そういちの平庵∞ceeport∞

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• アイヌ革命２

  大田龍については、ウイキより・・・・貼り付けておく。 医師栗原達三郎とトミ（旧姓小林）の四男として誕生。父方は千葉県印旛郡物井村（現在の四街道市）に代々続いた漢方医の家系。 1942年、豊原第一尋常小学校入学。このころ、次兄東洋がマルクス主義者として逮捕され、北海道帝国大学予科を退学になる。 1944年3月、父母の郷里である千葉県に引き揚げる。旧制千葉中学校（千葉県立千葉高等学校）2年生の頃までには、次兄の蔵書に読み耽った影響で熱心な共産主義者となっていた。戦争末期には級友たちに日本の敗戦を予告したために売国奴と見なされ、運動部の部室でリンチを受けたこともある太田竜『私的戦後左翼史』（話の特集、1985年）1945年10月に日本青年共産同盟（のちの日本民主青年同盟）に加盟、1947年、日本共産党党員になったのを皮切りに、1953年に共産党を離党、黒田寛一らとともに1957年に革命的共産主義者同盟（革共同）を結成する。1958年に第四インターナショナル第五回大会に出席した太田は、帰国するなり革共同の全面的な社会党への「加入戦術」の採用を提起する。提起を拒否された太田は自身の影響下にあった東学大と日比谷高校のグループを引き連れて分裂した（いわゆる「革共同第一次分裂」）。 革共同から分裂した太田は、1958年8月に「トロツキスト同志会」（トロ同）を結成。トロ同は全組織を挙げて、日本社会党の地区組織に「加入戦術」を行う。トロ同は、1958年12月に「国際主義共産党」（ICP）に発展解消した。社会党への「加入戦術」による穏健な活動を続けていたICPだが、1960年6月の安保闘争の大高揚に直面した太田は突如、独断で「大衆は武装蜂起せよ」と呼びかけるビラをたった一人で御茶ノ水駅頭にて配布する。この独断専行によって、太田はICPから除名される。 太田は、なおも「加入戦術」を続行したICPグループに1963年に再び「指導者」として迎え入れられ、1964年に「関西派」と称された西京司、酒井与七らの革命的共産主義者同盟と統一する。1965年に太田が組織決定を経ずして指導した「立川米軍基地内にデモ隊を突入させ、米兵にデモ隊を射殺させることで大衆の憤激を喚起し反米軍基地闘争を全国化させる」ことを目的とした「5.18闘争」が不発に終わり（「十人が射殺される」ことを想定して太田の影響下にあった三多摩社会主義青年同盟のデモ隊が立川基地内に突入したが、結局日本の機動隊に排除されたのみだった）、責任を追及された太田は少数の支持グループを率いて脱党。新たに「第四インターナショナル（ボルシェビキ・レーニン主義派）」（BL派）とその大衆組織である「武装蜂起準備委員会-プロレタリア軍団」を結成するが、この時期から次第にマルクス主義そのものとの決別を開始し1971年に脱党。同党から死刑宣告される。同年頃より竹中労・平岡正明らと3バカゲバリスタと呼ばれる仲になり「世界革命浪人」と自称する。 1971年、記録映画『アイヌの結婚式』に感動。このことが契機で、1972年にはアイヌ革命論者となり、北海道庁爆破、白老町長および北海道知事に「死刑執行」を宣告（ただし実行犯とは別）、土着革命論、「人類独裁の打倒によるゴキブリの解放・ネズミの解放・ミミズの解放を！」（『日本エコロジスト宣言』）を訴える「エコロジー主義」など主義・主張を転々とし、現在は「ユダヤ・ネットワークが世界を裏で支配している」などと主張する反ユダヤ主義およびユダヤ陰謀論の日本における代表的論客の一人。また、自然食運動（家畜制度全廃）を主張している。太田当人は「私のことを主張が転々としている、と言う者がいるが、私は一貫して『反米』なのだ」と語る。 貼り付け終わり。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E7%94%B0%E7%AB%9C 大田龍とアイヌなどというとユダヤ陰謀本しか読んだことのない人には以外に思われるかもしれない。 大田龍を行動を一時期ともにした結城庄司氏の年譜も合わせて貼り付ける。 結城　庄司　　1938年　釧路生まれ 1972年、北海道静内町に建立されているアイヌの英雄シャクシャイン像の台座に、侵略者の末裔である北海道知事（当時）の名前が刻まれているのはふさわしくない、と台座を削り取る。 その２年後、アイヌとは無関係の和人の過激派による爆破事件の影響により、この件で逮捕された。これにより結城庄司氏は「アイヌ過激派」に仕立て上げられ、同胞からも遊離させられていった。 野村義一北海道ウタリ協会理事長（当時）が、彼の死について「素晴らしい才能の持ち主で、それが十分に理解されず、不遇な面もあったと思う」（『北海道新聞』1983/9/3夕刊）と取材で答えている。 まだ日本に「先住権」という言葉がなかった時代から、アイヌの先住性を訴え、民族の復権のために生涯を捧げた真の活動家。享年４５歳。 1959 　阿寒湖半のアイヌコタン建設に参加。 1960 　北海道アイヌ協会再建者会議に参加。 1968 5月 　社団法人北海道ウタリ協会理事に就任（～1976/5月）。 1972 　アイヌ解放同盟創設、代表に就任。 8月 　第26回日本人類学・民族学会連合大会の演壇にて対アイヌ差別研究を弾刻。 　「解剖材料視」を批判。 9月 　アイヌ民族の英雄シャクシャイン像の台座に侵略者の末裔である北海道知事の 　名前が刻まれているのは相応しくないとして台座を削り取る。 10月 　アイヌ民芸品振興会による五番館百貨店、民芸品販売事業の運営委員長就任。 1973 3月 　アイヌ解放同盟主催による「アイヌ解放の夕べ」開催。 1974 1月 　日本社会党による「アイヌ民族政策」作成に関わる。 9月 　クナシリ・メナシの蜂起の犠牲者のノッカマップイチャルパ（供養祭）を始める。 　実行委員会初代委員長就任。 10月 　シャクシャイン像の台座を削ったという２年前の出来事により道警に逮捕される。 1975 8月 　苫小牧差別裁判闘争。 　タバコを吸わないアイヌ青年が壊れたライターを盗んだとして逮捕され、翌年有罪 　判決が下される。この差別裁判に対し、先頭に立ち糾弾闘争を展開。 1976 3月 　北海道庁爆破テロ事件。死者２人、重軽傷者78人、この事件に対し厳しく非難。 1977 7月 　「アイヌ新聞」発刊。 6月 ～ 10/21 ～ 　北海道大学アイヌ差別講義糾弾闘争。 　極寒の中北大構内にテントを張り、３ヶ月に及ぶ越冬闘争。 　林教授の全面自己批判を勝ち取る。 1978 6月 　登別アイヌ共同墓地破壊事件抗議行動。 　当時登別市長であった田村仙一市長が市の助役時代にアイヌの共同墓地を勝手 　に破壊し、自分の家の墓を建立。これに対し、登別入りし「抗議する会」を結成。 12月 　この問題の告発誌「良識ある市民に訴える」発行。 1979 　「週間プレイボーイ」中のアイヌ民族差別漫画に抗議。集英社を糾弾。 1980 3月 　札幌市立小学校教師アイヌ差別発言を糾弾。ウタリ協会支部として取り組み札幌 　市教育委員会と徹底的な話し合い。それにより、市教育委員会としてアイヌ民族 　問題を教育の場で取り上げることの必要性を認識し、数々の事業に着手するよう 　になった。 9月 　名古屋市開催「部落解放研究第14回全国集会」でアイヌ差別の実体を訴える。 10月 　三一書房より『アイヌ宣言』を刊行。 1981 5月 　上記の一環として設置された「ウタリ教育相談員」に就任。 　札幌アイヌ文化協会創設。副会長に就任。 1982 3月 　八甲田山雪中行軍遭難事件の遺体捜索に活躍した弁開凧次郎たちの子孫調査 　に協力し、その大半が判明した。 7月 　これを取材した青森テレビがドキュメント番組として放送。 9月 　復活第一回アシリチェップノミ（新しい鮭を迎える儀式）の実行委員長をつとめる。 9月 　北海道アイヌ民族政治連盟を創設。専務理事に就任。 1983 1月 　急性肺炎、急性腎炎のため入院。 3月 　北海道知事選に立候補した横道孝弘の応援のため、完治しないまま退院。 　全道のアイヌウタリのところにオルグに入る（この間走行距離3000km以上）。 9月 　９月３日、午前１時45分、札幌市白石区の自宅で急性心不全のため急死。 http://www.ainu.info/s_yuki.html 結城庄司氏の幾つかの文章は以下で読める。 http://www.ainu.info/index_8.html アイヌ革命これらの背後にクレムリンやKGBの暗躍があったろうかと類推する。 ロシアの南進に備えた日本近代化と北海道占領略奪。 第二次大戦後の混乱を経て左翼運動盛んだった時期にアイヌ革命は唱えられた。 スターリンは、北海道をロシア領にとヤルタ会談で言っていた。 これを蹴飛ばしたマッカーサー。 大田龍氏には、死ぬまでには、アイヌ革命の本当の所を書いてもらいたいとも思うが・・・・無理かなあ。 こんな史実もあったのだと日本人は、知っておく責任があるかと思う。 アイヌ民族抵抗史増補

  2007年05月21日

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• のんびりと

  ハッピーライフ５月号がほぼ完成。今週中に発送します。おかげさまで現時点で賛助会員数４５口を越すハイペースです。 ｱﾘｶﾞﾄｫ昨日は、NPOがらみのことで福祉仲間のお友達に来てもらう。早い・・・早い・・・・瞬く間に書類が出来る。会計王を巧みに操り、動かし方を福地さんと２人で色々と教わる。とりあえず、NPOがらみの書類の処理が数時間で終わり。前年度分の会計処理をお友達が自宅でやってくれるとのこと(o^o^o)あ(o^-^o)り(o^o^o) が(o^O^o)と(o^.^o)う ひと仕事終えて録音した妖怪CDなどを８時過ぎまで聞きつつみんなの意見を聞く。職場に電話が来る知り合いのカイロプラクターに我が家で施術をしてもらう約束をしていた・・・・忘れてた。急いで家に帰って施術を受ける。腰の方は、気功でほぼ完治首と右腕がかなり悪い・・・・ギターとパソコンを控えてる。生ゴムバンドを使い、あちこちの骨の矯正方法とストレッチや運動の方法を教わる。寝ながらにして背骨を矯正するマットと一緒にしばらく試そうかと思う。酒で破壊された脳と腰のヘルニアと今の仕事でガタガタになった心身は、少しずつ良くなる。首の方は腰を痛めた後遺症なので・・・・腰も首も２０年以上病んだ。プラス、福祉稼業の重圧にストレス。ポンコツ自動車のような体をリストアーやメンテナンスしながら騙し騙し運転する。この１カ月は、激動の１カ月で・・・・まこちゃんを筆頭にメンバーも僕も福地さんも疲れてヨレヨレ。今日は、我が家で録音をする予定だったけどまこちゃんの一言で中止にする。まこちゃんも最近大奮闘で疲れが酷い。今朝、起きれば、首の影響で右手の指がかじかみ麻痺してたのが少し取れてる。持つべきものは、お友達だなあ・・・・福地さんと話をすると「やることが多すぎて混乱する。」とのこと。これは、僕も同感。ハッピーライフを何冊か出しながら話し合いつつ仕事をシェアーしようかと思う。メンバー門ちゃんの仕事ぶりに目を丸くする事が多い・・・・並みの職員以上の仕事を軽々とこなす。なおや君も別人２８号だ・・・・淡々と取材をして原稿を書く。僕的には、すでに仕事量が自分の能力の限界を超えてると思うので昨日のように知人友人に助けられながらやっていこうと思う。メンバーにとっては、この１ヵ月で仕事に対する責任と自覚がきっちり出来たので良かったと思う。・・・メンバー数が今の所少ないけど・・・現状でも通所の問い合わせなどが多く。メンバーは、増えてくる。そうなると更に・・・・CDを出したらおそらく・・・・だから、今居るメンバーのペースでゆっくりやっていくしかない。変化は必要だけど・・・・まったりペースでしかメンバーは、対応出来ないだろう。まあボチボチやったほうが良い結果が出せるだろうし。きっこちゃんもまだ通い始めたばかりで・・・・通うだけでやっとだろうし。きっこちゃんの詩をプリントアウトしてメンバーに見せると大好評。ハッピーライフに載せよう載せようとなる。仕事をひとつひとつ片付けて体調を整えつつ俯瞰的に眺めつつCDの方は、昨日みんなと話して１０曲以上は、CDにそのまんま入れられる楽曲は完成。別テイクが多く。インストやお笑いを含め最後の詰め。僕も忘れてる奴があるのでこれらを聞きなおし。弱い人のペースにあわせつつ録音やライブなどをボチボチやりながらのんびりとやっていこう思うのであります。

  2007年05月20日

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• シャモとアイヌ

  「コタンに生きる人々」新谷行著結城さんに借りたこの本をパラパラ捲る。日本人側のアイヌ民族への差別に虐殺に略奪の歴史に異論はないのだけれど・・・・著者がアイヌに肩入れするあまり日本人に関する部分がバイアスがかかっているかなあ・・・・・近代化以降の日本を日本文化としてしまってバランスを欠いているのだ。この本でアイヌに対する言葉で和人＝シャモという言葉が多く登場する。日本人とは何か？という意味においてアイヌと和人＝シャモは、同根である。日本列島に長らく住んでいた原日本人は、アメリカ大陸に渡った古モンゴロイドとも同根だ。そういう意味において我々は、ウタリである。これに対して弥生人＝新モンゴロイドがこの国に渡ってきた。これらを騎馬民族とか色々な呼ばれ方をするが、天皇家の先祖はこの一派であって。先住という意味においては、おそらくアイヌ民族らの古モンゴロイドがこの島に長らく住んでいた。今は、縄文と弥生の混血が進み、そういう意味では単一民族という言葉が全くの間違いとは、言えない。この辺のことは、宮崎アニメをじっくり見ると透けて見えてくるのだが・・・・・・世界中に見られる虐殺や争いは、同族殺しの尊属殺人であるとも言える。創世記に見られるようなカインがアベルを殺したような事象だ。日本神話でよく知られた出雲の大国主命の「国譲り」の物語というのがあって。先住民である出雲族に対して、後から来た天孫族(天皇家の先祖)が出雲を奪い、そこを拠点に日本列島全土に勢力を拡大していった歴史がある。おそらく出雲族は、先住民、縄文人、原日本人だ。出雲を追われた建御名方(タケミナカタ＝大国主の息子)出雲族一行が、信州諏訪に逃げ。諏訪地方を制圧して住み着く。今度は諏訪にいた先住民を、自分たちが天孫族によって出雲で追い払われたと同じような方法で追い払って行った奪い方をした。先住民を支配者の側が単に追い払っただけでなく、先住民と積極的に同化していくのだ。これが農業革命と鉄器の時代に世界同時多発的に起きたことと思う。桓武天皇は、最初の征夷大将軍・坂上田村麻呂を蝦夷(えみし)が支配する陸奥(みちのく＝現在の東北地方)へ遣わし、北海道を除く、現在の日本の領域というものを確定した古代の天皇だ。征夷という言葉がこの国の歴史の一面を物語っている。蝦夷と朝廷側より呼ばれ蔑まれた人々は、もともと東北地方の奥のほう(陸奥)にいたのではなく、平安京遷都の時点(８世紀末)では、現在の地域でいえば信州諏訪の辺りから関東全域、そして東北地方全体で広範囲に暮らしていたと思う。それが歴史を経るに従って、例えば、もともと摂津國に本拠を置いていた武家集団の源氏が関東へ進出する(八幡太郎義家)ことによって、睦奥に追い込まれ、徳川幕府が成立するころには、ほとんどすっかり蝦夷ケ島＝北海道＝アイヌモシリへどんどん追いやられるようになったのだろうかと思う。おそらく日本人のルーツのひとつは、アイヌだ。このことを一番隠蔽したいのが天皇家一族＝朝廷＝歴史を編纂する側だったかと思う。これらは、丹念に歴史を掘り起こせば歴然としてくると思う。世界中に分布する、アミニズムやシャーマニズムや自然崇拝などを見ると先住民族という言葉は、縄文から弥生へという農耕文明による一大潮流。農本国となった我が日本。列強国の脅威から始まった明治維新と急速な近代化の下でアイヌ民族が土人と蔑まれる、迫害を受けた歴史と似たような事が日本史の中で数多く起きている。植民地化への脅威と近代化が未だ未解決のまま世界中で尾を引くのだ。ユーラシア大陸よりアメリカ大陸へ渡った古モンゴロイド＝アメリカ大陸先住民を多く殺し黒人奴隷を虐げ続ける白人と日本人は似ているのかも知れない。その加害性に於いて・・・・・・・・・・新谷さんの記述には北海道の辺境に追いやられたアイヌ民族の悲劇が丹念に語られる。それらは、僕自身が北海道で見聞してきた事象と一致する。日本人であることが恥ずかしく情けなくなるような内容だ。シャモ＝和人とアイヌの歴史は陰惨を極め悲惨だ。しかしながら、こういった歴史を直視せずして単一民族日本だとか「美しい国」などといったところで何になろうか？我々人間の抜き差しならぬ問題。心に潜む差別や偏見殺戮に虐待人間の奴隷化に道具化果てるとも知れぬ愚行の輪和を以って尊ししとした談合大国日本。チャランケによって幾晩にも渡って話し合いを重ねたアイヌ民族。日本文化とアイヌ文化の基層が一緒なのだ。日本人の僕が直感的にシャモもアイヌも同じだと思った言葉。釧路の山本エカシの言葉「自然にじっと耳を澄ませなさい、草や木が話すのを聞いた事があるのか、草や木、鳥の話すこともわからんで何がアイヌの復権だ、この馬鹿者どもが！！」と筆者、新谷行氏と結城庄司氏を一喝する場面だ。加害と被害を超えて人間同士が和解できるか？これが非常に難しい・・・・・従軍慰安婦問題も根は一緒かと思う。在日米軍問題や広島長崎の問題もまた・・・・・・やった、やられたとった、とられたと・・・・いつまで続く泥濘ぞ！！！なああんであります。人間同士が互いを尊重しあえるか？これが難しいのでありましょうねえ・・・・・人間による権力と権威への依存。これが病根なのではありますが・・・・・・

  2007年05月19日

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• 変化

  「われわれ一人一人が、「変化の扉」の門番。その扉は、内側からだけ開けられる。」「誰も説得によって人を変えることはできない。すべての人は固くガードされた心の変化の扉を持っており、その扉は中からしか開けられない。説得や感情に訴えることによって他人の扉を外から開くことはできないのである。」 マリリン・ファガーソン壁がつくられた訳を知るまで、壊してしまうべきではない。G.K. チェスタトンこの所、本当に色々あって・・・・・あり過ぎるくらい色々あって・・・・巨視的に見ればグローバル化の波。極私的に見れば当然の変化。そうそれは、まるで転がる石のようなのだ・・・・・・Like A Rolling Stone　「変えようともしないで変わらない現状に文句を言うのは卑怯者のすることだ。」テイルズオブレジェンディア

