珍国際の書斎

　我が家の「お節料理」を紹介するのこと。我が家のカミサンは日本の中心部・長野県の生まれアルから、多分、関東風と関西風がミックスされていると思うアル。




　まずは向付（むこうづけ）から紹介するのこと。

珍さんの大好物、「紅白の蒲鉾」、アサリの貝殻の上に載った「ナンボでっか？」、ア、ア、ア、アイヤー、「イクラ」、卵焼き、煮こごりアル。

　左手前の松葉には赤い花が添えられているのこと。カミサンのこだわりアルな。




　飯は丑年（うしどし）アルから、牛の形にしたとか。手が込んでいるのこと。何も南天のみやカンピョウのリボンまで・・・と思うのは、風流を理解しないオッサンらしいのこと。




　煮物は、カミサンの言によれば「薄味の関西風」とか。珍さんは最初にタケノコを食べ、最後にもタケノコを食べるのこと。

　右端に在るのは珍さんの畑で採れた大野芋の煮物。美味美味！




　預け鉢。珍さんの大好物の数の子とブリの昆布巻きがメインのこと。珍さん数の子を食べないと正月気分にならないアル。




　「ブログに載せる」と言ったら、ご丁寧にも数の子にまで熨斗飾りが・・・




　皿の隅には、この日の為に家族４人分として折った何十羽もの折り鶴の内、金色と赤色の姿が見えるのこと。




　そして焼き物と吸い物を兼ねた、メインディッシュのお雑煮登場アル。

　写真では沈んでしまって写っていないアルが、真鯛の切り身も入っているアル。モチは関東風の四角いモチのこと。




　八寸は黒豆の煮物とチョロギアル。

　しかし、チョロギってちいとも美味くは無いし、年に１回、正月にしか登場しない可哀想な野菜アル。作る手間と収穫の手間は他の野菜と同じアルに・・・




　羽子板に乗っている菓子は、京菓子風の洒落た物だったアルが、呑兵衛の珍さんにとっては甘くてツライ・・・




　湯は昆布茶。それも金粉だったのこと。

　「もう一杯飲みたい」と言ったら、「それは高いから一人一杯だけ！」と怒られたのこと。年金暮らしはキビシイ・・・