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あっという間に2ヶ月も経ってしまいました。
なかなか書く気にならなかったのは、そのときの状況をうまく表現できる自信がなかったからです。つまり、できるだけ上手に伝えたいという欲があったわけです。 しかし、そんなことを言っていると、ちっとも新しいことが書けないと思い直し、気楽に纏めてみようと思います。 7日目 5時~7時 8時~10時半 (作務) 13時~17時 8時間 この頃になると、かなりいい感じで坐っていることができるようになっていました。 禅堂の周りで誰かが竹箒を使って地面を掃く音が聞こえていました。 すると、その瞬間、掃いているのは自分だと感じました。 遠くの方をカラスが啼きながら飛んでいきました。 あぁ、あのカラスも自分だと思いました。 理屈ではありません。ただ、そう思ったのです。 その後、外に出てみました。寺は小高い山の上にあるので、瀬戸内海が見下ろせます。 海がきらきら輝いて、とてもキレイでした。 一体感はまだ続いていて、大きな島の横にうずくまるように浮かぶ小さな島、それも自分であるように思えました。そして、水平線が丸みを帯びた地球も。少しだけですが。 とても安心で安らかな時間でした。全てが自分であれば敵も味方もありませんからね。 「ワンネス~全ての存在は一つである。」という話は色々な人が語ったり本に書いたりしています。 前からたしかにそれはそうだろうと思っていましたが、それは知識があるというレベル。実際に感じたことはありませんでした。 ただ、このときは、たしかに周りの存在と自分との一体感を感じることができました。 そして、目にする光景すべてが美しかったこと! 「目覚めている」時は本来そうなのでしょうね。 この感覚は一時のものでしたが、一度そのことを体験したという事実はとても大きな意味があると思っています。 「人生の目的は幸せでいること」、これには多くの人が同意するのではないでしょうか。幸せの定義やそこに至る手段はひとそれぞれかもしれませんが。 「無条件に幸福でいること」と、この時得た経験は実は深い関係があるなと、今になって思えるようになってきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
>「ワンネス~全ての存在は一つである。」という話は色々な人が語ったり本に書いたりしています。
>前からたしかにそれはそうだろうと思っていましたが、それは知識があるというレベル。実際に感じたことはありませんでした。 私も理屈!?は頭に入っているつもりですが、やっぱりこの『体験』には敵わないようですネ・・・。 津留さんの 『ここ(地球)へは体験する為に来ているのですヨ』 という言葉を改めてかみしめてみようと思います(^^♪ (2006年04月08日 22時20分22秒)
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