  2007年05月18日

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  ディラン

  Nashville Skyline　1969Side A1. Girl From The North Country2. Nashville Skyline Rag3. To Be Alone With You4. I Threw It All Away5. Peggy DaySide B1. Lay, Lady, Lay2. One More Night3. Tell Me That It Isn't True4. Country Pie5. Tonight I'll Be Staying Here With You(A-1、with Johnny Cash)I Threw It All Away　　かつてある女をこの腕に抱いたいつまでもいっしょよ　と彼女は言っていたのにおれは酷いやつで彼女をバカのように扱いぽいと捨ててしまった　かつてこの掌に山を持っていたそしてよどみなく流れてやまない河をもおれはきっと狂っていたに違いない自分の持っているものに気づかなかったんだそれをぽいと捨ててしまうまでは　愛しかない　それが世界を回している愛だ　愛のみ-----それは確実なことそれについてあれこれ考えようとそれがなくては何も始まらないやった人から助言を受けな　だからもしあんたが　精一杯の愛をくれる人を見つけたなら心から信頼して　はぐれてしまわないことだ絶対　ほんとうにあんたは傷つくだろうそれをぽいと捨ててしまったら先日、読んだみうらじゅんの漫画この漫画に繰り返し出てくるディランの詩愛しかない　それが世界を回している愛だ　愛のみ-----それは確実なことそれについてあれこれ考えようとそれがなくては何も始まらないやった人から助言を受けなこの部分が何回も繰り返される。僕のディランに対するイメージはと言えば６０年代初期で時間が止まっている。風に吹かれて北国の少女あの辺りのディランがいつでも僕にとっては最高だ。時代は変わるの「戦争の親玉」そしてこの曲のメロディーと詩が今でも僕にとってのディランなのだ。The Lonesome Death Of Hattie Carroll　　ボルティモア・ホテルの社交界の集まりでダイアモンドの指輪をはめた指で杖を振り回し　ウィリアム・ザンジンガーは哀れなハッティ・キャロルを殺した警官が呼ばれ　凶器はとりあげられ拘束の上　警察署へ運ばれ第一級殺人罪でウィリアム・ザンジンガーは告発されただが　あらゆる恐怖を論評し　恥辱を論理づけるあなたよ顔からハンカチをはなしなさいいまはまだ泣くときではない　ウィリアム・ザンジンガー-----24歳で600エーカーのタバコ農場を所有し資産家の両親から援助と保護を与えられメリーランド州の政界と特別なつきあいのあったこの男は自分の行為にただ肩をすくめてみせ罵り　嘲笑い　舌を顫わせものの数分で　保釈金を積んで出てきただが　あらゆる恐怖を論評し　恥辱を論理づけるあなたよ顔からハンカチをはなしなさいいまはまだ泣くときではない　ハッティ・キャロルは調理場の女給だった彼女は51歳で　10人の子供を産んだ皿を運び　ゴミを捨てテーブルの主賓席に坐ったことはおろかテーブルの客たちと言葉を交わしたこともなくただテーブルの上の食べ物をかたづけそこらじゅうの灰皿を空けていた彼女がすべての思いやりを滅ぼすよう定められ　運命づけられ空中をすべり　部屋に降ってきた杖で叩きのめされ　一撃のもとに殺された彼女はウィリアム・ザンジンガーには何もしなかったのに...だが　あらゆる恐怖を論評し　恥辱を論理づけるあなたよ顔からハンカチをはなしなさいいまはまだ泣くときではない　名誉ある法廷で　判事はすべては公平で　裁判は平等であり判決が糸をひかれたり言い寄られたりすることもなくひとたび警官に追われ捕らえられた以上は身分が高かろうが　しかるべく扱われ法の梯子には上下の区別はないことを示すために小槌を叩きただ衝動的に　何の警告も何の理由もなく殺人を犯した者をにらみつけ処罰と遺憾のために　断固としてマントの奥から　厳かで　明確にウィリアム・ザンジンガーに6ヶ月の刑を宣告しただが　あらゆる恐怖を論評し　恥辱を論理づけるあなたよハンカチで顔を深く被いなさいいまこそ泣くときだから　

  2007年05月18日

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  霊的原則

  「私たちが平静さをかきみだされる時というのは、その原因がなんであれ、自分の側に何か誤りがある。というのが霊的原則である。」「１２のステップと伝統」ＡＡ日本出版局１１７ページ。従姉妹の１３歳での白血病での死や姉の精神病の発病やダイビング。これらに起因する人間模様。へヴィードリンカーの多い身内。そして僕。僕が１９歳の時に従姉妹が死んで僕が２０歳過ぎ頃に姉が飛び降りたり、親友が白血病で死んだり・・・・家族や身内に渦巻く感情。２８歳の時からお酒を飲んでません。あれから１３年ほど経ったことになります。1992年国立久里浜病院～1993年浦河べてる～1994年サマリヤ館僕が２６歳から２８歳の間にアルコール依存を筆頭に様々な病者と出会いました。霊的な生死の境みたいなものを往来してました。そして肉体的にも・・・・・当時、ＡＡ＝（アメリカ発祥の断酒会）で知り合った多くの仲間は彼岸に渡りすでに、この世には居ません。その頃、出会ったＡＡプログラムは、僕にとって生きる指針となってます。「ＡＡに来るどんなアルコホーリック（アル中、あるいはアルコール依存症患者）でも、まず自分のどうしようもない弱さとその結果を全部受け入れなければ何も出来ない。そこまで謙虚にならなければ、その人の飲まない生き方はーたとえ出来たとしてもーあやふやなものでしかない。本当のしあわせといえるようなものは見つかりっこない。これは、膨大な経験によって証明されつくしたＡＡの生き方である。完全な敗北を認めない限り、永続的な力を見出すことが出来ないという原理こそ、私たちの共同体が芽を出し、花を咲かせた根源なのだ。」「１２のステップと伝統」ＡＡ日本出版局　３０ページより。ビルとボブという２人の死にかけのアル中がはじめたＡＡ＝アルコホーリックアノニマス今では、世界で２００万を越すアルコールに苦しむ人々が通い回復しています。ここから派生したＮＡにダルク。浦河のべてるもＡＡから学んだ事は多いです。これらの根源となる言葉が僕にとっては、「私たちが平静さをかきみだされる時というのは、その原因がなんであれ、自分の側に何か誤りがある。というのが霊的原則である。」「１２のステップと伝統」ＡＡ日本出版局１１７ページ。という言葉です。僕がサマリヤ館入館中にスタッフの１人は酒と薬で死に。数年前にもう１人のスタッフが浦河で酒と薬で死に。死んで行った仲間を思い出しつつＡＡで何回も唱えた祈りの文句も思い出します。神様　私にお与え下さい変えられないものを受け入れる落ち着きを、変えられるものを変える勇気を、そして、その２つを見分ける賢さをミニー神父とアルコール依存症者たち

  2007年05月18日

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  大切

  「私の不機嫌は、立派な”環境破壊”なのだ」などという人がおります。渡辺和子さんと言います。その言葉の一節を貼り付けます。傷つきたいなどとは夢にも思わない。でも私は、傷つきやすい自分を大切に生きている。何を言われても、されても傷つかない自分になったら、もう人間としておしまいのような気がしているからだ。大切なのは、傷つかないことではなくて、傷ついた自分をいかに癒し、その傷から何を学ぶかではないだろうか。思いやりというのは、自分の思いを相手に”遣る”ことだろう。私が、挨拶を返してもらえなくて淋しかった、辛かったその思いを大切にして、「だから、他人が挨拶をした時には挨拶を返してあげよう」と心に決めること、それが思いやりなのであって、それを可能にするためには、こころにゆとりがいる。　～中略～傷ついても大丈夫という思いが心にゆとりつくり、傷から目をそむけることなく、自分で手当てすることを覚え、さらに他人の傷に包帯の巻ける人になりたいとさえ思うようになった。　　　　　　　「目には見えないけれど大切なもの」渡辺和子大切って大きく切ると書くけど・・・・・何を切るんだろう？などと薄ら呆けた脳みそで時折考えます。まあ、尽きる所、エゴや自我や思い込みやらを・・・・大きく切り捨てなさい・・・そんな風に思うのですね。空っぽって奴が一番身軽で自由だと思うのです。そんなことを思いつつ昨日の日記などを昨日は、ハッピーライフの製本。おとといに福地さんと高野さんで印刷したやつをみんなで製本。のほほん工房元職員キムキムが急に顕れる・・・・・今は、老人福祉分野で奮闘中。まこちゃんが本をホッチキスで綴じたりするのを見てその変化と成長にキムキムが驚く。とまあ・・・そんな感じです。ヒロさんにも手伝ってもらい。ハッピーライフ５月号は来週発送の予定です。ハッピーライフといえば・・・ヒロさんＡＫＩＲＡさんがらみで知り合ったプロデューサーＹＵＭＩさんが素晴らしい紹介をしてくれております。以下貼り付け「のほほん工房」とは、依存症者や精神障害者の方々が安心のできる場所を確保し、色々な人に出会い、その出会いを通して生きていく力を身につけ、地域社会で安心して暮らせるを目的とする場所です。そして「Happy Life」とは「のほほん工房」のメンバが主体となり、取材をしたり、自らの体験談や、思いを綴ったりしている冊子です。 今回のvol.31は、さらにまとまりのある内容に仕上がっていて、一年間表紙の絵を描くことになった福地秀樹さんのインタビュー、生活お役立ち情報、まこさんの詩と挿絵、ジャー・ヒロさんのコラム、AKIRAさんも本に書いていたレラさんのアイヌのお話などなど、非常に充実した内容です。 vol.31の中で一番印象的だったのは、福地秀樹さんのインタビューです。福地さんは、インタビューにとても素直に率直に答えていました。（福地さん、関東に来られる時は連絡くださいね！） http://8372yumi.blog101.fc2.com/blog-entry-30.htmlＹＵＭＩさん(o^o^o)あ(o^-^o)り(o^o^o) が(o^O^o)と(o^.^o)う

  2007年05月17日

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  憲法改正

  防衛省の新防衛計画大綱の敵は中国・北鮮と読める。新大綱の内容を読むと平和憲法は既に数年前に実質的に改正されたことになる。小泉さんが言ったとおりに・・・・自民党をぶっ壊して憲法を改正するとの言葉通りに自衛隊は、かつての仮想敵国だったソビエトへの北の守りを解いて、中国大陸と朝鮮半島を見据える。ソ連との戦争を前提とした戦車や重火器は放棄される。ミサイル防衛、対潜警戒、北鮮ゲリラ攻撃への装備の大半をアメリカから買う。海外派兵はアメリカとの関係を保つ為に必須と読める。日本の仮想敵国は中国と北朝鮮である。テポドンやノドン・ミサイルの発射が探知されると、現地司令官の裁量で数分内に迎撃ができる。その一部を貼り付け。　防衛力の在り方 １ 　防衛力の役割 今後の我が国の防衛力については、上記の認識の下、以下のとおり、それぞれの分野において、実効的にその役割を果たし得るものとし、このために必要な自衛隊の体制を効率的な形で保持するものとする。 （１） 新たな脅威や多様な事態への実効的な対応 事態の特性に応じた即応性や高い機動性を備えた部隊等をその特性や我が国の地理的特性に応じて編成・配置することにより、新たな脅威や多様な事態に実効的に対応する。事態が発生した場合には、迅速かつ適切に行動し、警察等の関係機関との間では状況と役割分担に応じて円滑かつ緊密に協力し、事態に対する切れ目のない対応に努める。 新たな脅威や多様な事態のうち、主なものに関する対応と自衛隊の体制の考え方は以下のとおり。 ア 　弾道ミサイル攻撃への対応 弾道ミサイル攻撃に対しては、弾道ミサイル防衛システムの整備を含む必要な体制を確立することにより、実効的に対応する。我が国に対する核兵器の脅威については、米国の核抑止力と相まって、このような取組により適切に対応する。 イ 　ゲリラや特殊部隊による攻撃等への対応 ゲリラや特殊部隊による攻撃等に対しては、部隊の即応性、機動性を一層高め、状況に応じて柔軟に対応するものとし、事態に実効的に対応し得る能力を備えた体制を保持する。 ウ 　島嶼部に対する侵略への対応 島嶼部に対する侵略に対しては、部隊を機動的に輸送・展開し、迅速に対応するものとし、実効的な対処能力を備えた体制を保持する。 エ 　周辺海空域の警戒監視及び領空侵犯対処や武装工作船等への対応 周辺海空域において、常時継続的な警戒監視を行うものとし、艦艇や航空機等による体制を保持する。また、領空侵犯に対して即時適切な措置を講ずるものとし、戦闘機部隊の体制を保持する。さらに、護衛艦部隊等を適切に保持することにより、周辺海域における武装工作船、領海内で潜没航行する外国潜水艦等に適切に対処する。 オ 　大規模・特殊災害等への対応　　 大規模・特殊災害等人命又は財産の保護を必要とする各種の事態に対しては、国内のどの地域においても災害救援を実施し得る部隊や専門能力を備えた体制を保持する。 （２） 本格的な侵略事態への備え 見通し得る将来において、我が国に対する本格的な侵略事態生起の可能性は低下していると判断されるため、従来のような、いわゆる冷戦型の対機甲戦、対潜戦、対航空侵攻を重視した整備構想を転換し、本格的な侵略事態に備えた装備・要員について抜本的な見直しを行い、縮減を図る。同時に、防衛力の本来の役割が本格的な侵略事態への対処であり、また、その整備が短期間になし得ないものであることにかんがみ、周辺諸国の動向に配意するとともに、技術革新の成果を取り入れ、最も基盤的な部分を確保する。 （３） 国際的な安全保障環境の改善のための主体的・積極的な取組 国際平和協力活動に適切に取り組むため、教育訓練体制、所要の部隊の待機態勢、輸送能力等を整備し、迅速に部隊を派遣し、継続的に活動するための各種基盤を確立するとともに、自衛隊の任務における同活動の適切な位置付けを含め所要の体制を整える。 また、平素から、各種の二国間・多国間訓練を含む安全保障対話・防衛交流の推進や国連を含む国際機関等が行う軍備管理・軍縮分野の諸活動への協力など、国際社会の平和と安定に資する活動を積極的に推進する。 http://www.mod.go.jp/j/defense/policy/17taikou/taikou.htm貼り付け終わり。米軍再編で朝鮮は日本に全面委託と読める。米軍は韓国からだけ撤退し、日本には第一軍団司令部を置く。中国が脅威か？地政学的にロシアや中国は日本という国によって太平洋への出口を塞がれている状況にある。実際の歴史においても日清・日露戦争により中国とロシアは太平洋への進出は出来なくなったし海戦が雌雄を決した感がある。もし日本がロシアや中国の支配下に入ればアメリカの太平洋の制海権は危ういものになってしまう。アメリカは、これを避けたいのだろうし日本もまた・・・・・・しかし、ロシアや中国は・・・・歴史の示す通りかと思う。資源問題を考えれば日本やアメリカだけでなく、中国やインドの高度成長経済は大量の石油を必要とする。日本の高度成長経済は石油が１バレル２ドル。現在は１バレル６０ドル。人口１５億人の中国と１０億人のインドが高度成長して行く先には石油の枯渇が叫ばれる。石油の埋蔵量は相当あるにしてもコストが上がり原油価格が上がり石油が高級品になれば戦車一台容易に動かせない。そうなったら逆に平和になるか？それとも戦乱が多くなるか？歴史的には資源が無くなり文明は滅んできている。当然だ。石油で増えた人口だ。石油が無くなればその人口を養えない。石油に代わるエネルギー資源は今の所無い。ビニールハウス栽培には重油が不可欠だ。悪名高い原発ですら石油無しじゃ動かない。で、世界的な原発建設ラッシュにウランの高騰とあいなる。経済問題ではアメリカの国力の衰退が著しい。日本は、為替介入とか称して、１００兆円近く米国債を買う。米国債を買うことで米国経済を日本の円で支えると同時に、円安誘導も、もうひとつの目的、米国企業の日本企業の買収費用も安くなる。これらをもってしてもイラクに勝てないアメリカ。兵員も足りない。中国とロシアは、アメリカ以上にアコギで・・・・・・・殊に政府の国民への扱いがこの世界は、資源や利権を目当てに国家というマフィアややくざが抗争しているようなもんだと思う。だからこそ・・・・・憲法改正の礎となる国民投票法（憲法改正手続き法）が成立。中国や韓国などで憲法９条改正を警戒する動きが強まってきた。中国外務省の姜瑜副報道局長は15日の記者会見で「アジアの隣国は平和憲法に関する日本政治の動向に極めて関心を持つ。戦後の日本国民が選んだ平和発展の道は正しく、日本がこの方向を堅持するよう希望する」韓国中央日報は９条改正に関し「周辺国の『新しい脅威』になるのは明白だ」と憂慮を表明。「平和憲法を脱いだ日本に備えるべきだ」などと言うのだが。これまた相変わらずの物言いに過ぎない。アメリカの衰退は決定的になれば世界はこれから、必然的に多極化していくといく。そして資源と食料の争奪戦が増える。だろうなあ・・・・とは、思う。資源無き日本。食料自給率４割の日本がどうするか？このやくざな文明社会は、軍事と経済でしか今の所動いていない。で、日本の憲法改正の第一関門である国民投票法案が１４日、参議院を通過した。 参議院はこの日午前、全体会議の表決で賛成１２２票、反対９９票で、与党が発議した国民投票法案を通過させた。 となったわけであります。石油やウランに代わるエネルギー。これを探すか見つけるか出来るのだろうか？などと思う朝でした。

  2007年05月16日

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• いいかげん

  「そういちさんって本当にいいかげんだよなあ」と色々な人から言われます。いいかげんだとは、今回のＣＤ製作でも色々な人から指摘されております。いいかげんで適当。これは、我が人生の指針です・・・・嘘です。別に僕はいいかげんなつもりはないけど・・・そう写るらしい。まあ、脱力至上主義者ではあります。ムキになって物事にあたるのは、好きじゃないです。そして、いいかげんだけど思慮は、深いのでキッチリ結果は出す人です。昨日は、まこちゃんと福地さんが我が家で歌の練習をする予定だった。まこちゃんもなおやくんも疲れているのか？状態悪いのか？来れず。声をかけていたフトシ君が彼女を連れて来る。フトシ君がブルースナンバーを書いてきた。これが良い。他の楽器を入れて最初は、ジャムるが彼の歌とギターだけのほうが良いと判断し。フトシ君の弾き語りブルースナンバーを録音。凄い曲を録音できた。幻想曲のさわりを福地さんと音あわせしてるとフトシ君が歌うと言うので録ってみる。これまた、味わい深い。アンダーソンギターサウンドは、素晴らしい。このナンバーは、じっくりと仕込み練りこみたい。この曲とフトシ君のブルースをジョニーさんに聞かせたらどんな顔をするか？楽しみだ・・・・大田さんの書いた曲「長距離走者の孤独」もフトシ君が歌う。大田さんがギターを弾いてフトシ君が歌う。ホームレコーディングにも随分慣れてきた。録音可能なのは、一日にせいぜい３曲までで、集中できるのは３時間くらいか？録った音源を聞くとやはり「いいかげん」様々なミストーンやノイズがあちこちにある。が、「まあいいか」と思う。これらを含めて作品だと思う。この辺が問題ありと思う人とＯＫだという人に分かれるだろうなあ・・・・と思う。僕は、プロデューサなのでグルーヴ感さえあればＯＫ出してＣＤ化しちゃうのであります。とりあえず福祉がやってるとか障害者がやってるとか。そんな感じはしない作品群が録れたので僕は、満足。かなり普遍性と精神性を帯びた音楽が出来つつある。僕の方は、オーヴァーワークも良い所だが・・・・今の所は、面白いのでしばらく録音は続行。インストナンバーも僕がギター、福地さんシンセ、しょうちゃんトンコリでそのうち挑戦したい。ジョニーさんには、後からバスドラにディレイをかけてオーヴァーダブで参加してもらおうと思っている。ドラムスだけは、同時録音が厳しい。ジョニーさんの職人芸を最大限活かすには、オーヴァーダブの方が良い曲が結構ある。フトシ君と職場の電話でやり取りしていたのが彼が１７歳の頃。あれから７年の月日が流れて・・・・今や２４歳になったフトシ君が我が家で凄い歌を書いて来てギターかき鳴らしつつ録音するなんて僕にとっては、夢か奇跡だ。こういうことが起きるのが福祉稼業の魔力だなあとつくずく思う。福地さんは、もう少しメンバーだけで練習したほうが良いと言うので日を設けボチボチ練習しつつ。レコーディングをボチボチ続け。試作品を完成させて・・どう生産するかを話し合い・・ＣＤ発売にこぎつけてライブに関してはメンバーのニーズに沿う。まあ、そんな感じかなあ。掟破りのいいかげん。そして、飽きっぽい。これは、僕が自分に自信と余裕があるからだと思う。僕としては、たっぷりとみんなの音を堪能させてもらったのでもはや満足している。ＣＤが何枚出来るかわからないけど。とりあえず、まこちゃんが疲れてきてるので製作のペースを落としつつ。いいかげんをモットーにみんなで作っていきます。人の歌の伴奏に少々飽き飽きしてきたのでインストナンバーを名器アンダーソンを奏でつつ書こうかなあ・・・などと思っております。それと自分の歌も一曲は・・・・などとも・・・・・・

