、先に隣で散髪して貰っていたニーチャンよりも早く、珍さんの散髪は終了してしまたアル。気が利かない床屋アル!次の客人が待っている訳でも無いアルから、もっとじっくりやってくれれば良いアルに! いよいよレジに行ったら 「失礼ですが、60歳になりましたか?」 と訊かれたアル。珍さん、 「いや、62歳でっけど、普通料金で結構デンガナ。200円は社会奉仕に寄付しマンガナ。金ならうなるほど有りマッセ」 と答えようとしたアルが、珍さんの口から出た言葉は 「い、い、い、一応!」 店員はサービス券にスタンプを押しながら 「10回貯まると1,000円引きです」 「あ、あ、あ、あ、ありがとう」 情け無~~~い!翌日会社に行ったら、アルバイトのネーチャンが「珍さん、カ、ワ、イ、イ!」と言ったのこと。「素敵!」と言われるなら嬉しいアルが、ションベン臭い小娘に可愛いと言われると、何と返事をして良い物か・・・ オノレ、武士に向かって「可愛い」とは何事か! 拙者を馬鹿にすると手込め、ア、ア、ア、アイヤー、そんな体力は無い、手討ちに致してくれるワイ。 そこに直れ!!! オホッホッホッ、珍さんがトッチャン坊やだからイケナイんですよ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年11月11日 11時20分07秒
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