カテゴリ:講演会
こちらに帰ってから、父の関係で、第一線の経営者の方々から
お話をお伺いする機会を多く得ることが出来ました。 3月 崎野さん ((株)サキノ) ダスキン洗浄工場見学も 4月 仲上さん ((株)不動産流通センター) 不動産業 5月 松田さん ((株)モンブラン) 製菓業 5月 吉岡さん (吉岡興業(株)) 機械工具商社 6月 籠谷さん (カゴタニ) 卵加工工場見学も 6月 納さん (保険) 契約高世界トップ 6月 日創研(檜山さん) 『社長力・管理力・現場力の三位一体の強化』 8月 田村さん (田村一美公認会計士事務所) 公認会計士 9月 桑田さん (但陽信用金庫理事長) 銀行 10月 近津さん ((株)ダイキン) 唐木輸入販売 木材加工場見学も 10月 辻さん (大峰堂薬品工業(株)) 医薬品製造 ===== 9月には「盛和塾」の全国大会があり、稲盛さん(京セラ会長)はじめ、 たくさんの経営者の方々の実体験を踏まえた経営ビジョンの話をお伺いしました。 どの方のお話も、単なる金儲けとしてのビジネスではなく、 自分たちのビジネスに誇りをもって、それをいかに社会に還元していくか、 という視点、志が含まれていて、聞いていて非常に元気付けられました。 ----- また、「講演会」としてお話をお伺いしただけでなく、 ピアサービスの岸本社長、モリスの森本社長、キング醸造(日の出みりん)の大西社長、 阪神工業の衣笠社長、昭和住宅の湖中社長はじめ、たくさんの方々から、 直接に、経験談、経営哲学のお話をお伺いさせて頂いたのも貴重な体験。 ----- 池田銀行神戸店の支店長をはじめとする皆様や、(但陽信用金庫の方々からのお話、 税理士の井上先生、弁護士の安平先生や深川先生とのお話は、雑談一つとっても、 今の時代の最先端を切り取った内容で、非常に示唆に富むものでした。 ===== もちろん、これらのお話は、単なるビジネスのお話だけにはとどまらず、 神戸YMCAの今井先生のお話や、自由学園の渡辺和子先生のお話、 播磨町国際交流協会の先生のお話に代表されるように、 これからの時代をどう生きるかを深く考えさせられもしました。 ===== 2007年の漢字は「偽」に決まり、老舗企業の偽装問題が次々に明らかにされた一年でしたが、 私は、それでも「企業の良心」を信じたい、信じる、という立場です。 企業組織は、人が運営するものであるが故に、間違いをおかすこともあるかもしれませんが、 人が運営するものであるが故に、基本的には信じられるものである、と。 情報社会の進展によって、これまで以上に、「信用」に重きをおかれる流れになっているからこそ、 「良心に恥じない」経営が求められていくことになります。 ----- 「消費者>メーカー>下請」の構造の中で、下請の立場からは、メーカーの意向には逆らえず、 そのメーカー、大企業が、コンプライアンス重視の姿勢を打ち出している以上、 産業界全体が、コンプライアンス重視の流れになっているわけです。 そして、その大企業を動かすのが「消費者の声」であるからこそ、 例えば、フェアトレードの進展や、環境配慮型の経営、児童労働の排除には、 「消費者」としての意見表明が価値を持つ。 「有権者」として、環境などの問題についてセンスのない政治家を排除し、 「消費者」として、値段だけではない商品選択を行っていくことが、 地道ではあるけど確実な社会変革への一歩なのです。 ===== なーんて、評論家めいたお話は、閑話休題(さておき)。 私個人の問題としては、これらのお話をお伺いした「私」が、 自分にどう生かしていくか、なのですけど。 とにかく、まず、自分の手許にある仕事を整理・統合し、効率化して、時間を作ること。 言うのは簡単ですが、なかなか…。 いくつかシステム化・効率化出来た仕事もありますけど、まだまだ本丸は遠いです。 うん。でも、一歩ずつでも前へ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 11, 2008 10:59:59 AM
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