  2007年05月15日

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• 母の日

  母の日の昨日。朝早く姉から電話。話の内容は母の日と関係なく・・・・膠原病に統合失調を患う姉のいつもの愚痴話につきあう。閉じた中にいる姉は、義兄や家族や身内または病気の話をいつもする。一時間ほどの電話が終わり。行政へ出す書類を完成させる。書きあがりブログにアップする。結城さんから借りている新谷さんの「コタンに住む人々」をパラパラ捲る。アイヌ民族の苦難の物語。今は亡き、アイヌの仲間たち・・・・精神病や依存症で孤立死していったあの人この人の顔を思い浮かべる。読んでいると眠くなる・・・・寝ている間に何件かの電話。たっぷり寝て起きると夕方。疲れてるのだ・・・・起きてしばらくすると今度は、母から電話楽天から送った母の日のプレゼントが届いたと。そのお礼の母からの電話。電話を切って環状線を車でひた走る。ヒロさんのレゲエパーティーに向かう。西２８丁目の駅の近くにある「ＳＫＵＮＫ２０００」ヒロさん、ミカさん、結城さん、ジョニーさんが来ている。しばらく、話をする。レーベルの話になる。職場でＣＤを出すとなり、色々な人からレーベルとして立ち上げて欲しい。そんな話が出る。最初に言ったのは大田さんだった。結城さんとジョニーさんと３人でしばらく話す。とりあえず、お金を幾ら捻出出来て。何が可能か？そんな話をする。意見交換をして大よそのビジョンが出来上がる。職場も人手不足なので現状で出来る事は限られる。僕自身、自転車操業状態が続く。時間をかけてやっていけば色々な可能性があると思う。いずれにしろ、僕が核になるしかない。そんな流れは、冬のＡＫＩＲＡライブの頃から感じていた。なにしろ、北海道へ来てからというもの。アイヌの人々と精神病者。この２つが僕の前に常に現れ。ほぼ相似形の問題がアルコール依存を中心として我が一族にも連綿と続く。そんなこんなの流れで出来た職場「のほほん工房」そんな僕の中では、日本人もアイヌも悩める人間なのだ。人間なんて弱いのだ。だから、虐めあったり殺しあったり延々としている。弱さゆえに子供を虐待した僕の母戦争で父親を失い家庭を知らぬ父好き放題に生きた両親。未だそんな父と母を憎む姉。こんな憎しみの連鎖こそが我々の最大の問題なのだが・・・・・・・・国と国の問題もまた・・・新谷さんの「コタンに住む人々」にもまるで山本周五郎の小説のように貧しく弱く虐げられ続けるアイヌの人々が描写される。これらの歴史も未だ終わらず。アイヌの人の大多数は貧しい。その姿は、親から虐待を受け精神や人格に障害を負った人々に酷似している。在日の人や被差別部落にも似た人は多い。まあ、そんなことどもを思いつつ。昨日は、書類を書き上げた。ささやかながら、一緒にＣＤを作ったり、本を作ったりライブをやったりは、出来るかと思う。ジョニーさんの出現によって話は急ピッチで進む。各々が様々な過去や痛みや血を背負い。みんなで何か出来たら良いなと思う。人間同士として。

  2007年05月14日

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• 夢を託して

  地域活動支援センターのほほん工房事業運営規程（施設の目的）ＮＰＯ法人のほほんが設置する地域活動支援センターのほほん工房（以下「センター」といいます。）が実施する障害者自立支援法（平成１７年法律第１２３号。以下「法」といいます。）第７７条第１項に基づく地域活動支援センター事業（以下「事業」といいます。）の適正な運営を確保するために札幌市の障害者地域活動支援センター事業実施要綱及び札幌市の障害者地域生活支援事業のサービス提供事業者の指定に関する基準に基づき、必要な人員及び運営管理に関する事項を定めます。そして、センター事業の円滑な運営管理を図るとともに、支給決定を受けた障害者（以下「利用者」といいます。）に対し、適切な地域生活支援サービスを提供することを目的とします。のほほん工房は平成１１年８月１日、障がい当事者が立上げ、当事者による当事者への支援を行ってきました。当初はアルコール、薬物等の依存症のメンバーが多く、ミーティングを主体とした活動を行ってきましたが、統合失調症、うつ病等の様々な病気のメンバーが増え、年齢層も若くなり、就労に対するニーズも増えてきました。問題の多い家庭で育ったり、人間関係が苦手だったり、学校や職場での「いじめ」を経験している利用者も多いです。就労経験も少なく、対人恐怖や社会不安もあり、なかなか就労に結びつかないのが現状です。その中でどうしたら社会に踏み出して行けるのかをみんなで考えて来ました。情報誌「ハッピーライフ」を発行する為に、原稿を書くことによって自分をみつめ、取材や営業を行ったりすることで社会恐怖を乗り越えたり、パソコンの技術を習得したりしています。近隣の公園やマンションの清掃等も行っています。最近は、ＣＤ製作のために職員の自宅にて様々なミュージシャンが利用者とともに練習や録音を重ね交流を深めています。その様な活動を通して、利用者も少しずつ自信を深めて来ました。社会に巣立った利用者も増えてきました。色々な人々が生きづらくなっていく世の中で、もう一度自分たちに出来ることを見直し、障がいを抱えながらでも、社会に貢献できるような活動をして行きたいと考えています。自立支援法にのっとった支援をしていく為にＮＰＯ法人格を取得しました。障害を抱えつつも関わった人が幸せになれるような活動をして行きたいと思っています。第１条 （運営の基本方針）第２条このセンターが実施する事業は、通所による創作的活動又は生産活動の機会を提供するとともに、社会との交流を促進させることによって、地域における障害者の自立の促進と社会参加を図ることを目的とする事業を行うものとします。２　事業の実施にあたっては、利用者の意思及び人格を尊重して、常に利用者の立場に立ったサービスの提供に努めるもとします。３　事業の実施にあたっては、様々なネットワークを構築し、関係市町村、他の地域生活支援サービス、障害福祉サービス、その他の福祉サービス又は保健医療サービスを提供する者や出版事業や音楽事業や清掃事業など様々な活動をしながら文化的な交流と連携に努めるものとします。４　前３項のほか、実施要綱、指定基準、障害者自立支援法に基づく地域活動支援センターの設備及び運営に関する基準（平成１８年厚生労働省令第１７５号）その他関係法令等を遵守し、事業を実施するものとします。（センターの名称等）第３条 事業を行うセンターの名称及び所在地は、次のとおりとします。（1）　名　称　地域活動支援センターのほほん工房（2）　所在地　札幌市豊平区平岸3条17丁目５番－１号カワベビル４０１号室（職員の職種、員数及び職務内容）　第４条　センターにおける職員の職種、員数及び職務内容は次のとおりとします。（1）管理者１名（常勤職員）施設長は、職員及び業務の管理を一元的に行います。(2)従業員１名（常勤及び非常勤）支援員は、サービスの提供をします。 第５条　センターにおけるサービス提供の主たる対象者は、精神障害者とします。第６条 センターの利用者の定員は、１９名とします。（営業日及び営業時間）第７条 センターの営業日及び営業時間は、次の通りです。１：営業日　火曜日～土曜日　　ただし、国民の祝日や年末年始は、除きます。２：営業時間　午後12時～7時サービス提供時間　午後1時～7時（センターの事業内容）第８条 センターの事業内容は次のとおりとします。１：出版事業Ａ 情報誌「ハッピーライフ」の発行　　　　様々な病気、症状の人がかかわることが出来、当事者の視点で色々なテーマについて取材することで自分自身をみつめ、社会に慣れていく事や、営業、販売をすることで社会復帰につなげていきます。　　　Ｂ　　　「のほほん」「のほほん2」「詩集」「絵本」「版画」の発行　　　　のほほん工房の利用者や創作活動をしている人たちと協力して様々な出版物を発行します。色々な人たちとの交流の輪を広げていきたいです。　２：清掃事業Ａ葵ビル清掃　　「ヨベル」との共同事業。白石区の民間のマンションの清掃業務を行います。毎週木曜日に利用者が清掃します。Ｂ高台公園清掃　　豊平区土木部からの業務委託で、平岸の高台公園の清掃を行います。５月～１１月まで、毎週土曜日に利用者が清掃します。３：雪かき作業　　南区の施設「ハーモニー」の雪かきを行います。１２月～３月まで、多めに雪が降った日に利用者が雪かきします。４：手工芸品事業　　　ビーズ細工や編み物等の作成と販売を行います。５：音楽事業：職員とプロミュージシャンが利用者とともに作詞や作曲し、CDを製作販売します。社会参加や自立訓練として様々な場所で演奏活動などを行います。6生活相談事業；利用者のためにミーティングや個人相談や電話相談などを行います。7福利厚生事業：誕生会や食事会や自然との触れ合う機会やスポーツなど利用者のフェローシップや健康促進の為の事業を行います。第14条まであるけど・・・以下略。と札幌市に出し忘れていた書類がようやく出来る。簡単に済ませることも出来たが。簡単には済ませたくなかったので丁寧に書き上げる。未来に夢を託しつつ書き上げる。お次は、ＮＰＯの会計処理と書類作り。

  2007年05月13日

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  赤と黒

  昨日は午前中よりお仕事、お友達の福祉職員にＮＰＯ関連の会計処理を来週の土曜日辺りにお願いする。とりあえず、今後ずっと使える会計システムにしたいので納得行くまで友達に手伝って貰う。持つべきものは友達であります・・・・大変な仕事なので謝礼は、払いますんで。よろしくm(._.)m職場では、銀行や郵便局やコジマ電気を廻り、雑用をする。職場に戻るとヒロさんが来ていて四方山話。ハッピーライフの賛助会費も寄付金も連日振り込まれる。応援してくれている、皆様本当に有り難うございます。m(_ _)m夕刻、福地さんが金ちゃんを連れて遊びに来る。金ちゃんは、福地さんのマブダチ。5月号には、彼のインタビューが掲載される。家に帰ると先日、購入した。トムアンダーソンが届く。早速、弾いてみる。黒アンダーソンに迷彩ペイントを施し。写真で見るより高級感溢れるルックスの逸品。弾いてみるとイメージ通りの音が出る。楽器としての完成度は、赤アンダーソンの方が高くこちらは「麗人」という感じ。迷彩黒アンダーソンは、ほぼ、どんな楽曲にも対応できる音が出せる「野生児」だ。リヤーの音が不思議だ。まるで、ワウワウのような音がする・・・・・・フロントとセンターは、納得出来るが・・・・リヤーに関しては今まで聞いたことがない音がする。このギターは、回路の電線はすべてBELDENに交換してあり、弦も左利き用に張りなおして貰った。プロの仕事で申し分のないコンディション。20年前のギター職人の芸術品・・・・素晴らしいサウンドを堪能。赤アンダーソン。バッカスと弾き比べる。我が家のバッカスは尋常じゃないなあ・・・アンダーソンと全くひけをとらない音がする。日本人ギター職人も凄いのだ。だから、今回のレコーディングは、今の所、エレキに関しては、バッカス、ストラト一本槍で来た。個人的な好みで言うと赤アンダーソンの鈴の音サウンドが一番好きなのだ。しかし、伴奏用としては、まこちゃんは気に入らないよう。黒と赤のアンダーソンを弾きながら、赤アンダーソンをチューンナップする。弦高の微調整やスプリングを3本にしたりと・・・・普段使わない、エコーやワウワウやコーラスなどで・・・・作りかけの曲を弾く。幻想曲なのだ。最初は、詩をつけて・・・・などと思っていたが。インストの方が良さそう。独りでオーヴァーダブで録音しようと思う。老後の道楽にと思っていたが・・・・・どうせなら、老後なんて考えてないで今のうちにきっちりと楽曲にして録音してしまえと思い直す。リトナーやカールトン。あの辺のギタリストのやろうとしていたサウンドプラス。僕流のアレンジで。彼等がやっていたギブソンのフルアコやセミアコじゃないアンダーソンサウンドで。これは、結構、アルファー波が沢山出て。面白い音になると思う。スタッフでエリックゲイルも結構やっていたようなサウンド・・・・こちらもやはりギブソンのフルアコを弾いていたが・・・・３人ともに元、ジャズマン故に・・・・ピックアップを積んだトンコリもしょうちゃんに頼んでいるのでそのうちにトンコリを入れた幻想曲も録音しようかと思う。ジョニーさんより依頼されていた「ジルジャンZBTチャイナシンバル18」も注文する。スタジオギターワークやエンジニアリングにプロデュース。どこまでいっても我流のど素人の仕事だが。面白い音は作れると思う。これで、人材も機材もほぼ揃い。あとは・・・・修行あるのみ。【Aポイント付】リー・リトナー　LEE RITENOUR / WES BOUND (輸入盤CD)

  2007年05月12日

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  法

  障害者自立支援法が施行されしばらくたった。札幌市の場合は、今年度中には、ＮＰＯ格を取る事を数年前より障害者の作業所に義務ずけた。僕の職場は、去年の秋にＮＰＯを認可を受けた。事務量が増える。昨日は、会計王ＮＰＯリミテッドをインストール。会計用語を眺めつつ。ＮＰＯサポートセンターに電話する。開始日時の確認。「ＮＰＯの認可を受けた、去年の10月より会計処理を始めてください。」とのこと。その他、諸々のことをＮＰＯサポートセンターの人に聞くも何やら声のトーンが暗い。これは、どこでだれと話しても感じる。ヘトヘト感、ボロボロ感・・・・燃え尽き寸前の人々が多い。作業所の所長や職員仲間も一緒。僕の印象としては当事者よりも施設職員にダメージが大きい法律だと思う。とりあえず、前年度分のＮＰＯ法人の事務処理を６月中にやればいいので。これは、助かる。年度初めに札幌市に出す書類が出来てからゆっくり出来るので。所長仲間にこの手の仕事のエキスパートがいるので相談すれば事足りそう。会計ソフトを再編するのは結構大変そうだ・・・・札幌市に出す科目と道庁に出す科目が違う。ＮＰＯサポートセンターで色々とフォローアップをしてくれてるのでこちらも最大限に活用する。今まで無認可だった障害者の作業所が活動支援センターになり、法的な裏づけが出来る事は、良い。だけど・・・・？色々な作業所があって対応出来るのだろうか？などと考える。ＮＰＯサポートセンターでは、事務処理の講習会を開催したり、ワードで作成したＣＤロムなども販売している。ここも大変そうだ。法とは、書類の事でこれで、全てが動く。文書に則り運営や経営や裁判が日々行われる。自立支援法の影響が本格的に現れるのはこれから。高齢者人口の増加と労働者人口の減少。都市人口の増加と過疎地の衰退。この国がこれから迎える事態は有史以来初めての出来事だ。80兆円の国家予算の半分が借金で国債の発行額も膨れ上がり。国保や年金に入る若年層も少ない。ネットカフェ難民やホームレスと困窮者も増加の一途。どこの会社も人をできるだけ安く、長く働かせることしか考えていない。政府もそれをやめさせようともしない。まあ、そんな時代の影響を誰しもが受ける。無関心では、いられても全くの無関係ではいられない。この世の大多数が弱者で成り立ち。奴隷化される世界の中で・・・・・法治国家とは？などと考える朝。

  2007年05月11日

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• 霊的

  僕らは結構退屈な日常生活を何気なく生きてて。病気や不幸または、良き出会いや良い仕事。なんらかのきっかけで、何かに生かされていることに気づくことがあったりもします。そんなとき、感謝と賛美の心が自然と湧いてくることがあります。そのような生き方が霊性と呼ばれます。WHO（世界保健機関）は、その憲章前文のなかで、「健康」を「完全な肉体的、精神的及び社会的福祉の状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない。」"Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity."と定義してきた。（昭和26年官報掲載の訳） 平成１０年のWHO執行理事会（総会の下部機関）において、WHO憲章全体の見直し作業の中で、「健康」の定義を「完全な肉体的(physical)、精神的(mental)、Spiritual及び社会的(social)福祉のDynamicな状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない。」"Health is a dynamic state of complete physical, mental, spiritual and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity."と改めるとか改めないとか議論がある。spiritual＝霊的なと今朝は、そんなことを考える。昨日は、職場でハッピーライフの打ち合わせ後、自宅で「マザコン」をテーマにした大作の録音を試みる。精神病の根幹をなす親への感情をお笑いにしてしまおうとの試みでかなり前から試行錯誤を繰り返し職場で遊んでいた。で、ＣＤを出すんで録音してみる。そこそこの内容のものは、録れた。夕刻より、結城さんらＡＡＰメンバーが我が家で練習。音楽もspiritual＝霊的なジャンル。アイヌ伝統曲は、僕にとってはストーンズやビートルズに近いイメージがある。練習中に二風谷のあおいさんがしょうちゃんに頼んだトンコリを取りに来る。その後、ややしばらく四方山話をすると必ず、霊界その他の話になる。（○￣ ～ ￣○；）ｳｰﾝ･･･ と考え込む。アミニズムにシャーマニズム。自然崇拝と祖霊信仰・・・・霊界・・・イタコ、ユタ・・・・あおいさんは、謙虚に僕にいつもそんな話をする。そんなことどもを考えつつ。様々な記憶や経験が去来する。僕の過去で何回も同じようなテーマが繰り返され。答えなどないのだ。これらの考察も何回も重ね。考える事の限界がはっきりする。感じることも・・・・また・・・・およそ、理性も感情も虚妄なのだ。じゃあ・・・霊性は？霊は？などと様々な回想とともに感情が去来する。およそ、実体や実在なるものがあるや否やとなると僕は神に行き着く。そして・・・悪魔。で、この辺の話はとめどないので僕などより遥かに優れたクリシュナムルティ言葉を・・・・・・・・・・・『また，恐怖は私がある特定の型の中に入りたいと思うときに生まれてきますしかし恐怖を持たずに生きるということは，実は特定の型を持たずに生きることなのです私が特定の生活様式を求めるとき，その様式そのものが恐怖の原因になるのですある一定の枠の中で生きようとする欲望こそ，元凶なのですそれでは私はこの枠を破ることができないものでしょうか私がその枠を破ることができるのは，次の真相を理解したときだけなのですつまり，その枠が恐怖を生みだしているということ，そしてこの恐怖が逆にその枠を強化しているということですそれではどうしたら恐怖を引き起こさずに，この枠を破ることができるでしょうか．．．．．私が何もせずに，ただその枠を見ているとき，どういうことが起こるでしょうかそのとき私は，精神そのものが枠であり，型であるということが分かってくるのですつまり精神は，自ら生みだした習慣的な型の中で生きているということなのです精神が行うことはすべて，古い型を強化するか，あるいは新しい型を助長することなのです従って恐怖を取り除くために精神がやることはすべて，恐怖を生みだす原因になるのです』 『従って真に宗教的な人間は，心が素朴で，何かになろうとしない人を言うのですこのような精神の持ち主は測り知れない理解力を持つことができるのですなぜなら，その精神には何の障碍も恐怖もなく，またある目的に向かって進むということがないからですそれゆえこの恩寵，神，真理とも呼ぶべきものを迎え入れることができるのですそれに反して「真の実在」を追求する精神は，素朴ではないのです．また探求したり，模索したり，絶えず動揺している精神も素朴ではありません権威のある軌範に，内面的あるいは外面的に追随していく精神は，繊細な感受性をもつことはできないのです』 『「神」を発見する旅に出る前に，まず自分自身を理解すること．．．．あなたは自分自身を知れば知るほど，はっきり物事が見えるようになってきます自己認識には終わりというものがなく，目的を達することも，結論に達することもできないのですそれは果てしない河のようなものですそれを学び，その中に深く突き進むにつれて，あなたは心の平安を見出してゆきます自らに課した自己修練によってではなく，自己認識を通して精神が静寂になったとき，そのときのみ，その静寂と沈黙の中から，真の実在というべきものが誕生しうるのですまたそのときにのみ，無上の至福と創造的行為が生まれます．このような理解も経験もなしに，ただ本を読んだり，講演を聞いたり，宣伝活動をしたりするのは，全く子供じみたことであり，たいして意味のない行為だと私には思えるのです』『ところで，あなたの心の中や周囲にある悲惨や混乱と，あなた自身との関係はどうなっているのでしょうか？確かに，この混乱や悲惨はひとりでに発生したものではありません．．．．．．それは「あなた」と「私」の相互の関係によって生み出されたものなのですつまり，あなたの心の中にあるものが，外部や世界へ投影されているのですありのままのあなた自身，あなたの思考や感情，それにあなたが日常生活でやっていることなどが，そのまま外部に投影され，それが世界になっているのです』 クリシュナムルティの瞑想録

