テーマ:重根島だより(11)
カテゴリ:ネコラジオ顛末記
捨てるラジオあれば、拾うラジオあり・・・ア、ア、ア、アイヤー、捨てる神あれば、拾う神ありで、二日酔いの為、ブログの更新も出来ずに寝込んでいたら、和歌山県の重根島総合病院から「隣のトトロ風・猫型ラジオ」のレストア日記・第一弾が届いたのこと。 トトロ・ダリ猫ラジオ 初診 『院長』 遠路はるばると、ついに届きましたね~ 『婦長』 届きました。 『看護婦』 この画像は、オークションサイトからのタングステン電球撮影の無断借用です。 『院長』 しかし、想像以上の状態ですね。 『婦長』 色々と苦労があったのですね。ヨ ヨ ヨ ヨ ヨ ! 『院長』 婦長は、もう泣いています。 『看護婦』 この画像も、オークションサイトからの無断借用です。 『婦長』 後姿も嘆かわしい。 『看護婦』 天井が、今にも真空管を押し潰しそうです。 『院長』 押しつぶすと言うより、天井の梁を支えている感じですよ。 『看護婦』 左側ツマミの上部からの眺めです。 『院長』 ケースの収縮によるツマミ軸の歪み(実は軸方向は正常)が目立ちますね。 『婦長』 院長、固着しているのかツマミは全く廻す事が出来ません。 『看護婦』 同じく右側のツマミです。 『院長』 左と同じようにケースの収縮による軸位置歪が認められます。こちらのツマミも固くて回すことが出来ません。 『婦長』 ほんとうに、何があったのでしょうね。 『院長』 天井、側板、おまけに前面パネルにも歪みが及んでいます。 『看護婦』 この画像、オークションサイトからの無断・・・ 『婦長』 もういいですよ。 『院長』 とにかく患者が診察の意志を示してほしいのですが、頑なに拒んでいます。 『婦長』 度重なる不幸が・・・・そうさせているのですね。 『院長』 診察をするには、赤矢印方向に出ていただきたいのですがピンク矢印部分の陥没で、重要部分が押し潰されていて出られない状態なのかも判りません。 『婦長』 白色及び緑色矢印部分の真空管も梁に押されて抜くことも難しそうです。 『院長』 ケース(特に天井部分)の垂れ下がりは顕著で、無理に押し上げようとすると硬化寸前の素材は割れてしまいますね。 『院長』 途中、細くなった部分を大きな物体を通過させる・・・・ まるでボトルシップの逆を行う超魔術的蘇生手術が必要ですね。 『院長』 側面のみならず、天井梁にも押しつぶされた難解な手術の行方は如何に・・・ 『婦長』 院長、気取っている場合じゃあ有りませんよ。この患者さんは、珍さんからの重根島レストア診療院に対する大兆戦ですよ。 『看護婦』 ハラハラ・ドキドキ! 『院長』 確かにそうですね。まるで一休さんのトンチ問答にも有りましたね。「蓋を取らずに、中身の吸い物を飲め!」とか「屏風の虎を捕まえろ!」とかの場面を思い出しましたよ。 『婦長』 ケースの一部を切断する他には絶対にダメだと思うのですが・・・・ 『院長』 ケースの目立たない所を切断し、あとで上手くゴマかす~ そのような事は、誰でも考えることですよ。大病院とおだて上げられ、「ケースに何も手を加えることなく、中身を出せるか!」との珍さんからの挑戦状ですよ。受けて立ちましょう! 『婦長』 その様な強がり言って、大丈夫ですか~ あとで恥をかくのは嫌ですよ。ケース(特に天井部分)の垂れ下がりは顕著で、無理に押し上げようとすると硬化寸前の素材は割れてしまいますよ。 つづく どうやら、このラジオ、昔は金持ちの家に生まれた箱入り娘だったらしいアルが、悪い男に騙され、家庭内暴力を受けて身も心もボロボロになり、今では引きこもりになっているアル。 さて、今後、どうやって彼女の心を開かせて、診察台に載せるのか・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年12月30日 12時05分38秒
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