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カテゴリ:食べ物
昨日、小学校で5年生が味噌作りにチャレンジしていた。 本来は今月初めに行う予定だったが、全国的に蔓延しているインフルエンザの影響で学級閉鎖が相次ぎ、延期となっていた。 数年前、卒業生保護者の有志の方たちがボランティアで「食べ物がどのようにできているか」ということを教えてくださったことから始まった味噌作り、去年からPTA行事として行うことになった。 長男の時はまだボランティアの方が教えてくださったのでお手伝いしていないのだが、去年からPTA公式行事として5年の学級委員さん、保護者のお手伝いによって味噌作りとなった。 私は広報委員の取材で参加。 広報誌作成も佳境、今回の味噌作りも大きく取り上げることになっていたのだが、原稿を印刷屋さんにお願いするギリギリのスケジュールだ(来週には校正、印刷依頼) ということで、味噌作りそのものは見てるだけだったのだが、3年生の次男が2年後きっと味噌作りにチャレンジすると思うので、手順等をじっくり観察できてよかった。 味噌を作ることができると知っていても、やっぱりスーパーでお手軽に買えるし、手間暇かける必要性がない。 だけど、最近は発酵食品ブーム。 ヨーグルトや塩麹が流行っているが、私も実は去年の秋から塩麹を作っている。 一度試してダメだったらと思って作った塩麹、使ってみると超便利で、現在2回目の塩麹を作って利用中。 普段から和食メインなので、味噌・しょうゆはそれなりに使ってるほうだが、麹のすごさを塩麹であらためてしった。 そんなわけで、私も味噌作りを楽しみにしていた。 5年生のみんながあつまって、即味噌作りというわけではなく、簡単に味噌ができる工程を学んだ。 時間はかかるけれど、じっくり発酵させることでおいしくなる、自然のものを利用するので体にやさしいことなど、あらためて聞くと大人も学習できてよかったと思う。 大豆はあらかじめ5年の保護者の皆さんが数日かけて煮ていた。 それを子供たちはビニール袋に入った豆をつぶしていく。 男の子が力任せに叩いて袋が破けたりするハプニングもあったけれど、みんなそれぞれのやり方で豆をつぶしていた。 そして、塩、麹、大豆の煮汁をつぶした豆に加えて子供たちが混ぜていった。 ぐちゃぐちゃな感触を楽しんでいる子、おそるおそる混ぜている子、いろんな表情がみられて面白かった。 混ぜたものを手のひらで丸めて味噌玉を作り、味噌つくり用のカメにどんどん入れていった。 そして、最後は保護者がきれいにカメのふちを焼酎で消毒し、表面をラップで覆い、その中で大量の塩を入れていた(塩蓋というらしい) そして、カメの口をビニール袋で覆って作業終了。 夏ごろに一度味噌を取り出して天地返し(中身の上と下をひっくり返す)、そして来年の1月ごろにはできた味噌で豚汁作りをする予定だ。 同じ材料を使ってるのにそれぞれのクラスで味噌の味が変わってるので、それが手作りの楽しさだ。 5年生のみんなが6年になって豚汁作り、体験する食育っていいな~と思った。
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