  2007年05月10日

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• グルーヴ

  グルーヴgroove意味 演奏におけるノリ・リズム・テンポ・アンサンブル等に対する褒め言葉に使われる。その存在や、聴く者・演じる者への影響は長らく指摘されているものの、科学的な解明がなされたり、容易な再現方法が発見されたりはしない不思議なもの。 使用例 グルーヴがある グルーヴを感じる グルーヴを生む グルーヴィ 　などなど。ちなみに歌やメロディーやコード進行に対しては使われない。英語 groove：溝 in the groove：実にうまく演奏する 　　　ステレオの針がレコードの溝に正しく落ちて鳴っている様から転じた。と、自分の職場で延々と・・・・散々な目にあいつつやり続けていること。グルーヴだと思う。相棒の丸山さんが去り。東の将軍が去りで。事務処理などやってると。様々な事が去来する。昨日は、職場の出勤簿に置き忘れられた印鑑入れから交通費の申請に必要なメンバーの印鑑を探していると、もはや、この世を去った人の印鑑まで入っている。その他、あの人、この人・・・・様々な人の顔を思い浮かべる。様々な感情を抱え居場所の無い人々が集い様々な人間模様を繰り返し。まあ、色々な事を想いつつ。。。。感傷に浸る時間も余裕も無いので目の前にある仕事をひとつひとつ片付け。新職員福地さんとメンバーと雑多な業務を平行して進める。量の多い書類は自宅で作る。地域活動支援センターの規約などを・・・・まあ、そんなこんなの日々。製作中のＣＤの方も大詰めで昨日は、福地さんとジャケットについて話す。メンバーからも様々なアイディアが出る。福地さんが版画を書いてそれがジャケットになりそうな雰囲気。ジャケットもＣＤの重要な要素なので時間をかけつつ進行。音の方は、７割ほどは、完成。これからお笑いの方をどう録音するか？のほほん工房真打の「もんちゃん」と話す。これら打ち合わせがグルーヴそのもの。福地さんも乗っている。「きっちりジャケットを作って１万枚製造し３千円で売りましょう！！それだけの価値があります。」みんなで何かを作り上げる喜びを感じているようだ。もんちゃんは、将軍のことが心配みたいで「そのうちお泊まり会でもやれば・・・」と言っておく・・・・誰にとっても自らの人生は、自らの力で切り開くしかないのだ。ハッピーライフの賛助会員も寄付金もこちらの予想以上の滑り出し。仕事ばかりが増えて行き。それに比例するかの如く、メンバーのやる気もヒートアップ。元気ショップの取材やマーチの取材をなおや君＆詩人山田氏で決行。まこちゃんは、終日パソコンにへばりつき。きっこちゃんは、あみぐるみの製作を始める。今日からハッピーライフの編集会議も水曜日になる掃除の就労支援と掛け持ちのメンバーの意向で・・・・今週から土曜日の聖地高台公園の清掃事業も開始だ。今日は、見学者も来る。これからメンバーも増えそう。ジャケットの製作も丁寧にしたいのでとりあえず６月一杯まで録音も続行。ＣＤ１万枚製作で１００万以上の資金が必要。そして今後のＣＤの制作費などを考えつつ。複式簿記を会計王で・・・・・やっていく。とりあえず、みんなゲラゲラ笑いつつ盛んに議論を重ね、各々が出来る事をやっている。僕は、書類作りが終われば、音作りの詰めに入る。まこちゃんの歌を柱にグルーヴを優先させて完成させる。物凄いのが出来そうだ。

  2007年05月09日

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• カルマ

  昨日は、朝からブルースプロジェクトを見てると。ジョニーさんから電話。我が家に来たいというので「どうぞ」と呼ぶ。ジョニさんがドラム叩きつつ森羅万象について四方山話。夜の９時頃「業についてブログでなんか書いて欲しい」とのメッセ。今朝も見ているブルースプロジェクト。ベトナム戦争、ＫＫＫ団、野垂れ死にする黒人、リンチされる黒人。これまた人間の業の深さそのものだなあ・・・などと思いつつジョニーさんのリクエストにお答えして障害と業という視点で書いてみます。1999年２月のことですが、イングランドのサッカーの代表監督、グレン・ホドル氏が解任される事件が起きました。イギリスの新間で「身障者となることは前世のカルマと関係している」と発言したことに起因。「業」とは、つまり、カルマの漢訳であり、現代語に直訳すれば、「行い」「行為」ほどの意味。この障害前世論は結構根深く世界中に巣食っている。「さて、イエスは通りすがりに、生まれつき目の見えない人を見かけられた。弟子達が、イエスに尋ねた。『ラビ（先生の意）、この人が生まれつき目が見えないのはだれが、罪を犯したからですか、本人ですか、それともその両親ですか』イエスはお答えになった。『本人が罪を犯したからでも両親が犯したからでもない。神の業がこの人に現れるためである。わたしたちは、わたしをお遣わしになった方の業をまた日のあるうちにおこなわなければならない。だれも働くことのできない夜が来る。わたしは世にいる間、世の光である。』」（新約聖書ヨハネによる福音書9章1-5節）おそらくこういった考えは人類に普遍的に見られる。宗教が差別の装置の一部となるとき魂の救済のために「ポア」しなさいと殺人まで見事に正当化されてしまう。まあ、人間のそういう部分が業が深いのだと僕は思います。死後の事を説かなかった釈迦。「人間は生まれによって尊いのでも賤しいのでもない。その人の行為によって尊くも賤しくもなる。」 障害と業については、以前考察したので貼り付ける。「障害を罪や前世の業とする考えである。前世を信じる人たちは障害を持つことはたたりや罰と考える。障害児が生まれれば家族、当人が障害者となれば当人の前世の行いが障害の原因と考える人も未だ多い。特に、障害児をもつことで母親の立場が大変不利になる。そのため家族は障害者がいることを恥じ、隠そうとするこれも世界中に見られる現象だ障害は前世の悪行の結果（カルマ）であるとの考え方は、障害者に対する二つの矛盾した態度を生み出す。つまり周りの人々は前述の障害者を哀れんで過保護になり甘やかすか、全く無視して差別するかのいずれかである。また障害はカルマであるために、障害児が生まれたことによってその子に前世の行い全てが集約されたと考えて、家族に変わってカルマを引き受けてくれた障害児を神のように大切にすることもある。フィリピンでは子供を愛するあまり、近所の人たちからの苛めや冷たい風から子供を守ろうとして外に出さない場合や、貧困層の障害児の場合、多くはあまり長く生きられない。そのため、親は与えられるものは何でも与え、子どもの要求に最大限応えようとする。障害者はかわいそうだから、早く死んで楽になった方がいいとする反応も過保護と合い通じる。特に障害者が重度であればあるほど、この考えは強くなる。タイやマレーシアにある障害者施設の多くは、重度障害者の収容を目的として建てられ、食べさせてもらって、最低限の身辺介助をしてもらい、体調が悪くなれば月に１、２回訪れる医師に見てもらうのという生活をしている。赤ちゃんの腕を切り落とし、乞食をさせてお金を稼いでいる母親の話も聞く。インドでもムンバイなどの大都会では子供を初めとする物乞いが多い。ギャングのシンジケ－トが派遣しているという。手足のない障害のある物乞いは、手足を切り落とされて乞食をすることでお金を稼がされている作られた障害者だと言われている。インドのカースト制度は、特にヒンズー教の体制といわれている「ヤージュニャバルキヤ法典」によれば、片足のない者、目の見えない者、ハンセン病の者はあるべき身体的秩序に背いているからという理由で、つまり穢れているからという理由で、最上カーストであるバラモンのいるところから退出させることを命じている。これが綿々と続いているヒンズー教のカースト制度、仏教での身分制度、日本での部落問題にまで影をおとしている・・・・・・・http://plaza.rakuten.co.jp/mukoujima/diary/200512280000/貼り付け終わり。で、僕としては、差別と偏見とエゴに満ちた人の心に業を感じる。ここから引き起こされる争いに業を感じる。で、そんな自分自身にどうしようもなさを感じる。しょうもない自分。だけど自分を正当化せず嫌わず。そのまんまの自分をそっくり引き受け生きようと思うのであります。罪深さや業の深さを知るというのは大事だと思う。自らを省みない人間の傲慢さこそ諸悪の根源であろうし・・・・・・・で、親鸞はそんな我々を「わかっちゃいるけどやめられない」と説いたわけです。「汝自身を知れ」とあまたの賢人聖者が説いたわけでもありますが・・・・・・・・ 業（karman )とは、サンスクリットの動詞の「クリ」 (kR) の現在分詞である「カルマット」 (karmat) より転じカルマンとなった名詞である。したがって、「なすことそれ自身」という意味でしかない。これに様々な意味ずけを加えるのだ。輪廻だ前世だ来世だと。そういう意味で釈迦は偉かった。「人間は生まれによって尊いのでも賤しいのでもない。その人の行為によって尊くも賤しくもなる。」差別や迷信にまみれたインド社会できっちりと正論を言い放ったのだから。 僕は、最近「信じるものは、思い込む」そんな風に思うことが多い。結局、人生は、その人の「心のあり方」にかかっているのだ。と思うことが多い。善因善果、悪因悪果。って奴なんだろうケド。　(-∧-)合掌・・・

  2007年05月08日

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  ブルース

  マーティン・スコセッシ製作総指揮　ＴＨＥ　ＢＬＵＥＳ　Ｍｏｖｉｅ　Ｐｒｏｊｅｃｔ 内容：［１］製作総指揮：マーティン・スコセッシ　監督：ヴィム・ヴェンダース　出演：スキップ・ジェイムス／Ｊ．Ｂ．ルノアー／ベック／ルー・リード／ボニー・レイット／ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン／ロス・ロボス［２］製作総指揮・監督：マーティン・スコセッシ　出演：アリ・ファルカ・トゥーレ／サリフ・ケイタ／タジ・マハール［３］製作総指揮：マーティン・スコセッシ　監督：マイク・フィギス　出演：エリック・クラプトン／ジェフ・ベック／トム・ジョーンズ／ヴァン・モリソン／スティーヴ・ウィンウッド／Ｂ．Ｂ．キング［４］製作総指揮：マーティン・スコセッシ　監督：リチャード・ピアース　出演：Ｂ．Ｂ．キング／ボビー・ラッシュ／ロスコー・ゴードン／アイク・ターナー［５］製作総指揮：マーティン・スコセッシ　監督：チャールズ・バーネット　出演：サン・ハウス／マディ・ウォーターズ／ライトニン・ホプキンス／ベッシー・スミス／Ｗ．Ｃ．ハンディ／ビッグ・ビル・ブルーンジー［６］製作総指揮：マーティン・スコセッシ　監督：マーク・レヴィン　出演：チャック．Ｄ／コモン／オーティス・ラッシュ／ハウリン・ウルフ／マディ・ウォーターズ／ボ・ディドリー／サム・レイ／マジック・スリム［７］製作総指揮：マーティン・スコセッシ　監督：クリント・イーストウッド　出演：レイ・チャールズ／デイヴ・ブルーベック／ファッツ・ドミノ／ドクター・ジョン／プロフェッサー・ロングヘア　［１］ソウル・オブ・マン［２］フィール・ライク・ゴーイング・ホーム［３］レッド，ホワイト＆ブルース［４］ロード・トゥ・メンフィス［５］デビルス・ファイヤー［６］ゴッドファーザー＆サン［７］ピアノ・ブルース［８］特典ディスク＼〈映像特典〉［１］～［７］監督コメンタリー／監督＆アーティスト・プロフィール（静止画）／監督インタビュー／海外・日本版予告編／「ライトニング・イン・ア・ボトル」予告編／［８］ヴェネチア映画祭記者会見映像／ライヴ映像（２８曲）：Ｂｌｕｅｓ　Ｊａｍ（ジェフ・ベック他），Ｂｌｕｅｓ　Ｂｏｙｓ　Ｔｕｎｅ（Ｂ．Ｂ．キング），Ｓｅｅ　Ｔｈａｔ　Ｍｙ　Ｇｒａｖｅ　Ｉｓ　Ｋｅｐｔ　Ｃｌｅａｎ（ルー・リード）　他昨日は、一日中、漫画「孔雀王」を読んじゃ寝してた。疲れも少し取れ、読むのも寝るのも飽きて夜から上記の８枚組みのＤＶＤマーティン・スコセッシ製作総指揮　ＴＨＥ　ＢＬＵＥＳ　Ｍｏｖｉｅ　Ｐｒｏｊｅｃｔ を見る。もう何回か見てるが８枚全部は見ていない。昨夜は、[３］レッド，ホワイト＆ブルース［４］ロード・トゥ・メンフィス［５］デビルス・ファイヤー［６］ゴッドファーザー＆サンを見る。これらの歴史は、詩に託した方がわかりやすい。例えば「奇妙な果実」１９３０年ニューヨーク市ブロンクス地区のユダヤ人教師エイベル・ミーアポル（en:Abel Meeropol）によって作詞・作曲されビリーホリデーが歌う。黒人の虐殺が日常茶飯事であったこの当時、それを告発する歌を黒人女性が歌うのはあまりにも危険だった。1939年からこの歌をレパートリーに加え、ステージの最後には必ずこの曲を歌うようにさえなる。この歌はやはり黒人であったために肺炎を患ったが病院へ入れてもらえなかった父親への供養でもあったという。ベッシースミスもそうだったが・・・・歌ひとつ歌うのも命がけだった時代があった。Southern trees bear strange fruit　（南部の木には奇妙な果実がなる）Blood on the leaves and blood at the root　（葉には血が、根にも血を滴たらせ）Black bodies swinging in the southern breeze　（南部の風に揺らいでいる黒い死体）Strange fruit hanging from the poplar trees.　（ポプラの木に吊るされている奇妙な果実）Pastoral scene of the gallant south　（美しい南部の田園に）The bulging eyes and the twisted mouth　（飛び出した眼、苦痛に歪む口）Scent of magnolias sweet and fresh　（マグノリアの甘く新鮮な香りが）Then the sudden smell of burning flesh.　（突然肉の焼け焦げている臭いに変わる）Here is fruit for the crows to pluck　（カラスに突つかれ）For the rain to gather for the wind to suck　（雨に打たれ　風に弄ばれ）For the sun to rot for the trees to drop　（太陽に朽ちて　落ちていく果実）Here is a strange and bitter crop.　（奇妙で悲惨な果実）そんなブルースや黒人音楽を表すにはブラインド・ウィリー・ジョンスンに語ってもらおう。ベッシー・スミスが交通事故死し、ロバート・ジョンソンが61号線と49号線の交わる十字路で悪魔に魂を売り渡したなどと歌い。エルヴィス・プレスリーがこの道に沿って立てられた住宅の中で育ち、キング牧師は61号線にあるモーテルで殺害された。ハイウェイ61の伝説不況になると綿花畑のオーナーたちは小作農から畑を取り上げた。働く場所を失った黒人は家族ともどもハイウェイ61に列をなして野宿した。１４３家族のテントが、ハイウェイの路上に点々と続く…まるで道祖神のように。何を道しるべするというのだろう？どんな未来へもつながらぬ、この道のみちびきの神。帰るべき家路を持たぬ、この道の守護の神。おお、ハイウェイ61。誰の奏でるギターの音色か。爪弾くのではない、まるで大地のドラムのようだ。野太い指で弦から音を叩き出す。労働のあえぎを。鉄の爪をこすりたて女たちの叫びを。弦をたわめて歪んだ音で、この世界のひずみを。女たち男たちは腰を回し土曜の夜の狂乱と日曜の朝の信仰で歪んだ世界の告発をわめきたてる。暗きものは夜、冷たきは大地。天と地のあいだに生まれし子らの歌。彼らは地と天を行き来した。ブルースとゴスペル。この世界を創りしものを讃えこの世界を創りしものを呪った。女を愛したその指で神を誉め男を吸ったその口で御名を称えた。いのりはのろい、のろいはいのり。ハイウェイ61には、伝説がある。親父が女を殴り女は腹いせに七歳の継子に苛性ソーダを投げつけた。それが失明の理由で以来民衆の阿片におすがりして生きてきた。街角に立って誰彼に伝道もした。朝から辻に突っ立てば夜にはパン一斤分の金がもらえる。どのみち胸の痛みのせいで空腹も気にならない。オ・マイ・スイート・ロード。ハイウェイ61には伝説がある。４９号線と交わる場所。深夜の常闇に伏し拝み、男は悪魔に魂を売った。朝にはこの世界の誰も及ばぬギターの腕前を手に入れた。男は自分が堕落したと感じた。女に買わせた一張羅を着込み男はそう歌った。彼はシカゴがカリフォルニアにあると考えていた。その眼前には海が広がるのだと。海を見たことのなかったこの男の世界は太初（はじめ）から歪んでいた。地と天がメビウスの輪のごとくむすぼれていた。ハイウェイ６１には伝説がある。男はトラクターの運転手をしていた。その前はブルースマンだった。その前には人を殺し監獄農場で無償労働していた。国会図書館に「採集」されるため男とギターは音源を提供した。受け取った報酬は冷えたコーラ一瓶。男が死んだ時、８６歳だったのか９４歳あるいは１０２歳であったのか当人にもわからぬこと。ハイウェイ61には伝説がある。男はひとつの夢を見たという。東洋には人を果実にして生み落とす木があると言うが男の住む国には死体を縄で吊るし果実にした木があった。ために男は夢を見た。どこへもつながらず帰るべき家路もない道で立ち上がりここにわれわれの家を作ろうと呼びかけた。痛みと苦しみと耐え忍ぶことを歌にするのではなく自由と喜びと勝利することを歌にしよう…そうできるのだ、と。男が殺されたモーテルもまたハイウェイ61のかたわらにある。ハイウェイ61には伝説がある。これらの歴史はＴ型フォードが全米を席巻した頃にはシカゴブルースを生み出した。「片思い」ソニーボーイウィリアムスン作窓をあけておくれ　　戸口から出られない窓をあけておくれ　　戸口はだめだおもてに男が立っている　おまえのあれかいああ　どうしよう「いつでも相手になってやる」マディーウォーターズ作墓場にゃ　斧　ピストルがあるぜ墓石の弾丸だ　チェーンもあるぜ爆弾しこたま腹につめ　ダイナマイトをぷかぷか吸っておい　まぬけ野郎　　喧嘩を売ってくれないかいつでもこい　準備ばんたんいつでも相手になってやる「大酒くらって暴れてみろ」マディーウォーターズ作フードをあけてやる　コイルを洗ってやる送電装置はどうかな　　それから油さし世間なんか　かまうもんか大酒くらって暴れてみろ《以上3篇チャールズカイル著（相倉久人訳）の「都市の黒人ブルース」より》こんな音楽たちがイギリスに輸出されビートルズやストーンズやヤードバーズを生んだのだ。だから、このＤＶＤＢＯＸには、クラプトンやジェフベックも登場。ザバンドの「ラストワルツ」を監督したマーティン・スコセッシ良い仕事してる。

