カテゴリ:真空管ラジオのレストア日記
シャープの加湿セラミックファンヒーターが壊れたアル。息子が買って来たアルが、「何故、シャープのヒーターを?」と思うのこと。 パソコンやテレビなら分かるアルが、シャープのセラミックファンヒーター? 買って来て3年くらいしか経っていないアルに、最近「カラカラ」とファンが引っ掛かっている音が出始めたアル。 珍国際本部長はラジオのレストアを休んでいたラジオ配線係長を呼び出して修理を命じたアル。 ラジオ配線係長は、「ワタシの得意なのは真空管ラジオの修理でして、ヒーターの類は苦手です」と断ったアルが、 真空管ラジオもヒーターもエレキテルを使っている事にはかわりは御座らぬ。 治せなければ、年貢を倍に致す! その代わり、治せたら年貢を半分に致してくれるわい と脅かされて、やむなく修理を始めたのこと。しかし中を開けてみると「たかがファンヒーター」と思ったのが大間違いだったのこと。 内部はまるでコンピューターのこと。ラジオ配線係長は取り敢えず、あちこちの角度から基板の写真を撮り、配線を記録したアル。 それから、掃除機で堆(うずたか)く積もっている埃を吸い出したアル。そして、加湿用の水を貯めるタンクを清掃。タンクには大きなカルキの塊が付いていたアル。 ファンの部分をチェックしたアルが、特に問題は無いアル。何処から音が出ていたのか不明アル。 それでも、全ての部品を付け直して、電気を入れたところ、アーラ不思議。異音は完全に消えたのこと。 どうやら加湿用の水を吸い上げるポンプにカルキが絡まっていたらしいアル。 デタラメに弄(いじ)っただけで良くも治りましたね。 偶然とはオソロシイ物ヨノウ、フッフッフ・・・ ラジオ配線係長は、治せば年貢を半分にしてくれるのを知っていて、わざとヒーターの中に異物を仕込んだらしいですぜ。 我々も、江戸中のファンヒーターに異物を仕込んで、治した振りをすれば莫大に儲かり、殿の大老出世も間違い無しでごぜーやすよ お主もワルよのう、相模屋 越後屋です! オノレ、人の苦労も知らないで勝手な事をほざきおって。 成敗してくれる、そこに直れ! なんでもいい 呑も呑も お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年01月11日 11時04分25秒
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