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November 29, 2008
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カテゴリ:読書
新聞の広告で目にして、先日来、『オバマ演説集』を探しているのですが、
姫路のジュンク堂(ただいま引越準備中)では売り切れでした。
探してくださったお姉さん曰く

「今朝は、このあたりに並べてあったんですけどねぇ。」
「売り切れかなぁ…私も、今日だけで2,3冊扱いましたからねぇ。」


-----
ならば仕方ないと、今日は最近近所に出来た大型書店「フタバ書店」に。
コンピューターを叩いてくれた店員さん曰く

在庫がないですね。お取り寄せになります。

うーん、じゃ、いいです、と、次はイトーヨーカ堂内にある「くまざわ書店」へ。
担当のお兄さんは、「新刊書」「語学」「話題書」と棚から棚へと走り回って

すいません。在庫がないみたいです。お取り寄せされますか?

-----
すげー。すげー人気だ。
大型書店をこれだけ本気で回って、どこでも売り切れって。

 


代わりに、父から言われていた『ブラック・ケネディ』を購入。

これが、内容もさることながら、執筆者が面白い。
元は、ドイツの「ターゲスシュピーゲル」という新聞社のワシントン支局記者が
ドイツ語で書いた本を、日本語に翻訳。

さすが、世界中で注目されていた候補者だけあります。

=====
ここからは、少しだけ、この悪夢の8年間について。

-----
彼の演説を聞いて興奮し
そうだよ、あんた、ブッシュ以上だ!
と叫んだ聴衆の一人に対し、
大丈夫。君でも、ブッシュ以上の大統領候補にはなれるさ。
といなしたオバマ次期大統領に、私も同意見です。

-----
21世紀が始まり、9.11テロのあった、2001年。
年末に、その年を振り返って
今年は最高の一年だったよ!
と言い放った、自称「神の代理人」。

-----
小泉政権にとって最大の不幸は、同盟国であるアメリカの
カウンターパートがクズのチンパンジーだったことに尽きます。

しかも、4年で終わらず、8年も!

-----
チンパンジーの悪口は書くと長いので自制しますが、
平たく言えば、あんなのを大統領にして恥じないアメリカ人を
アホでクズで品がない生物として軽蔑した8年間でもありました。



今回の選挙で、ようやく、アメリカ人の知性と理性の回復を垣間見ることが出来ました。

-----
メディアは言います。
ブッシュの唯一の功績は、その政権運営によって、
オバマを大統領に導いたことだ。


そうか。
それならば、世界中にテロと恐怖と武器をばら撒いたクズにも
存在価値があったと言えるか。
まぁ、兵器産業とオイル産業にとっての神だったんでしょうが。

殺す価値もない以上に、生きている価値がない、
大統領史に汚点として永遠に刻まれる最低最悪の大統領

彼がキリスト教徒であることを踏まえて、敢えて言いたい。
自殺しやがれ、クソ野郎!(Kill yourself,Bush!)


-----
そう、新年から、ようやく21世紀が始まります。
願わくば、平和と対話の国際関係が築かれますように。

=====
寺山修司 『花嫁化鳥』



新刊文庫で並んでいたので、なんとなく気になって手に取りましたが、
想像以上にすごい。

寺山修司が、地方の風習やら「ヒバゴン」やらを訪ねた論考なのですが、
流暢な語り口の中が、「現実」と「知識」「自分の体験」を自然に結びつけ、
ふっと「物語」の深淵を垣間見せてくれるのです。

-----
日本の歴史には、暗い部分があります。

それは、「教科書に書かれない歴史」が切り捨てて顧みない
真の意味での「教科書に書かれない歴史」。

民俗学などがつまびらかにする、
渦巻く呪詛、怨念、怨嗟、差別、死、殺し、人身売買…
歴史の裂け目から垣間見える闇黒面(ダークサイド)

-----
それを、厭うのでも、距離を取るのでも、見ない振りをするのでもなく、
「あるがまま」に受け入れ、さらりと文章にしてしまう、寺山修司

優しさ、というより、強さ、なのか。

いや、さすがと言うか、何と言うか。

=====
重森三玲 『枯山水

ワタリウムさんの旅行や何やで、重森三玲先生のお名前は良く聞き、
また、関西のカルチャースクールでは、血縁の方が講座を開かれたり、
(日が合わなくて、行ったことないのが残念(>_<))
私がドイツに行く前後で、汐留で『重森三玲展』が開かれたりと、
気になって仕方がない作庭家、重森三玲先生。

寺山修司さんの本に、挟んであった、中央公論新社の新刊案内に、
この本を見つけ…ええ。「お取り寄せなさいますか」って言われましたとも。

 


その代わりに、『図解 庭造法』を購入。
コンドルの英文解説がついているってのがすごい。

明治時代にまとめられた、日本庭園造園の近代的手引書なのです。
図版が多いので、眺めているだけでも面白いというのも良いですねぇ。

=====
なんか今回は、読んだ本、ではなく、購入予定の本紹介になってしまいましたけど。

まぁ、積読にならんようにせんとね。






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Last updated  December 5, 2008 01:04:20 AM
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mrtk@jp@ Re[1]:本と共に~「ぼくらはそれでも肉を食う」(06/19) >そらねこさん コメントありがとうござ…
そらねこ@ Re:本と共に~「ぼくらはそれでも肉を食う」(06/19) はじめまして。本の題名につられてお邪魔…
浅葱斑@ 心のハレっていいですよね? こんにちは。 誕生日の暦から今の自分、未…
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