  2007年05月07日

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• 夢のある話

  温暖な渥美半島では、ハウスの中で、太陽の光をいっぱいに浴びたいちごがスクスクと育つ。いちごはびっくりするぐらい大粒、ジューシーで甘味がいっぱい。そんな愛知県田原市内には、いちごが水耕栽培で育つ。そんな田原市で夢のある話があり。その名を農業生産法人　有限会社　新鮮組と言います。「人が集い、生活するこ事により「まち」が生まれます。いろいろな想いをそれぞれの人が持っています。ひとりひとり想いは異なっても「希望に満ちたまち」は共通の願いだと思います。　　当社は「希望に満ちたまちづくり」に”食”と”環境”を通して、お手伝いさせて頂きたいと思っております。”食”については、安全・安価・安定供給を第一に考え生産販売を行っております。”環境”については、極力自然にやさしい資材を使い、潤いある景観づくりの一環として花に囲まれた「まちづくり」のお手伝いを行っております。”食”と”環境”を通して「希望に満ちたまちづくり」に少しでもお役に立ちたい、そんな想いを社員一同心に刻み、日夜努力しております。」 代表取締役　岡本重明 http://www.with-nature.co.jp/n-annnai.html　田原市の農業生産法人・新撰組の岡本重明社長（４６）らの起業プロジェクト「ウィズ・ネイチャー」が開発した、従来の水耕栽培よりも飛躍的に少ない設備投資でおいしく安全性が高い野菜が作れるというシステムとはどんなものなのか。　従来の水耕栽培は、ガラスハウスなどの強固な温室と大量の水を循環させるための巨大なポンプ、そして室温や水温はもちろん、水に混合する肥料の濃度を一定に保つコンピューターを必要とする。このため設備投資額は、３００坪のガラス温室で約３０００万円だ。　これに対し、彼らが考案したシステムに必要な設備は、強風と直射日光を避けるための簡単なビニールハウス、少量の水を循環させる小型ポンプだけ。徹底した技術改良とコスト削減の結果、同じ広さの設備で投資金額は約４００万円、従来の８分の１だ。「これなら気軽に農業に参入できるよね」と岡本社長。技術は彼が２年前に特許を取得した屋上緑化システムがベースとなっている。◇残留硝酸体窒素の少なさも特徴　生産された野菜の味は別格。従来と比較にならないほど野菜本来の味、甘みがある。また、近年問題となっている残留硝酸体窒素も少なく、岡本社長独自の技術により無農薬栽培も可能だ。農作業は障害者や高齢者でも簡単で、必要な道具は収穫する際のハサミ一本という点は従来と同じ。　岡本社長らは、この栽培システムの販売をまずは自立を目指す障害者のグループ向けに行うが、単にプラントだけの販売はしない。障害者の作業訓練から販売までを一貫してサポートするのだ。「お金をもうけたいわけじゃない。障害者が事業を成功させて自立するのが目的だ（岡本社長）」　水耕栽培の利点は、土地を耕す重機や労働力が必要なく、大量の農産物を生産できることだが、設備投資の大きさが普及のネックとなっていた。◇いまの農業者に欠けるもの　しかしこの問題を解決した今、新規就農者による遊休農地の解消も視野に入った。「これまでの農業者は設備負担の大きさから世襲だけの閉鎖的な世界で、非効率でも守られてきた。でも本来、農業もビジネスだからニーズに沿ったものを作って自分で販路を確保するのは当然。今の農業者に最も欠けているのはこの視点だ。ここを変えなければ日本の農業に未来はない（同）」。http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&id=18747&categoryid=1「ウィズ・ネイチャー」が開発した水耕栽培システムは、障害者の自立、遊休農地の解消などさまざまな可能性を持つが、課題もある。生産した野菜の販路確保だ。　岡本重明社長は「ＣＳＲ（企業の社会的責任）」商品として売り出し、大手スーパーなどで取り扱ってもらおうと考えている。「自分たちは障害者の自立に必要な就労機会を生む技術を作った。あなた方には商品を売ることで協力してほしいと訴えたい」。　すでに数十社を回り、中には「ルッコラ、レタス、クレソンならいつでも取引を開始する用意がある」と話す業者もあったという。いずれの業者からも「品質は全く問題ない。興味はある」という評価が得られた。　この先、より多くの障害者雇用を生むには、さらに多くの販売先が必要となる。また、日本全国にある広大な遊休農地の解消に、定年退職後の新規就農者も受け入れたい。「だから同じ志を持つＪＡとなら全国的に手を結びたいね」。将来、生産過剰となった場合は、海外輸出も視野に入れる。岡本社長の夢は大きい。◇注目浴びる「社会起業家」　近年、ビジネスを応用して社会問題を解決する「社会起業家」が注目を浴びている。医療、福祉、教育、環境、文化などこれまで公的サービスが担ってきた分野を民間の事業として行う人たちを指す。　「ウィズ・ネイチャー」の活動はまさにこれだ。障害者福祉と農業というどちらも補助金によって自立がそがれてきた分野に乗り込み、大きな変革をもたらそうとする。従来のボランティアとの大きな違いは、彼らの「障害者が作ったものだから多少品質が悪くても買えとは言わない。あくまでもビジネス。ニーズに合った高品質で競争力の高い商品を作り、戦略を持って販売する」という言葉に象徴される。◇中央官庁補助金をあてにしない　近代の「大きな政府」による手厚い社会保障を柱とした福祉国家は、膨大な財政赤字と非効率な運営で必要なところにサービスが行き届かない結果を生んだ。それが限界にきている現在、もはや中央官庁からの補助金にぶら下がっている場合ではない。地域社会の構成員が自立心を持ち、プロフェッショナルな視点で運営しなければ前には進まない時代が間もなくやって来る。　＝おわり＝東日新聞http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&categoryid=1&id=18803この話は僕がいつも考えている事にドンピシャ。様々な地域で夢のある共同体を作りたいという人にお勧めの戦略かもしれない。

  2007年05月06日

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  道楽の極み

  that is an old one! we do not even have records that go back that far. it is probably a basswood body. the model is a pro am. the pickups are probably SN1, SN2 and H3. the neck is probably our 1 11/16" standard neck. the graphic was done by a friend of ours(Kelly McGraw) who is now an artist for disney animation.that was made in 1986. we only have records of about 14 made that year.Tom Andersonトムアンダーソンというギター職人とディズニーアニメで絵など描いたりSTEVE VAIの貴重なギターのグラフィックも描いてるKelly McGrawとの貴重なコラボギター。これが左利き仕様で・・・・・・格安で売りに出ていたので買いつけた。名工Tom Andersonが１９８６年当時に１４本だけ作ったうちの一本。トムアンダーソンは、２００５年製の真赤なレフティーを一本持っている・・・これは、別の職人が作ったものでTom Anderson本人が作ったものを弾きたいなあと思っていた。鈴の音のようなトムアンダーソンギターサウンドは、大好きだがアタックが弱く・・・まこちゃんの声質ともあわず。今回のレコーディングでは使用せず。バッカスのストラトが滅茶苦茶鳴るので妖怪ＣＤ関連では、しばらくバッカスで行こうと思っている・・・・まるでレスポールみたいな分厚い音も出せるのだ。しょうちゃんのトンコリとコラボってみたり福地さんのシンセを聞いたり色々とアイディアがひらめく。以前から私的にギターオーケストラを録ろうと思っていた。老後の道楽として・・・・・それに合うギターを探し。トムアンダーソンに行き着く。で、世界中探しても左利き用としては、これ以外にないだろうなあ・・・・と思い。購入。道楽の極みではあるが・・・・・５０年代のオールドのレスポールが一千万とか値段をつけていたり、そのレプリカが１００万とかふざけた値をつけてるのを見れば断然安いし音も遥かに良い。トムアンダーソンギターサウンドの実力は１００万以上の価値がある。生ギターの方も結構まださがしているけど・・・・今使ってるオヴェーション以上のは、なかなか無い。これもそのうちに・・・・などと思っている。２枚目の妖怪ＣＤは、アビーロードＢ面のようなロックンロールメドレーを何曲かやりたい。それにもこのギターだろうなあ・・・などと思っている。このギターが今週中に到着して・・・・・・ボチボチとこれで作曲しようと思う。昨日は、久々にフェレと外を散歩したり・・・ようやく、生活が落着いてきた。今年に入って色々と物入りが多く。貯金も随分と使った。まあ、銀行に置いとくよりは良い金の使い方をしたかと思う。

  2007年05月06日

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  版画家職員誕生

  昨日は、連休中の開所。人手が足りないので作業所の事務処理その他。ハッピーライフ５月号の編集を門ちゃん。構成を文豪ぽんちゃんが自宅でやってきてくれた。これで、連休明けに印刷その他がスムーズに行く。打ち合わせなどをボチボチと・・・・・郵便物を見ると、友人と知人より万単位の寄付金の振込みが２件。(ﾉﾟοﾟ)ﾉ ｵｵｵｵｫｫｫｫｫｫ-・・・・これは、嬉しさ半分、プレッシャー半分。こちらの思い以上の期待や愛がのほほん工房に託されているのだと再確認。賛助会員も少しずつ増え・・・この中に、丸山さんやトムさんも入っているのが嬉しい・・まったりペースで良い感じ。ハッピーライフの強力助っ人のヒロさんも昨日来てくれる。ヒロさんは、ルーツ・レゲエ・パーティを５月１３日（日）にやります！以下ヒロさんの文章のコピペ。「１９８１年５月１１日に神の国へと旅立ったボブ・マーリイを偲び、ここ札幌で渋いルーツ・レゲエ・パーティを５月１３日（日）にやります！まだまだ先の話と思っていたけど、もうすぐになってしまった。う～ん、楽しみ！ 　当日は、日本中のレゲエ・フアンの９９・９９９％が聞いたことのない未発表の「ボブ・マーリイ日本公演ライブ」の超貴重な録音テープを流す予定！それ以外にも飛び入りのライブがあったり、僕が、多分友人も、ボブの話をしたり、ボブの名曲の歌詞の日本語訳を朗読したりと盛りだくさん。昼の１２時から夕方７時までやってます。それでチャージが５００円！近くに駐車できるところもあるそうなのでがんがん来てね。地下鉄「西２８丁目駅」から歩いて７、８分です。山の手通りを山の手、西野の方に歩いて道路右側です。お店でも安くて美味しいつまみをたっぷり用意するそうです。とことんルーツ・レゲエに酔いしれましょう！ 」お問い合わせは、「ＳＫＵＮＫ２０００」札幌市中央区宮の森２－６－３－８電話　０１１　６１６　１１９３ＣＤ製作でお世話になってる結城さんとジョニーさんとしょうちゃんが現れ。先日のトンコリＣＤを焼き増し。結城さんが素敵なジャケットを描いて一枚一枚手書きでロムになにやら書いてます。レーベル名が「のほほん」w(￣o￣)w ｵｵｰ!焼き増して狸小路５丁目のアイヌグッズのお店「ピリカ民芸店」前でのストリートライブへ・・・・ここでしょうちゃんのトンコリＣＤを販売してます。のほほんレーベル第一弾ＣＤとなりました。のほほんレーベルＣＤは、大通り地下街にある福祉ショップ「元気ショップ」でも一括販売委託をする予定です。この所、ジョニーさんと並びＣＤ製作とハッピーライフ製作の為に獅子奮迅の活躍をしてくれる助っ人「福地」さんと話す。生まれながらに脳性麻痺を抱えつつも、それにめげずに版画家として大成した福地さんとは、この数ヶ月何回も色々と話をしてきて昨日からのほほん工房の非常勤職員となる。障害と芸術という今、のほほんでやっている仕事に彼以上のスタッフはいない。流れというのは、凄いものだなあと実感。音楽にＣＧにペーパークラフトそして版画。彼の才能は底知れず・・・・・・なにしろ「チョコボの不思議なダンジョン２」のムーヴィーなんかを作っていたのだ。これらの映像なんかも昨日見る。そういう人材が新たなスタッフとして加わり。ハッピーライフと妖怪ＣＤに次ぐ新たなジャンルの作品が生まれそう。まこちゃんもＴシャツ作りに着手。きっこちゃんも自作の歌をひっそり聞かせてくれたり。なおや君も取材の準備をしたりと何かが大きく変わりみんなのやる気を感じる。あとは、とりあえず僕が実務をやっていると、もう１人何でも屋の人物があらわれるかと思う。そして・・・・・おそらくビルが建ち。グループホームだ清掃事業だ。レコーディングだ。ライブだ。食事だ。喫茶店だ。Ｔシャツだ。版画だ。絵本だ。アイヌ刺繍だ。トンコリもムックリも売るぞ！！そして・・・・ボブマリーグッズも・・・・・まあ、そんなことになっていくのでありましょう。ハッピーライフ５月号の表紙を飾る福地さんの版画は、僕が一番好きな絵が載ります。写真の版画がそうです。福地さんのホームページは↓http://plaza.rakuten.co.jp/LMS2005/ハッピーライフに関しては以下です。年12冊発行賛助会員（年会費）制一口‥5000円バックナンバー１冊５００円振込み先小樽貯金事務センター口座番号　02790-8-61915名義　のほほん工房※お振込みの際はご住所・お名前・電話番号を必ず明記してください。http://www.interq.or.jp/hokkaido/nohohon/happylife2.htmのほほん工房http://www.interq.or.jp/hokkaido/nohohon/

  2007年05月05日

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• 傑作

  神々の地球風よ吹けえええええ～雨よ降れえええええ～全てを浄めるためええにいい～というネイティブ風楽曲が完成する。これで核になる楽曲群「孤独姫」「依存の歌」「エンドレスウォー」と全て完成。録音した楽曲を聴きつつやはり結城さんの存在は、大きい。まこちゃんが結城さんがいるだけで化けるのだ。なにしろ、「神々の地球」という曲は、今年の正月にＡＫＩＲＡライブの打ち合わせ後に結城さんとエンドレスウォーを一緒にギグってから書いた曲。エンドレスウォーは、僕が昔に書いた曲に結城さんが詩をつけながら完成した。「神々の地球」は、結城さんという存在抜きでは、書けなかった曲。普遍的な民族音楽と詩を人類の大昔の暮らしを思い浮かべ書いた曲。狩猟と農耕の歴史を・・・・やっぱりジミーペイジの影響大の楽曲。依存の歌もそうなんだけど・・・・・メロディーやリフが尊敬するジミーページに似てくる・・・・・風邪をひいて前日まで熱があったまこちゃんがのどの痛みを押して歌う。僕のイメージ通りの原始的な曲に仕上がる。リードヴォーカルをまこちゃん。バックコーラスを結城さん。リズム職人ジョニーさんがこの曲でも大活躍。大田さんのベース、まこちゃんのコーラスにジョニーさんのジャンベをオーヴァーダブ。昨日は、早めに到着したしょうちゃんとトンコリとギターでギグ。遊んでいると福地さん、ジョニーさんも加わりギグ。ＣＤを焼き上げしょうちゃんにプレゼント。結城さん曰く「北のゴンチチ」フトシ君となおや君のＡＡＰナンバー「マクナレラ」やパンクロックにブルース。結城さんのブルースと。そのままＣＤに入れてもおかしくないような楽曲群。曲順などをそろそろ考え出した。何曲入れるの？と色々な人に聞かれる。４５分から６０分程度のＣＤを想定しているので何曲という考え方は今の所していない。コンセプトアルバムには、したいのだけれど・・・・・当初は障害というコンセプトで考えていたけど。そういう枠組みはもはや飛び越え。最終的にどんなＣＤになるかわからず。黒人音楽で育った僕としては、敬意を払う意味でブルースナンバーを一曲はと思う。それにやはり、ゴスペル、賛美歌的な楽曲も・・・・アンコール的なナンバーとして。すでに録り終えた「恋心」「夏の夕暮れ」に「落伍者の人生」という和風ナンバーなどもあるのでＡＫＩＲＡさんと語り合ったプロも顔負けの障害者の「サ－ジャントペパーズ」という構想には相当近づいた。みんなが帰り、僕となおや君にまこちゃんと福地さんで福地さんの昔に作った楽曲群を聞く。ジプリ映画のＢＧＭにしてもおかしくないような曲や様々な曲を聞く。まこちゃんが詩をつけたいと言ってＭＤを持ち帰る。筋ジスの人が書いた曲も聞かせて貰う。昨夜は何度も完成した楽曲群を聞きなおす。心の痛みを歌い上げるまこちゃん。祈るような結城さんのヴォーカル。傑作が出来た。２枚目のＣＤを意識しつつ今回のＣＤの選曲をしようかと思う。今後の展開を考えつつ僕は、ギターと作曲をもう少し精進しつつ。ジョニーさんの音楽に対する真摯な姿勢は、僕の襟元を正した。一万枚くらいプレスしても良いかもなあ・・・そのくらいの仕上がりだ。自宅という環境や録音機材の為に音質だけはいかんともしがたいが・・・・そこが手作りの味でもあるが。これ以上のことは現状ではやれない。ベストは、みんなで尽くした。更なる向上を期待しつつ・・・・・妖怪ＣＤは、最終段階に突入する。軽めのお笑いを録音。

  2007年05月04日

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• 春夏秋冬

  昨日は、結城さんとしょうちゃんが我が家に来てトンコリの録音。一昨日のみんたるで結城さんから頼まれてやることになる。僕のほうは、もう「なんでもやるけんねモード」なんで即決で決行。出来るだけ良質のＣＤを沢山作ろうと思い機材を揃えたので・・・・・望む所です。仕上がりは、８０点。これは、録音機材の問題で現状の機材では、ここ止まり。しょうちゃんと結城さんの漫才のようなやり取りの中で僕は、トンコリ奏者しょうちゃんの良い所を引き出す役回り。伝統曲の説明を結城さんより伝授。ウドゥドラムとガメランボールが意外と役に立つシャーマニズムにネイティブ音楽の原点のような楽器トンコリ細心の注意を払いつつ録音を進行。我が家のズームのギターアンプで音を加工しつつ演奏。色々な音色を試すも結局マイクで直録り。この辺りでの僕と結城さんとしょうちゃんのやりとりが面白い。表現に対する思いが一緒なのだ。結城さんのアイヌの文化のお話をを聞きつつしょうちゃんのトンコリをプロデュース。結城さんは、語りやうなり声やウドゥドラムとガメランボールで参加。僕は、頼まれて一曲だけギターを弾く。あとは、エンジニア兼プロデューサーに徹する。もう、何でも屋の極み。トンコリには、生ギターだろうと思ったのですが。最初、オヴェーションを弾いたんですが、意外とあわないんで・・・・結局、バッカスストラトに軽くディストーションをかけて録音。これがトンコリに合いました・・・以外でした。生音なら良いというわけでもないという意味で・・・・実の所、僕もしょうちゃんのトンコリはＣＤにしたほうが良いなあと思っていたので今回の録音は非常に勉強になりました。殊にしょうちゃんオリジナル「春夏秋冬」ライブで何回か聴いてきて良いなあと思ってました。で、マイク直録でやると。しょうちゃんの意見で録音。再生して聞いてみると僕としょうちゃんはＯＫ。結城さんからクレーム。「もっと柔らかい音で」この辺りが表現の難しい所。トンコリの音を伝えるならこのヴァージョンでＯＫなんですが。確かに言われてみると春夏秋冬は柔らかいイメージの曲です。で、音を加工して録り直し。気分転換に結城さんのトンコリ弾き語り僕がギターしょうちゃんがドラムスを叩いてセッション。これも良い味の音が録りました。で、春夏秋冬を録り直し。エフェクトをディレイとリバーブをかなりかけて。しょうちゃんと結城さんの意見を聞きつつ・・・・で、癒しの名曲「春夏秋冬」が出来上がりました。一日で作る。という結城さんのオファー。出来るのか？と僕は最初疑問符がありましたが。とりあえず５曲入りのＣＤが出来ました。メモ代わりに書いておくとディストーションを軽くかけたトンコリの音が評判良かったです。それと、「春夏秋冬」では、ズームのアンプでは、アコーステッックポジションとディレイをかけて録りました。これがトンコリには結構有効です・・・ライブで試してください。「一日で作る」これは、結城さんのしょうちゃんのトンコリの演奏に対する信頼が言わせた言葉だったようです。結城さんとアイヌの人たちの抱える様々な問題と精神障害者の問題を話し合えたのが興味深かったです。先日のチャオライブのＤＶＤを見つつ焼きあがったＣＤを渡し、結城さんとしょうちゃんが帰る。僕は、今日の準備として３０日の音源をトラックダウン。撮影した動画をＤＶＤに焼く・・・・延べ１０時間を越す動画。なんてことをしてるとまこちゃんから電話。「風邪をひいた・・・・今日の録音は参加出来そうも無い・・・・」動画を見て音源を聞くと一番とりたかった「依存の歌」は、３０日の最後の最後のヴァージョンでＯＫじゃないか？と偶然の産物でジョニーさんのドラムスがガレージパンクみたいに入って。歌とギターとシンセは完璧な仕上がり。何回か録音した「エンドレスウォー」も完璧な仕上がりでコーラスはオーヴァーダブの方が良さそう。今日これをみんなで聞いてＯＫなら。これを使おうと思う。他の曲の事なんかも今日話し合い。妖怪ＣＤも少しずつ完成に向かっています。連休返上でみんなで音を作る。みんなの熱い思いが新しい何かを創造中です。

