テーマ:重根島だより(11)
カテゴリ:ネコラジオ顛末記
和歌山県の重根島診療院から、引きこもっていたトトロ・ダリ・ネコ・ラジオが家から出てくる映像が送られて来たのこと。初めて中身が少し見えているアル。
産婆立会いのもと、分娩中の画像です。 何十年間か知らないアルが、貧しくてボロボロに焼けただれた家の中に棲んでいたネコ娘が外に出始めたらしいアル。 珍さん、もっと埃だらけになっているのかと想像していたアルが、狭い家で上から埃が落ちてくる隙間すら無かったのか、あまり埃は見えていないアル。それとも出産時に埃を払いながら生まれてきたアルか。 心を閉ざして家の外に出たがらなかったネコ娘は意外に傷んでおらず、家の外に出さえすれば、回復は早いかも知れないアルな。 追伸 先程 送信しました画像は、分娩寸前です。それより少し時間を戻した画像もお送りいたします。 入院時に簡単に清掃を行ったのですが、真空管の裏側には まだ埃が目立ちますね。 右側の整流管12F&出力管6ZP1は、抜くことができましたが、その隣の6ZDH3Aは天井につっかえて抜くことが出来ない状態でした。 PTの錆や、SPのお尻の錆が顕著に現れています。 1枚目の写真を見て「そんなに乱れた生活をしていなかった」と思い込んだ珍さん、ア、ア、ア、アイヤー、甘かったアル! やはり、家から出て来た瞬間は酷いホコリまみれだったアルな。それも写真で見る限り、水気を含んだようなホコリで、グチャッとしているように見えるアル。 サビとホコリの状態から判断すると、この不幸な娘は火あぶりにされた後で、水責めにされたのかも知れないのこと。これ程、悲惨な娘は居ないアルな。 右端のパワートランスは絶縁紙の間にも水気を含んだホコリが入り込んでいるように見受けられるアル。 微塵の妥協も許さない重根島診療院長のことだから、場合によっては完全に分解して、線を巻き直すような事までされるかも知れない・・・と、プレッシャーを掛けたりして。 焼けただれて天井が落ちてしまった家の中でも身長が伸び続けたのか、検波管の6ZDH3Aの頭は天井につかえてしまっているのこと。 珍さんの見立てでは、多分、重根島診療院長は6ZDH3Aのソケットを止めているリベットの頭を電動ドリルやルーターで削り取ってリベットを抜き、真空管ソケットを外してから6ZDH3Aを斜めにして取り出すのではないかと思うアル。 さてはて、重根島先生がどうやって真空管を抜き出すかが楽しみのこと。 次回に続く・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年01月17日 18時25分05秒
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