月に一度の歯のお掃除。
大きく口を開けて、目を閉じていると、歯と歯茎との境目や、歯間をしっかり掃除してくれる。
歯科衛生士にお任せしておけば、30分くらいで、口内をすっきりさせて頂けるのだ。
が、先日は若干様子が違った。
治療用の椅子に横たわる。
右側には、ベテラン歯科衛生士。この方が掃除してくれる。
そして、左側には新人の衛生士。この方は、バキュームで口内にたまった水と除去された汚れを取り除いてくれる。
ベテラン歯科衛生士:『ちがうでしょ!私がこっちを掃除してるときは、(バキュームを)反対側から(入れなさい)!』
新人の衛生士:(割と堂々とした感じで)『はい。』
ベテラン:『返事が小さい』(←ホントにこんなこと言っちゃったんです。脚色ではありません。)
新人:(割と堂々とした感じで、でも小さな声で。。。)『はい。』
ベテラン歯科衛生士と 新人の衛生士との攻防は続く。
いつもより治療時間が長引く気配。。。
しばらくして、
私:(ああ、ベテランが左側に移行しかけてるから、新人よ、バキュームを徐々に左へ移動させるのじゃ。。。ほらっ、怒られるぞ!)
ベテラン:『さっき言ったでしょ。ここを掃除してるんだから、どこにバキュームを入れるの?照明を合わせて!』
私:(新人よ、しっかり返事をしなさい!。。。ほらっ、怒られるぞ!)
新人:『はい。』
グイっ!
ベテランが、私の歯茎に当てていた工具を強く押さえる。
私:(いてててて。。。。。俺にあたるなよ。。。)
先日、 『エチカの鏡』というTV番組で、第一子、真ん中っ子、末っ子、をそれぞれ検証し、
それぞれの特徴を指摘していた。
新人衛生士は典型的な『第一子』。
私は典型的な『末っ子』。
なのだろう。