  2007年05月03日

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• 供養ライブ

  昨日は、家で仕事をしてると電話が数件・・仕事が捗らず・・郵便局に行って札幌市役所に書類を送る。一仕事して昼寝して起きると午後６時・・・・機材を車に積み込み環状線をひた走る。機材を積んで車の運転をしてるとＡＫＩＲＡさんを思い出す・・・真冬のライブの日々を・・・あの時は、みんたるが初日でＡＡＰとコラボ・・・・この時にカホンを叩くジョニーさんと初めて会ったのだった。熊さん＆runma（結城さん）&Johnnyと遊ぼうの集いがあると聞き「みんたる」に機材を持って来て欲しいとのジョニーさんの依頼。７時前に着けば・・・今日は、みんたるのアースデイの打ち上げ。高、大学生がアースデイ当日にみんたるのお手伝いをしてその慰労会。この人たちに歌を聞かそうというジョニーさんの企画・・・・・福地さんも来てまこちゃんも来る。でもって、親友が急死したジョニーさんは、供養のためにロカビリーを心を込めて歌う。まこちゃんも歌う結城さんも歌う熊さんも歌うマキ君も歌う僕は、ギター弾くそんな夜。 結城さんやジョニーさん学生さんと話す。以前から話したかったマキ君と厨房で話す。彼は、ネパール人のレゲエマン。音楽学校に通いつつみんたるでコックをしながら金を稼ぐ。今度逢って話しましょう。誘う。彼の自主制作ＣＤ「反グロバーリゼーション」を購入して聞く。「 誇り高きグルン族（「グルカ兵」の出身部族として有名）と日本人の血をひく、ネパール人ロック・ミュージシャン「マキ・グルン」の2ndアルバム。Rebel Songsとは日本語で「反乱の歌」の意味。 ネパールで起きた政争事件の背後に隠された真実を直視するよう国民に呼びかけるその内容から、本国ネパールでは発売禁止処分となる。祖国ネパールの将来を憂うマキ・グルンの魂の叫び。アルバムタイトルのRebel Songsのほか、全１４曲を収録（合計６２分）。「みんたる」ではこの貴重なCDを独占販売中。 」 http://www.mintaru.com/html/onlinestore.htmみんたるで何回か聞いたマキ君の歌うカヴァー塚田タカヤさんの「森の人よ」が良い。明るいレゲエナンバーにバラッド、クオリティーの高いまこちゃんがレゲエを聴くとヒロさんを思い出すとの事。歩き人・・・文さんも来てた。少しお話しする。名前は聞いて知っていた。http://www.nmt.ne.jp/~kfumi/それと九州から札幌に住んだばかりの北大生も来てて少しまこちゃんと３人でお話しする。家に着けば０時を廻る。今日は、トンコリ奏者しょうちゃんのレコーディング。上手に録音できれば出来立てホヤホヤＣＤをタヌキ小路のピリカの前でストリートライブでキャンペーン販売予定です。明日は、のほほんレコーディング。明後日は、ハッピーライフの構成その他をみんなで・・・・黒豆ライブの日程もみんなでボチボチ決めようかと思う。連日の演奏で腰は、まあまあだけど指と腕が痛い。指先のギターダコがもう少しで硬くなる。それまでの辛抱。昨日くらいのクオリティならまこちゃんの歌は１００点満点。歌った後に女子大生と話すまこちゃんを見てると本当に何かが変わりつつあるなあと感じた。ジョニーさんの親友の良い供養になったんじゃないかと思う。

  2007年05月02日

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• 健康第一

  お知らせフェアトレード雑貨＆レストラン「みんたる」札幌市北区北14条西3丁目1-1営業時間：11:45-22:00（日曜・祝日休み）Tel & Fax：011-756-3600 本日19:00頃から熊さん＆runma&Johnnyと遊ぼうの集いが「みんたる」であります。僕もＰＡとオヴェーション持って行きます。http://www.mintaru.com/frame/frameset.htm昨日は、録音。午前中よりＹＭＡＨＡのＰＡのセットアップをジョニーさんとその後、色々な人が我が家に集いました。福地さんにまこちゃんになおやくん、きっこちゃんに大田さんにその知人最後に結城さん・・・・一日で何が出来るか？と思っていましたが・・・予想以上の仕上がりでした。職人ジョニーさんのリズムワークまこちゃんの雄叫び僕が作詞作曲した「依存の歌」福地さんの鋭いシンセ久々のナオヤ君と大田さんのコラボ。大田さん作曲、なおや君作詩「嘘つきの人生」僕が曲を書き、結城さんが詩を書き歌う「エンドレスウォー」大田さんの新バンドの為のデモ音源も演奏しました。５月３日にもう一度録音をします。皆が帰ったあとは、放心状態でした。おそらく何年かぶりでギターを本気で弾きました。一時期楽器もいじれないくらいヘルニアが酷く・・・・その後、気功で腰を治してもらい・・・・今回のＣＤ製作では、腰をかばって弾く癖がついてるんですが・・・・・最後の方はそんなことを忘れて弾いてました。ジョニーさんに触発されます。若い頃、ひたむきに音楽をやっていた時代を思い出します。妖怪バンド・・・じっくりやれば、大化けします。物凄い音です。おおばけ、おばけ、やっぱりこりゃあ妖怪だわ。遊び半分ではじめ・・・・本腰を入れはじめ・・・・本気でライブやったりするなら職場に事務員入れなきゃ駄目かもなあ・・・・などと考えてます。福地さんには、ヘルプで職場に来て貰うことになりそうです。この連休は職場の事務処理とＣＤ製作を平行させてやってます。気功と筋トレをやっていけばまあ・・・・楽勝なんですが。ＣＤ完成、リリース後には、おそらく、膨大に仕事が増え・・・・・とりあえず千枚くらい焼こうかと思いつつ・・・・枚数ももっと多めにしといたほうが良さそう。コストパフォーマンスなんかを考えつつ決定します。福地さんデザイン中のジャケットの印刷やＣＤのコピーは、外注で・・・・これも以前から考えてるんですが・・・・・１階は、お店・・・・出版物にオリジナルグッズの物販やライブなんかをやったり出来れば軽食喫茶も・・・・２階は、作業所・・・ハッピーライフをここで作ります。３階から上は溜まり場＆住居・・・・そんな「のほほんビル」を建てようなんて職場で仲間と話し合ったりしました。これらも職員が僕一人でやっていくなら可能。人件費を家賃に充当すれば・・・・で、メンバーが苦労しつつ金稼いで人を雇ってやってけばなあ・・・なんてことをのほほんをはじめた当初より冗談まじりに語ってました。昨日の、録音を体験した限りでは・・・・実現の可能性大です。まこちゃんもなおやくんもやる気が出てきてるし・・・・サポートしてくださっている。ジョニーさん、大田さん、結城さん録音機のスイッチャー＆ＤＶＤ撮影をしてくれたきっこちゃん(o^o^o)あ(o^-^o)り(o^o^o) が(o^O^o)と(o^.^o)う こりゃあ・・・しばらく僕は勤労おじさん状態だなあ・・・と。自宅に持ち帰った書類を眺めつつ思うのであります。自立支援法にＮＰＯ化地域活動支援センターとなった。のほほん工房戦略を練り上げつつみんなが希望を持てるようなことをやりたいなと。それには。やっぱり健康第一だなあ・・・・と。

  2007年05月01日

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  羽冠

  昨日は、午前中は１３日の金曜日に福地画伯展示会において妖怪ライブを決行した画廊喫茶「チャオ」のママが画伯と一緒に我が家に訪れ四方山話。「依存の歌」を絶賛していた。その後、画伯と僕は黒豆へレラさんの妹ひろ子さんの展示会を見る。ひろ子さんお手製のうどんをご馳走になる。刺繍をあしらった洋服など数点購入。新しい黒豆は、広い。ブルースハープとケーナのセッションをやっていた・・・音も良い・・・天然リバーブ。ここで妖怪ライブをそのうちに・・・と黒豆さんと約束する。東の将軍が自転車で通りかかる、呼び止める。しばらく話して宍戸先生のアップル健康堂へ画伯と僕が気功を受ける。今日は、妖怪ＣＤのレコーディングがある。最近、パソコン事務や雑用が多く、腰が少々痛む。久々に腰痛体操やストレッチに勤しむ。昨日の気功は保険代わりだ。気功の宍戸先生とヒーリングスポットに関してあれこれお話する。今朝は、快調だ。自宅前まで福地画伯に送ってもらい別れる。家にある布団を車に積み込み今度は白石へレラさんの展示会へ藍染の刺繍入りの半纏鋭い木彫りのお盆ずんちゃんの絵画などを購入財布が空になったところで。布団を二風谷よりきたワゴン車に積み替え家路に着く。明け方にウォーボンネット＝羽冠をかぶった人物が夢枕に顕れる。白い羽は、アメリカ大陸においては、勇気をあらわし、アフリカ大陸においては卑怯をあらわすという。僕が夢枕で見たのは、羽冠をかぶったアメリカ先住民・・・・ラコタ族か？人物は、なにやら、啓示的な言葉を言い給う。チェロキー族の人は、アメリカ先住民の根本航宗教観念をこう説明している。「東洋人は自然について考え白人は自然を利用して暮しているしかしインディアンは自然とともに生きる」 日本人も江戸時代辺りまでは、自然と共生していた。血なまぐさい先住民族の悲しい虐殺の歴史は世界共通でどこの国でも生き残った先住民がアル中になったり精神病になったり自殺したりするケースが多い。北海道でも酒で滅びるアイヌの人と随分と交流した。そういえば、僕が毎日バカバカ吸う「アメリカンスピリット」にも羽冠をかぶりパイプを燻らす人物が描かれている。今日は、我が家で「妖怪ＣＤ」の録音。ジョニーさんのドラムスを加えまともに録音するのは今日が始めてどうなるか楽しみだ。ＣＤ作りをしながら行政に提出する書類を作ったり会計システムを作ったり。まあ、しばらくは、忙しそうだ。僕の中にあるものを思いっきり今日は音にする。　

  2007年04月30日

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  脱帽

  「自分の感受性くらい」 茨木のり子 自分の感受性くらいぱさぱさに乾いてゆく心をひとのせいにはするなみずから水やりを怠っておいて気難かしくなってきたのを友人のせいにはするなしなやかさを失ったのはどちらなのか苛立つのを近親のせいにはするななにもかも下手だったのはわたくし初心消えかかるのを暮しのせいにはするなそもそもがひよわな志にすぎなかった駄目なことの一切を時代のせいにはするなわずかに光る尊厳の放棄自分の感受性くらい自分で守ればかものよ 茨木のり子は、良い。だから、時折この詩を思い出す。痛切な凝縮見事な態度と決意凄いと思う。もうひとつ感動した詩は以下。この「倚りかからず」には、圧巻、脱帽した。「倚りかからず」 もはやいかなる権威にも倚りかかりたくはないながく生きて心底学んだのはそれぐらいじぶんの耳目じぶんの二本足のみで立っていてなに不都合のことやある倚りかかるとすればそれは椅子の背もたれだけ自分の感受性くらい新装版

  2007年04月29日

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  無力

  ハッピーライフＣＤ製作とライブ来週から始まる聖地高台公園の清掃ＮＰＯ化や自立支援法への対応会計処理の再構築仕事をやりながら色々なアイディアが浮かぶ。各々の事業を膨らまそうと思えば、それぞれひとずつ福祉施設が出来る。公園清掃もかなり以前から札幌市より「もっと大きい仕事がありますが」・・・・とかＣＤ製作とライブに関しては、演奏でも出来るスペースにのほほん工房が引っ越せば面白い。軸になるのは「ハッピーライフ」の発行でこれらは、僕の職場には、大物詩人や文豪や大物版画家までいるのだ。企業化してＮＰＯ企業なんかも作れる。ＣＤ製作とライブも札幌市の担当と話せば自立支援法の対象事業となる可能性もある。前例を作れば面白い展開になる。規模がでかくなればサービスの質は低下する。何が一番面白いか？やはりメンバー様々な業務を担って成長しつつ事業展開することだろう。なんてことをここ数年考えているがいまいち乗り気になれないこれは、僕が共依存から回復したからだと思う。結局「人材」なのだ。企業の風土と福祉の風土が乖離しすぎているし。おそらく、この中間辺りを目指すと面白い組織が出来る。千葉県精神科医療センターで7300件の緊急入院患者とかかわってきた精神科医計見一雄医師の言葉を少し紹介する。「精神分裂病、そしてその他の精神病はただの病気にすぎない。だから侮りの対象にも、その反対の神秘化の対象にもするべきではない。・・・まして、この病気を扱う医者が人間の精神活動について何か特別の知識や指導性を持つかのように錯覚するのは大いなる過ちである。」「我が国の精神科医療界では当たり前にはなっていない。」「ハンセン病とも共通する、差別・忌避・隔離への傾斜と、権力によるその強化が、要因の多くを占めることは言うまでもない。」・・・・・「・・・精神医学総体（全世界的にも）が、語るべき科学的な裏付けのある説明をいまだに持っていない。」「ヒトにとっての現実とは、運動行為を脳内で準備するときに発生する世界の絵（リプリゼンテーション）である。その準備活動に従事する責任部位は大脳皮質前頭葉の四六野を中心とする部位で、準備（計画）作成のために、この部位が脳内の他部署を強力に統制して、世界の意味づけやそこで行おうとしている行動の持つ意味、社会的コンテキストその他の重要な情報をメモリーから調達する。行動計画を作成する機能が統合機能であり、これが不適切だったりバラバラであったりすると、合理的行動はできなくなる」「支配したいんだけど、支配できないのは怖い。愛されたいのに愛されないのは怖い。目立ちたいのに目立てないのは怖いことです。全部この欲望、何かの欲望というのは、その裏側にそれが満たされないときの恐怖に裏打ちされています。」「統合失調症あるいは精神分裂病　精神病学の虚実」計見一雄著とまあ・・・あれこれ思い考え・・・・良質な医療と福祉と企業と行政と・・・なんて思うのだ。浦河べてるの向谷地ＰＳＷは、こう語る。「いわゆる精神障害をもっていない人でも、この社会には生きづらいことがいろいろあります。私のように仕事があって収入があり、それなりに社会的安定を保障された者でも苦労や不安が絶えない。まして精神障害を体験した人が生きていくには、二重三重のハンディがあるわけです。それなのに自立や元気を求め、それらを前提とした社会復帰を促すのはおかしいのではないかと思うんですよ」まあ、みんなこの世界の価値観に毒されているのだ。昨日は、仕事の後、レラさんの展示会に行って見た。アイヌ文化の刺繍と文様は、とっても綺麗だった。その歴史は、やはり重い・・・・アイヌの人が収容された樺太の収容所の写真などを昨日は眺めた。浦河アイヌのアル中仲間赤尾のオババからも電話が来て・・・・べてるの潔君が・・・・で洋子ちゃんが・・・・で・・・なんていう話も聞く。近々、浦河に仲間の愚痴でも聞きに行こうかと思う。差別や偏見。精神病にアルコール依存に共依存。家族の歴史に民族の歴史刻印のように刻まれるトラウマ数々そして近代文明という問題。あれやこれや考えれば・・・・まあ、とりあえずやるしかないのだ。世界のあり方や人の心が見えるにつけ人間は無力なのだ。そう思うことが多い。祈る事が多い。まあ、ベストを尽くし後は、神様にお任せなのだ。謙虚さこそ大切なのだろうなあ・・・・・・４月２７日（金）～３０日（月） 展示会の内容は、アイヌ刺繍の着物、はんてん、カイカ（きの繊維をよっていとだまにしたもの）、現代風アイヌ刺繍作品、マタンプシ、かなり大きなトマおり、道具類など。 アイヌ刺繍ワークショップもやります。最終日の午後１時からはウポポとリムセ（唄と踊り）、などなど。朝９時から夜９時まで、最終日は午後６時まで。 レラさんの展示会会場は「白石まちづくりハウス」にて 白石区平和通り３北３－１葵ビル１F　JR白石駅前 TEL０１１－８６６－６６８３ あーと・ひろさん、八重さん主催の展示会は、「黒豆」にて。 ４月２７日（金）～２９日（日） 　「アイヌ民芸・工芸展示販売会」 　１０時～ 　主催　あーと・ひろ（ヒロ・トﾟレシー） ・マタンプン（はちまき）作り　先着１０名　材料代込み　２０００円 ・ムックリ（楽器）作り　先着１０名　材料代込み　５００円 黒豆 場所：東区北２０条東７丁目２－２２ 　 電話：０１１－７１１－２３４８

  2007年04月28日

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• 成長

  発送したばかりなのにハッピーライフに１０口以上の送金がある。(o^o^o)あ(o^-^o)り(o^o^o) が(o^O^o)と(o^.^o)う 長年、のほほんやハッピーライフと歩んだ東の将軍トムジョンイルことトムさんがのほほんを去ると挨拶に来る。「本当に迷惑ばかりかけてすみませんでした。長い事ありがとうございました。」と・・・・長い間、がんばったと思う。１０年を越す引きこもり状態から抜け出し、生まれて始めての独り暮らしや同棲を始めたり、取材や原稿書き・・・・色々大変だったと思う。充電後の新天地・・・北朝鮮か？・・・での活躍を期待する。トムさん(o^o^o)あ(o^-^o)り(o^o^o) が(o^O^o)と(o^.^o)う 夕方、のほほんに３年ほど通所した後、学校に戻った、現役女子大生就職活動中のともちゃんが職場に来る。最近の、のほほんの変動に驚きあれこれともちゃんに聞かれるままに話をする。「私ものほほんが無ければ学校に戻れなかった。」「親の影響って本当に凄いですね」「大学に戻り寮に入り、みんなが頑張ってる姿を見て良い刺激を受け、生きる事が楽しい。」「私も頑張ります。」そんな、ともちゃんの言葉が印象深かった。物凄く前向きになって凄い成長だなあと思いました。まあ、神様から見ればどんな人も百点満点なんだ。そして、この地球という巨大な幼稚園で成長するのだ。「人生において、多分最も大事なことをつかむ瞬間は、勝利したときじゃない。敗北したときなんだ。挫折は感情をもたらす、思考をもたらす、エネルギーをもたらす。結果に値打ちがあるのではない。結果を生み出す過程にこそ、人間の値打ちはあるのだと思う。「桑原水菜著　炎の蜃気楼」私は、子供達には「努力をしなくても成果を上げる人よりは、努力をしても成果が上がらなかったという生き方の方が、ずっと好きだ」と伝えたいと思います。自分が願ったように努力しても成果が上がらないことはある。しかし、それはそれで立派なものだ。天国へ行ったときに、神様から「よくやったね」と言っていただければそれでいい。「児童精神科医、佐々木正美医師の言葉」

