翻訳会社社長の日々是好日

昨夜は、内装屋さんとその友人の整体(カイロプラクティック）の先生G氏と三人での飲み会。

この面子での飲み会は2回目である。

場所は、なごやのしんちゃん金山店。G氏が見つけて下さったお店のようだ。

内装屋さんからは、驚くほど安いお店と聞いていたのだが、おっしゃる通り。

とにかく安い。

そして、もっと驚いたのは、徹底したコスト削減。全従業員に浸透している模様。

入口に置かれた傘立ては、 ビールケース。

割り箸ではなく、洗って繰り返し使えるお箸。

鍋ものの菜箸はなし。（実際要求したのだが、きっちり拒否された。）

11時には『蛍の光』が流され、帰宅を促される。（←従業員の残業阻止でもあろう。）

とにかく徹底している。

現在読書中の「アイデアのちから」の一節を思い出した。

30年以上にわたり黒字経営を続けるサウスウェスト航空。

p.45『唯一最大の成功要因は、頑なまでのコスト削減努力だろう。』

同社の経営の秘訣を簡潔に表す一文は、

『当社は最格安航空会社である。』

これだけ。

すべての判断は、この一文を『核』として行われるそうな。

p.46

営業部員: （前略）軽い機内食を出すとお客様に喜ばれそうですね。

CEO: それを出すと、当社は『最格安航空会社』になれるのかな？

機内食は出さないことになったそうな。

核となる部分を見極め、単純明快に表現する例として紹介されていた。

『はい、こちら国際事業部です。』