珍国際の書斎

　カミサンが、「変な虫が居る！」と持って来たこと。

　珍さん、見た瞬間、「随分痩せたカマキリだなぁ！まるで針金細工だ！」と思ったアルが、善く善く見たらナナフシだったアル。

　本では見たことが有るものの、実物を見たのは生まれて初めてアル。余りにも足が細い為に、歩く度に身体がユサユサと揺れる姿が実に滑稽アル。










　普段はこんな格好で歩いているのこと



























　ところが、カミサンが捕まえてきた時には、こんな状態だったのこと。

　？？？

　どうやら枝に化けたつもりらしいのこと。両方の前足をピッタリ揃えて反（そ）っくり返り、中足と後足をピンと伸ばしているアル。「良く考えた！」と誉めてやるのこと。

　専門用語では擬態というのこと。

　










　胴体にハッキリした節が７つ見えるから「七節」（ナナフシ）という名前が付いたアルが、解剖学的には１０節らしいのこと。今更、改名するのも何だしなぁ・・・

　それにしても、良く見れば１０節有る事が分かるのに、どうして「七節」なんて名前にしたアルか。

　「それが七不思議なんじゃよ！」

　お後が宜しいようで・・・