  2007年04月27日

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  愛を生きる

  If you do good, people will accuse you of selfish motives.Do good anyway.If you are successful, you willwin false friends and true enemies.Succeed anyway. The good you do today willbe forgotten tomorrow.Do good anyway.Honesty and transparencymake you vulnerable.Be honest and transparent anyway.What you spend years building maybe destroyed overnight.Build anyway.People who really want help may attack youif you help them. Help them anyway. Give the world the bestyou have and you may get hurt.Give the world your best anyway.The world is full of conflict.Choose peace of mind anyway. 「それでも」人々は、理性を失い、非論理的で自己中心的です。それでも彼らを愛しなさい。もし、善いことをすれば、人々は自分勝手だとか、何か隠された動機があるはずだ、と非難します。それでも善い行いをしなさい。もし、あなたが成功すれば、不実な友と、本当の敵を得ることでしょう。それでも成功しなさい。あなたがした、善い行いは、明日には忘れられます。それでも善い行いをしなさい。誠実さと親しみやすさは、あなたを容易に傷つけます。それでも誠実で親しみやすくありなさい。あなたが歳月を費やして建てた（完成した）物が、一晩で壊されてしまうことになるかもしれません。それでも建て（完成し）なさい。ほんとうに助けが必要な人々ですが、彼らを助けたら、彼らに襲われてしまうかもしれません。それでも彼らを助けなさい。持っている一番いいものを分け与えると、自分はひどい目にあうかもしれません。それでも一番いいものを分け与えなさい。　「カルカッタの〈孤児の家〉の壁に書かれた言葉より」大切なのは、どれだけたくさんのことをしたかではなく、どれだけ心をこめたかです。もしほんとうに愛したいと願うなら、許すことをしらなければなりません。本当の意味で愛するということは、傷つくということなのです。信仰が深まれば、いかなる宗教、階層、肌の色、国籍、貧富の差も存在しないとわかります。神様だけが、私たちの真の必要をご存知です。愛の欠如こそ、今日の世界における最悪の病です。　上記の言葉は、マザーテレサの言葉。愛について考える時に思い出す言葉たち。言葉としてこの世界に氾濫する愛という言葉は、本来は、自己と対極にある無私の精神のこと。愛の反語は、無関心だという。マザーのような生を生きるクリスチャンを僕は、知っている。彼等は、揃いも揃ってお人好しで馬鹿正直だ。彼等と僕の違いは何だろうか？と何回も自問自答する。２０代の頃にバングラディシュで出会った人々や日本で出会った人々を思い出しつつ動機なんだと思う。一切の見返りを求めずに生きるなんておよそ人間的じゃないのだ。エゴに満ちた心が悲鳴を上げる。この自身との戦いに勝つ人が稀に居る。そんな生き方をしている人たちが居るのだ。少しでも近づければと素直に思う。愛を生きる事は傷つきボロボロになり、それでも許し続けることなんだと・・・・今は、実感できる。

  2007年04月26日

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  漲る

  昨日は１２時過ぎに職場に着けばまこちゃんが職場のマンションで座っている。まこちゃんが張り切って発送の準備をすぐにするも・・・・やはり振込み用紙が足りない。昨日は、職場に行く途中で別の郵便局に行き数十枚の振込用紙を手に入れた。火曜日なのでいつも通りミーティングをやる。なおやくんの「やるしかない」という言葉に代表される。そんな雰囲気だ。良い意味で危機感が作用して。いつもどおり、ゆったりと時間が流れる「のほほん工房」しかし、やる気が漲る。その後。門ちゃんが５月号の編集。まこちゃんとなおや君が原稿書きなどをしている。僕は、僕で職場で毎週行う。聖地「高台公園」の掃除の事で豊平区役所の人が訪れ書類を書き直したり。給料計算や事務処理などをしたりしている合間に電話が結構かかってくる。メンバーや知人など・・・・ＮＰＯ化したのでそちらの会計処理もあって・・・今後はソフトを導入して複式簿記で会計処理をする必要がある。領収書などの伝票の整理にファイルを新調したりする必要がある。今一度、事務処理を効率化させてシェイプアップさせればこれらはどうということもない。他の作業所の所長仲間も会計処理でも何でも手伝うと言ってくれているし・・・・ありがたいことだ。とりあえず、メンバーの「やる気」は確認できた。僕は僕で淡々とやるべきことをやっていく。不思議だが職場の雰囲気が物凄く良くなった。癒されるのだ。何かが漲っている。

  2007年04月25日

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  脱力

  「いのちの流れというもんがあるようにわしは思う。そこにぽっかり浮いた泡のようなものが、人それぞれ生きとるということじゃ。死ねばその流れに帰って行く。泡であるということは、水ということや。自分でも知らん長い時の一部や」松谷みよ子著「２人のイーダ」荒俣宏責任編集「かぎりなく死に近い生」という本を枕元に置きパラパラめくる。出版社/著者からの内容紹介人間は死を介して歴史と文化を築き上げてきた。常に“そこに”あり、“自然”だった死は、科学／医療技術が発展するとともに忌避され、隠されるものとなる。生命の最大の不思議「死」をみつめる。内容（「MARC」データベースより）現代は死を拒否した。その結果作りだした"死ぬ幸福"に代わる文化とは? "死んだら損"という代物は、一体どれほどの喜びやら内省やらを我々に与えてくれたろうか。そこからこの書物は生まれた。冒頭の２人のイーダの台詞は、松谷みよ子のエッセイがこの本に挿入され。その文章に(￣。￣)ホーーォ。と共感した。まあ、民話や方丈記の世界ですね。あの世へ渡る三途の川やお花畑などは、僕も実話として見聞してきてます。日常の方が色々込み入り、春のせいか姉からの状態の悪そうな電話やその他諸々。様々な内容の連絡や打ち合わせ・・・今週は、アシリレラさんも二風谷より来る。札幌で展示会がある。４月２７日（金）～３０日（月） 展示会の内容は、アイヌ刺繍の着物、はんてん、カイカ（きの繊維をよっていとだまにしたもの）、現代風アイヌ刺繍作品、マタンプシ、かなり大きなトマおり、道具類など。アイヌ刺繍ワークショップもやります。最終日の午後１時からはウポポとリムセ（唄と踊り）、などなど。朝９時から夜９時まで、最終日は午後６時まで。レラさんの展示会会場は「白石まちづくりハウス」にて白石区平和通り３北３－１葵ビル１F　JR白石駅前 TEL０１１－８６６－６６８３ あーと・ひろさん、八重さん主催の展示会は、「黒豆」にて。４月２７日（金）～２９日（日） 　「アイヌ民芸・工芸展示販売会」 　１０時～ 　主催　あーと・ひろ（ヒロ・トﾟレシー） ・マタンプン（はちまき）作り　先着１０名　材料代込み　２０００円 ・ムックリ（楽器）作り　先着１０名　材料代込み　５００円 黒豆場所：東区北２０条東７丁目２－２２ 　電話：０１１－７１１－２３４８ 私の両親は「人間（アイヌ）にとって何が最も大切で正しいことであるか」を徹底して厳しく教え込みました。父はたびたび私を山に連れ出し、薬草や毒草、食草の見分け方、山菜や木の実のことを教えてくれました。母はそれらの保存方法や料理の仕方、薬草の煎じ方、桜やこぶし、桃の木の枝を水に漬けておくと毒素を吸い取って浄化してくれること。また、本来は男の仕事であるチセ（かやぶきの竪穴式の家）の作り方まで父から習いました。こうしてアイヌ（人間）として生きてゆく方法のすべてを周りの大人たちから学びました。私の中でアイヌとしての考え方が身についたのはこうした両親のおかげといえます。 私たちは地球上のすべての生命が神の大地に生かされていることを知っています。アイヌの教えには国家という意識はありません。だから大地を所有したり、汚したりすることを固く禁じてきました。動物も植物も人間と同じ魂をもつ存在であり、ともに生きる兄弟（ウタリ）として互いに尊重してきたのです。特に子どもは「神から授かった無垢な存在」であると考え、大切に育てました。子どもたちは小さい頃から野山で自由に遊び、自分たちが自然の中で生かされていることを実感しながら命の大切さを体で学んできたのです。 アイヌという言葉には「人間」という意味があります。私たちは、カムイ以外のすべてのものは平等であり、強いもの、弱いもの、金持ちも貧乏人もない共同体の中で暮してきました。それが「アイヌ・ネヌアン・アイヌ」（人間らしい人間）として生きることだと両親から教わりました。 小さい頃、私もアイヌの子としてさんざん嫌がらせやいじめに会い悔しい思いや哀しい経験をしてきました。しかし過去に起こった醜い争いや悲しい出来事は水に流し、アイヌがアイヌであることを嫌がらなければならないような時代は、もう私の時代で終わりにしなければならないと考えています。その昔、北海道は自然と共存して生きる人間・アイヌたちの自由の天地でした。この大地は誰のものでもない、お互いがお互いを育みあいながら共生している共同体社会（ウレシパモシリ）なのです。ユーカラには、この地球に生きているものすべては兄弟なのだとうたわれています。すべての人が欲を捨てて本当の人間・アイヌになれば、地球上から争いごとは無くなるはずです。このような言葉を語るのは・・・・・・和名「山道康子」本名「アシリ　レラ」（新しい風の意）さん。アイヌモシリの風の谷である。〒055-01　北海道沙流郡平取町字二風谷79-8にて。実子、身寄りのない養子を含め１０人以上の子供を育て、子どもたちにアイヌ語と伝統文化を伝える「山道アイヌ語学校」を主宰しております・・・肝っ玉母さんなどとも呼ばれてるようです。無用な二風谷ダムに関する「沙流川を守る会」をも主催しております。アイヌモシリ一万年祭の主催者でもあります。http://www14.plala.or.jp/AsiriLela/index.html ああそうだ。この展示会の案内がハッピーライフの最新号に掲載してるから・・・・送れるだけでも送らなきゃ・・・・振り込み用紙が足りない・・・・で、小樽のセンターから届くのを待っている。ま、いっか。（ ﾟ ρ ﾟ )ﾎﾞｰｰｰｰ（ ﾟ ρ ﾟ )ﾎﾞｰｰｰｰ（ ﾟ ρ ﾟ )ﾎﾞｰｰｰｰ（ ﾟ ρ ﾟ )ﾎﾞｰｰｰｰ脱力あるのみ。

  2007年04月24日

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• 確信

  昨日は、アースデイの大通り会場に行くトップバッターアイヌアートプロジェクトに間に合うように１０時半に自宅を出る。ハードディスクを積んだビデオカメラで撮影。バッテリーが思ったほどもたない・・・・充電が満タンじゃなかった。３０分の演奏中に予備バッテリーに交換。ジョニーさんのドラムスに早坂さんのギター大田さんのベース。何回も聞いている楽曲に厚みが出る。結城さんのヴォーカルも進化していると思う。トンコリとムックリと女性ヴォーカルに子供たちの踊り。レンズが子供たちに向かう・・・とても可愛い。好天の中でのお祭り。会場で色々な知人に逢い立ち話をする。まこちゃんもばあちゃんと来てた。ばあちゃんと世間話をしつつ、ヒロさんと４人で昼食を取る。丸井今井のすし屋に入る。久々の江戸前の寿司。ＯＫＩさんの演奏を見たかったので昼食後も大通公園をうろつきつつ芝生の上で体を伸ばす。芝生は、心地良い。ＯＫＩさんの演奏はソロでトンコリで伝統曲。我々、和人を泥棒に擬え、歌う。アイヌモシリ北海道の不幸な略奪の歴史を思う・・・加害者は我々、和人だ。帰ろうとすると、先日取材に訪れた共同通信の記者の人に逢う。喫茶店でジョニーさん、みかちゃん、あこちゃんと４人で雑談をして帰宅。仕事やその他諸々の事が頭を離れず・・・・なので早く寝る。とりあえず、出来る事を少しずつ丁寧にみんなでひとつひとつじっくりやろうかと思う。今後、のほほん工房は、本当の意味で成長の場になって行くだろう。昨日は、会場では腰が少し痛んだが帰る頃には痛みも取れ。体調も大丈夫そうだ。僕の中で何かが吹っ切れた。ひとまわり自分が大きくなった。そんな確信がある。

  2007年04月23日

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  風に吹かれて

  How many roads must a man walk downBefore you call him a man?Yes, 'n' how many seas must a white dove sailBefore she sleeps in the sand?Yes, 'n' how many times must the cannon balls flyBefore they're forever banned?The answer, my friend, is blowin' in the wind,The answer is blowin' in the wind.（いくつの道を歩いたら）（ほんとうの人間として認められるのか）（いくつの海を飛び越えたら）（白いハトは砂でやすらげるのか）（そしていくつの弾丸の雨が降ったら）（それらがなくなるのか）（そのこたえは、友だち、風に吹かれている）（答えは風に吹かれている）How many times must a man look upBefore he can see the sky?Yes, 'n' how many ears must one man haveBefore he can hear people cry?Yes, 'n' how many deaths will it take till he knowsThat too many people have died?The answer, my friend, is blowin' in the wind,The answer is blowin' in the wind.（何度見上げたら）（青い空がみえるのか）（いくつの耳をつけたら）（あいつには人々の泣き声がきこえるのか）（何人死んだら気づくのだろう）（あいつにはあまりにも多くの人が命をなくしたと）How many years can a mountain existBefore it's washed to the sea?Yes, 'n' how many years can some people existBefore they're allowed to be free?Yes, 'n' how many times can a man turn his head,Pretending he just doesn't see?The answer, my friend, is blowin' in the wind,The answer is blowin' in the wind.（どのくらいの時間、山は存在するのか）（海に洗い流されてしまう前に）（どれくらいの時間、人々は存在するのか）（自由を許されるまでに）（いったい何回人々は顔をそむけ）（見えないふりをするのか）ボブディランの佳曲「風に吹かれて」都会の４畳半のアパートにボブディランがギターケースから現れ登場する漫画みうらじゅん著『アイデン&ティティ』を読む。みうらじゅん原理主義者が存在するくらい不思議な存在感を示すみうらじゅん。じっくり読むのは、はじめて。みうらじゅんで僕が連想するのは中島らもの明るい相談室の挿絵。栗本薫の「ぼくらの時代」なんかを思い出す。バイトをしながらバンドをやって、人生と格闘する若者の物語。第二部には、ジョンとヨーコが登場する。ディランと一緒で主人公以外には見えないという設定。物語に挿入されるディランの詩やジョンの詩。この辺の構成の巧みさは、業田良家を彷彿とさせる。"Life is sad. Life is a bust.All ya can do is do what you must.You do what you must do and ya do it well.I'll do it for you. Honey baby, can't you tell? "生きることはかなしいよ。生きることはさわぎだよ。　できることは　しなきゃならないことなのさ。　しなきゃならないことをするんだよ、だからうまくできるのさ。　きみのためにするよ。　ほら、わかるかい？社会の価値観に妥協せず、染まらずに自らを作り上げ、自分の生き方を貫くってことは、本当にシンドイのだ。でも、そのしんどさの先に人間としての成長がある時に人は光りだす。まあ、そういうことだ。How many roads must a man walk downBefore you call him a man?（いくつの道を歩いたら）（ほんとうの人間として認められるのか）というディランの歌声は未だに僕の心で木霊する。どれだけ歩いたら一人前になれるか？その答えは風に吹かれているというディランの曲。成功とは、魂の成長にある。という問いかけ。臭くて、青くて、みっともなくて、恥ずかしく、未熟。これらを引きずり生き続けるか？自分に見切りをつけてこの社会に適応していくか？そんな思春期のほろ苦い思いが上手く表現されている。１５歳から１９歳まで僕も下町の風呂なし共同便所の４畳半に住んでいた。高校に通いつつ、バイトをしたり、読書をしたり、楽器を弾いたり、友と朝まで話したりと・・・「フリーホイーリン」というディランのアルバムは、独りで聞くのがふさわしい。以下告知。 「Ｅｚｒｔｈｄａｙ Ｅｚｏ ２００７」 http://www.envrinfo.jp/topic/earthdayezo/ 日時　２００７年４月２２日（日）１０:４５～２０:４０（昼の部、夜の部） 場所　札幌テレビ塔広場及び大通り公園１丁目 料金　入場無料（テレビ塔展望台入場料は別途必要です。） 主催　ＥａｒｔｈｄａｙＥｚｏ　２００７　ｉｎ　大通公園チーム Ｍａｓｓａｇｅｓ　ｆｒｏｍ　ＥａｒｔｈｄａｙＥｚｏ２００７　ｉｎ　大通り公園 たった一つのかけがえのない地球の事を思い、今日から行動する。アースデイはそのきっかけの日。大通公園会場ではEarthday Ezo 2007のオフィシャル会場として、北海道のたくさんの人の地球への思いがヒトツになれる場にしたいと思います。会場に来てくれた人みんながアースデイの参加者です。一人でやるのは難しいでも、その日まわりにはたくさんの仲間がいます。 小さな事でもいいです。 やれる事からやっていきましょう。 Love ＆ Peace 大通り会場で行われること 「地球のために」をキーワードに、様々なオモイがこもった、ライブ、出店、展示が行われます。ステージ、飲食・物販エリア、展示エリアの計４つのゾーンを設置。それぞれのオモイを感じてください！ １．PEACE　LIVE　STAGE（ピース・ライブ　ステージ） ２．EARTH　BEAT　STAGE（アース・ビート　ステージ） ３．ECO　FOOD＆MARKET　AREA（エコ・フード＆マーケットエリア） ４．ALTERNATIVE ART AREA(オルタナティブ・アート　エリア) ステージ　PEACE　LIVE　STAGE　＆　EARTH　BEAT　STAGE 音楽は人を、地球を元気にします。使い終わったてんぷら油から作ったリサイクル燃料「BDF（BioDieselFuel)」のみでライブステージの電力を供給して、計16アーティストのメッセージを伝えます。 ・PEACE　LIVE　STAGE 10:45～11：00 開催の挨拶 11：00～11：30 アイヌアートプロジェクト 11：30～12：15 谷本　光 12：15～13：15 ダチャンボ 13：15～14：05 ドラムサークル 14：05～14：50 タートルアイランド 14：50～15：35 OKI 15：35～16：20 ikke 16：30～17：25 Tike 17：35～18：25 オロカルド 18：25～19：20 MJP 19：20～19：30 閉会の挨拶 ・EARTH　BEAT　STAGE 11:30～11：45 Maki Gurung 12：15～12：30 eye 12：30～12：45 しんた＆ヤス！ 14：05～14：20 なちこ（種田菜採子） 14：50～15：05 岡山　守治 14：35～15：50 岡山　守治 ・DJ ブース 16:30～16：55 DJ MARYAN　MARYAN (s.u.n.s／TRIPLE-X) 17：25～17：55 DJ MARYAN 　MARYAN (s.u.n.s／TRIPLE-X) 18：20～18：50 DJ MARYAN 　MARYAN (s.u.n.s／TRIPLE-X) ECO　FOOD＆MARKET　AREA（エコ・フード＆マーケットエリア） 告知終了。札幌テレビ塔の下でアイヌアートがトップバッターで出演。風に吹かれてロックを聴くのも良いもんですね。僕は？多分行きます・・・・仲間が出るんで・・・・

