カナリア
公開されて暫く経ちましたがやっと見に行きました。渋谷アミューズCQNは初めて行きましたが、お洒落なビルだけど喫煙所がないのが難アリ。子持ちのせいか子供が酷い目に遭う映画は好きではないのですが…(大人が酷い目に遭う小説は好きです)必要以上にセンセーショナルな映像を使わずに、「子供たちは今も世界の最前線に立っている」という事を伝えてくれた映画だと思います。宗教団体だとか援助交際だとかドキュメンタリータッチでやられてもねぇ~と思っていたので監督が作り上げた作品として楽しめました。家族というか、信じられる大人は大切だよって思います。難しいですが、少なくとも子供を自分の犠牲にはしたくないと思いますけどね。と言いつつ、お気に入りの俳優さんが子供に罰を与えるのを見て喜んだりしてました。だから大人は信用できないんですよね…光一は象徴的な役柄として描かれていたと思うのでラストのエピソードも私は受け入れられました。歌の使い方がいやらしいくらいに上手い監督だと改めて思いました。カナリア公式サイト