  2007年04月22日

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• 共育

  子供をダメにするのは、簡単だ子供の要求通りにしてあげれば・・・・・とことんダメになる。なんて言葉を何回も聴く。そもそも親と言う字が「木の上に立って見る」。なんて書くわけであれこれしないで見守ることは、物を買ってあげたり、何かをしてあげたりするより、ずっと難しく愛情のいることなんだろう。日本語で「心の闇」という言葉が「親が子を思う」の意であったり。この国や世界の問題をつらつら眺めると親子の問題以上の問題は無いかと思う。子供の問題は親の問題です。とか親は子の鏡。とかこれらの問題を指し示す言葉は古来より存在しあり続ける。親や大人や社会が子供に教えなければならないのは、転ばない方法ではなくて、人間は転んでも何度だって立ち上がれるという事なんだろうけど。転ばないように転んだら手を貸したりまあ、そんな状況が多いのかなあ・・・・親はいつも子供にはアスファルトできちんと整備された道を歩かせたいと望む。舗装され整備された立派なだって転べば怪我をするのに・・・・・何でも親にしてもらい不幸になった子供のまんまの人間。で、僕は、僕を育ててくれた町を思い出しますね。いわゆる、下町です。ベーゴマ、メンコ、カン蹴り、もんじゃ、駄菓子屋、縁日、祭り、紙芝居、どっこいねんど、かたぬき、銭湯、路地が遊び場でした。空缶１つで1日中遊んでいました。まだ、子供だけの社会がありました・・年齢の違う近所の子供たちが一緒に遊ぶ社会・・集団万引きなんてのもありましたが・・・・夏になると、上半身裸で長椅子を持ち出し団扇を扇ぎながらおじさんが路地で将棋を指していました。祭りの御輿や山車もなつかしいです。御輿をかつぐ人は、汗だくになるので大きな団扇であおぎます。銭湯に行くといつも水をかけてくるおじさんがいたり、もんじゃ焼きは、子供の社交場でした小麦粉を溶いたのにソースやキャベツ、ベビースターラーメンなどを入れ鉄板の上で焼いて食べるのですが、小さなヘラでしゃべりながら食べていると少しだけ大人になった気がしました。確か５０円～100円で食べられたと思います。遊びの中に文化がありました、小さな町工場の多い町で、ベーゴマの改造、グラインダーでしたり、鋳型で大きなのを作ったり、大人が子供に干渉することなく気軽に手伝ってくれました。怒られる事も多かったです、意地悪なオババが住む家に爆竹を投げたり、鬼のような顔で怒られました。いたずらをして怒られながら次から次へと遊びを作り出していました。空き地に放置してある車が基地だったり、昨夜見た夢を何時間でもみんなで話したり・・・・町内に必ずいたお節介で口うるさい親父やオババ次から次から繰り広げられる「遊び」おそらく、子供時代に熱中した「遊び」以上に熱中出来たものは、大人になってからはないかなあ・・・・そして、「遊び」から僕が学んだ事。それが、未だに僕の心の中で常に息ずいている。我を通しすぎれば孤立しガキ大将は、みんなのことを考える。みんなで一緒に楽しく遊ぶ。勝つために自分の事を自分で考えるというのがベーゴマの醍醐味だった。紐の巻き方、投げ方、駒の高低や角の形、あれこれ考えつつ切磋琢磨。勝った歓び。負けた悔しさ。乱暴なお子チャマが多いのでベーゴマを腹に投げつけたり・・・負けた腹いせ・・・しかし、何があったとしても親に言いつければその子供は馬鹿にされる。まあ、そんな子供社会の仁義。これを６才くらいから経験する。子供時代に子供としてたっぷり遊びつつ家の買い物をしたり、弟を幼稚園に迎えに行ったり、兄弟に揉まれ、地域で揉まれ、母親や近所の大人に怒鳴られながら成長したのだ。人間の成長って、きっとこんな遊びの中にあるんだろうなあと時々思う。まあ、親が育てるってワケじゃなかったなあ・・・・僕が子供の頃は、人間は、町で育っていた。教育じゃなくて・・・・共育だったかとおもうのですね。

  2007年04月21日

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• 一隅を照らす

  相棒の職員が辞めるので事後処理をあれこれ考えつつ・・・・職場で考え中に電話・・・・状態の悪いメンバーかと思いきや共同通信社の記者多比良さんでした。去年の秋に開催された全精連浦河大会を取材中に帰りのバスでなおや君と知り合い。なおや君は、この大会でシンポジウムの分科会の座長を勤めました。なおや君が今年になってハッピーライフを多比良さんに送りました。そんな経緯で電話が来ました。福地さんの素晴らしい版画が表紙を飾る新年度４月号のハッピーライフの製本をみんなでしていると記者多比良さんが来る。多比良さんは、浦河べてるで半年間取材して記事を書いたり、アイヌ民族の取材も精力的にしているのでお互いの共通の知人も多い。別室であれこれ話をして・・・・・僕の個人的なストーリーとのほほん工房について共同通信は、全国の新聞社に記事を配給するのでどこに載るのかもわかりませんがライブとＣＤ製作とハッピーライフの発行と清掃事業にミーティング。精神の作業所としては、全国的に見てもユニークです。のほほん工房の強力サポーター、ジャーヒロさんも「もっとハッピーライフを読んで貰うべきだ、マスコミに掲載して貰おう。」とかねてより何度も言っておりました。これで、ヒロさんとの約束が果たせたことになります。道新には、載らないというのが最大の利点でしょうか？地元紙に大々的に載っても今、苦しんでいる人や家族に対し、ほとんど、対応出来ないです。道新には、数年前掲載してもらいました。あの時は虐待がテーマの特集の中での取材でした。で、全国のどこかの地方紙に載せてもらえれば、今、心の病で苦しんでいる人に微かな希望の光を感じてもらえるだろうなあと思いつつ、ハッピーライフの読者増などを見込んで取材を受けました。連休中に掲載されるそうです。妖怪ＣＤのことも色々説明しました。説明するより見てもらうほうが早いので、先日のチャオのライブＤＶＤもプレゼントしました。一隅を照らすという最澄の言葉を思い出す。「照干一隅此則国宝」意味として色々な解釈があるんだけど「一隅を守り、千里を照らす人材こそ国の宝である」というほどの意味。でまあ・・のほほん工房のメンバー１人１人が光なんだろうなあ・・・と。その位、最近のまこちゃんの成長は凄いしねえ・・・・闇から光へ闇も光も共にあるんだとそんなことを文章や音楽で表現出来れば面白いだろうなあ・・・・・

  2007年04月20日

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  不撓不屈

  何かが気に入らなければ、それを変えなさい。それを変えることができなければ、あなたの態度を変えなさい。アメリカの黒人女性で作家，詩人，劇作家，俳優， 歌手，演出家，舞踏家．または，６０年代のアメリカにおける黒人解放運動においては南部キリスト教指導者会議（SCLC）の幹部でもあったマヤ・アンジェローの言葉・・・・彼女の言葉にこんなのがある・・・・・信じきっている状態と、頑固な状態には違いがある。私はいまだに、その違いがハッキリはしない。しかし、ハッキリしていることもある。ひたすら石壁に頭をぶつけていれば、いつの日か、その壁が石であること、頭が「生もの」で血が流れることを見ることになるのだ。そしてまたこんな言葉も・・・・変わらなければという思いは私の心の真ん中まで、道をブルドーザーでならしてくれました。こんな言葉もある。新たな一日の鼓動 貴方の新たな一日 勇気を持ち貴方の周りと貴方自身の知性に喜びを見つけ、遠くを目指し、変化し、笑い、人を愛し、そして何があっても絶対に諦めない。詩とは、こんな作品がある。「それでもあたしは立ち上がる」 　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　 どうぞお書きなさいあたしのことを　歴史の中にあなたの意地悪なねじくれた嘘で固めてどうぞあたしを踏みつけなさい 泥の中ででもそれでも 塵のように あたしは立ち上がるあたしが生意気だから　あなたは怒る？　なぜあなたは浮かない顔をしているの？あたしが歩いているからでしょう 石油があたしの居間で湧き出ているように月や太陽のように潮のように確実に空高く噴出する希望のようにそれでもあたしは立ち上がるあたしが絶望しているのを見たかった？頭を垂れて 視線を落としているのを？肩を落としているのを 涙の粒が落ちるように心の叫びに弱り果ててあたしが傲慢だから　あなたは怒る？そんなに真面目に受け取ることはないわあたしが笑っているからでしょう 金塊を掘り当てたようにあたしの裏庭でどうぞあたしを撃ちなさい あなたの言葉であたしを切り裂きなさい あなたのまなざしであたしを殺しなさい あなたの憎しみでそれでも空気のように　あたしは立ち上がるあたしがセクシーなんであなたを挑発した？あなたは驚くかしら？もしあたしが踊れば ダイアモンドをあたしの両股の出会うところで見つけたように歴史の恥部の小屋からあたしは立ち上がる痛みの中に根付いた過去からあたしは立ち上がるあたしは黒い海 飛沫をあげている広い海沸き上がり膨れながら あたしは潮の中で子供を孕む恐怖と恐れの夜を置き去りにしてあたしは立ち上がる素晴らしく澄んだ夜明けの中へとあたしは立ち上がるあたしの先祖がくれた贈り物を持ってあたしはその夢そして奴隷の希望あたしは立ち上がるあたしは立ち上がるあたしは立ち上がるアンジェロウ，マヤ（Angelou，Maya）１９２８年アメリカに生まれる。現代アメリカで最も有名なアフリカ系女性詩人。２０代前半までコックやバスの車掌、ダンサー、ウェイトレスなどの職業を転々とし、３０代で歌手、女優として認められた後、文筆活動を開始。１９６９年に出版された『歌え、飛べない鳥たちよ　マヤ・アンジェロウ自伝』（邦訳は立風書房）がベストセラーとなって注目される。キング牧師の要請で公民権運動にも深く関わり、力強い詩が差別される人々の支えとなった。１９９３年、クリントン大統領就任式で詩を朗読したことでも有名。現在、教育者としても活動しており、就学のむずかしい子どもたちへの教育を目的とした学校にかかわっている。不撓不屈（ふとうふくつ） 困難にくじけず、苦難にくっせず頑張ること不撓不屈とは、どんな困難に出合ってもひるまずくじけないことである。「不撓」も「不屈」も共にくじけないこと。「撓」とは、くじける。稀に居る・・・・そんな不撓不屈な人物が・・・・・・現代アメリカ黒人女性詩集

  2007年04月19日

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• 凄い時代

  精神障害者家族の団体…授産施設関連　負債１０億超精神障害者の家族会の全国的な取りまとめ組織で、厚生労働省所管の財団法人「全国精神障害者家族会連合会」（全家連、東京都台東区、小松正泰理事長）は破産申し立てした上で、解散する方針を固めた。１７日午後に開かれる評議員会にはかり、正式決定する。大型授産施設建設のための巨額の借り入れに加え、国などから受けた補助金の流用が２００２年に発覚し、その返還を求められたことから、約１０億８０００万円の負債を抱え、運営が立ち行かなくなっていた。全家連は１９６５年の設立で、精神障害者の家族らが作る、全国約１６００の家族会の取りまとめ組織。精神保健福祉法に基づく、国内唯一の「精神障害者社会復帰促進センター」でもある。全国の家族会の組織化を進め、精神障害者本人や家族への情報提供に大きな役割を果たしてきた。９６年に、精神障害者が働きながら社会復帰を図る場として、温泉ホテルに授産施設を併設した「ハートピアきつれ川」（栃木県さくら市）を設立。総事業費約２０億円のうち、国の補助金などを除いた自己負担分は９億円で、うち８億円を金融機関などから借り入れた。その返済が負担となり、財団運営に支障が生じたことから、国や日本財団などから交付された補助金を、用途外の人件費や借入金の返済などに回した。これが発覚し、国などが加算金も含め約５億４０００万円の返還を求めていた。借入金と補助金の未返還分をあわせ、昨年３月現在の負債は約１０億８０００万円に上っていた。関係者によると、約５０人の精神障害者が働くなどしているハートピアや、全家連本部ビル内などで直接運営していた授産施設と作業所については、今月１日、社会福祉法人などに事業譲渡しており、これらの施設を利用する精神障害者の居場所がすぐになくなるという事態は避けられる見通し。（2007年4月17日 読売新聞）長崎市長の伊藤一長氏が銃撃され死亡。このニュースをネットで眺めていると上記のニュースが目に付く。いずれにしろこの国の限られたパイの奪い合いなのだ。この国のパイはどんどん小さくなり。反核市長が凶弾に倒れるという事件は、時代の象徴化と思う。全家連に関しては、話は聞いていた。一回は、解散するしかないのだろう。厚労省官僚との癒着や素人のどんぶり勘定。などという情報も以前から流れるが・・・・・・・もうひとつは、４月１１日付けの朝日新聞。　同居男性の遺体を自宅に隠していたとして、大阪府警は１１日、堺市堺区百舌鳥（もず）夕雲（せきうん）町２丁、無職多田敏子容疑者（７０）を死体遺棄容疑で逮捕した、と発表した。同容疑者は「葬式を出すお金がなかった。お金がたまったら葬式を出そうと思っていた」と供述しているという。１０日、生活保護の相談に堺区役所を訪ねた帰りに友人へ打ち明け、事件が発覚した。 　堺北署の調べでは、多田容疑者は昨年１０月、同居していた西田敬治さん（当時７２）の遺体を自宅アパートの押し入れに遺棄した疑い。発見時、遺体は毛布にくるまれ、ポリ袋に入れられた状態だったといい、司法解剖の結果、死因は栄養失調。 　同容疑者は、西田さんと２人暮らし。約３０年前に同居を始め、約１３年前に西田さんが退職後は、清掃会社で働いて得た月８万～１０万円ほどで生活していた、と説明。昨年１０月１１日早朝、西田さんに朝食を用意して仕事に出かけ、夕方帰宅すると、西田さんが和室で座った状態で亡くなっていた、と話しているという。 　堺区役所生活援護第１課によると、同容疑者は２月末に清掃会社を定年退職。４月１０日昼に相談に来て「年金はもらっていない」などと説明したという。同課が「今週中にも家庭訪問する」と伝えたことから、友人に打ち明けたとみられる。 貼り付け終わりまあ、こんな時代なんだよなあと思う。本当に人間が孤独になっていく一方でこれら時代の背後に忍び寄るのが戦争という巨大利権。国民保護計画「完成」は新年度に　長崎市　長崎市が昨年七月から作成を進めてきた国民保護計画は、二〇〇七年度に「完成」がずれ込む見通しとなった。国は〇六年度中の作成を求めていたが、市が計画案から削除した核攻撃の記述をめぐり、県との調整が難航しているためだ。　国民保護計画は武力攻撃といった有事に備えることを目的とし、国民保護法に基づき自治体が作成する。自治体計画の基となる国の基本指針は、核、生物、化学兵器による攻撃への対処などを盛り込んでいる。　被爆地長崎市では、被爆者団体が「核攻撃を受けたら市民を守ることはできない。想定することは核被害を防げるとの誤解を招く」と反発。市も今年一月に公表した計画案で「国の指針は核攻撃による具体的な被害想定や対応策が不明確。これらを明確にするまで核攻撃への対処の事項を記載しない」とした。　作成には県との協議が必要で、県は市に「国の指針や県の計画は核攻撃への対処を記載している。一貫性を持たせるため記載してほしい」と求めているが、市は対応を変えない方針。だが市の計画作成に携わった関係者の一部からは「生物・化学兵器には対応できるとしつつ核兵器を除外するのは無責任」や「住民の被害を最小限に抑えることが大事」と疑問の声も上がっている。　国民保護法は県と市の「協議」にお互いの同意までは求めていないが、地方自治法は「協議は、整うよう努めなければならない」と規定。消防庁国民保護室は「市の計画では全国的な保護体制に穴があいてしまう。県には安易に協議を終わらせないようにと伝えている」としている。　県によると、県内二十三市町のうち長崎市と西彼長与町以外の二十一市町は計画作成を終え、長与町も〇六年度内に終える見通し。 貼り付け終わり。国民保護計画と言えば、安倍首相の御膝元である下関では、以下のような感じだ。「下関国民保護計画」は、下関の地形や気候、道路・鉄道・港湾の配置などを分析した第１編の「総論」と、市役所各部局の役割配置、運送業社や病院、自治会などとの連携体勢を明記した第２編の「平素からの備え」「着上陸侵攻」「核兵器攻撃」など、具体的事態における市の動き、住民の動き、避難方法などを定めた第３編の「武力攻撃事態等への対処」を中心に構成されている。その他、第４編で「復旧」を、第５編で「緊急対処事態」を取り上げている。　第１編では、「国民保護法におよぼす地域特性」として、自衛隊基地や石油コンビナートが存在すること、３方が海に開け国際航路があることなど７項目があげられ、対応した武力攻撃事態を想定。中身は、「小型船舶が接近しやすい沿岸部が当初目標になりやすい」「石油コンビナート等への攻撃と２次被害」（着上陸侵攻）、「政治経済の中枢、鉄道、橋梁、ダムに注意が必要」（ゲリラや特殊部隊による攻撃）などだ。　第２編では、平常時における市役所内の組織・体勢を各部局ごとに決定。市民部は、国民保護法の作成や見直し、訓練の実施や啓発などを担当し、総合政策部は、バス・トラックなど運送手段の支援要請と能力の把握を担当。財政部は住家情報の把握、保健部は医療、医薬品などの供給体制整備、消防局は、武力攻撃事態における対処策に関することなど、具体的に配置している。　中でも、消防局、守衛・警備員の当直体制をふくめて２４時間即応を作ることや、消防局に加え、避難住民などの誘導に役立てるため消防団を充実し、国民保護措置にもとづく訓練に参加させること。医療機関や学校、大規模事業者などからの情報収集体制を整えること、運送業者の輸送能力の把握、医療機関との連携強化が強調されている。　その他、食料から建設資材、化学防護服や放射線測定装置、ヨウ素剤、ワクチンにいたるまでの物資、資財の備蓄・整備を国、県と連携しながら進めるとしている。利権の種類が違うだけで一様に一緒なんだろうなあ・・・・そんな風に思う。国中をコンクリートやアスファルトで固め尽くし、原発を５０基以上建設し、お次は下関にゲリラ部隊が侵攻するとか、ミサイル攻撃や核攻撃があると想定し利権を作る。本当に戦争になっても死ぬのは若者や貧乏人だ。金持ちは、個人でシェルターを持っている。まあ、そんな時代なんだよなあ。仕事がなくなりゃ軍人が優遇され戦争をでっち上げ雇用の拡大。戦争という公共事業は、国家と共に常にある。千葉沖でインドとアメリカと日本の自衛隊が合同演習する時代。ブラジル、ロシア、インド、中国のBRICｓの経済力がG7と数年の内に並び。落ち目の先進諸国と新興経済成長国家群。その覇権を代表する米中関係。枯渇する資源。争奪戦の激化。破壊され続ける地球環境や人間精神。闇に蠢く巨大資本群に死の商人。まあ、作りはいつの時代も変わらぬが・・・・地球的な規模での戦争が始まるか？それとも・・・・G7と上海協力機構が新しい新国際秩序を構築するのか？そんな歴史の転換点で色々な事が次から次へと起きるのだ。凄い時代だと思う。

  2007年04月18日

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• 初心

  ＣＤだ。ライブだ。とやっていた。ハッピーライフも順調に売り上げを伸ばす・・・前年度は、売り上げ部数は過去最高だった。自立支援法という逆風に負けていないと思う。その位の意気込みで月刊化に挑んだ。福地さんの素晴らしい版画で今年度は表紙を飾るハッピーライフ。そんな中で・・・・いきなり長年の相棒のスタッフが職場を去ることになった。いきなり退職願いを出され。まずは、メンバーと話し合いをとすすめる。で、話し合い・・・・メンバーの職員への依存心だけがはっきりする。理事会でも話し合い・・・・良い話し合いだったとおもう。今日も話し合い。職場を去ることになった。１０年以上の付き合いになる同病の仲間なのでお互い知り尽くす相棒。彼もまたのほほん工房を心から愛している。愛するが故に去る・・・・そのほうが皆が成長するだろうからと職場を去ることになった。そして、メンバーの一致と協力成長と自立。これをメンバーと約束して僕は、しばらく所長を続ける。もう、いつ辞めても良いかなと僕も思う。自分なりにベストを尽くしたし・・・・・メンバーに成長への意欲が無ければ僕は辞めると思う。同業の何人かに相棒の退職を伝える・・・皆、驚く。色々聞かれる。年齢的な衰えが一番の理由だ。もう、５４歳だしなあ・・・・・業務は、そんなに支障はきたさない。メンバーの成長も著しい。なにせ、開所の頃は、無給の無休で僕１人働いていた職場だ。あの頃は、本当に情熱があった。今は、かなり冷めた。色々な意味でこの業界に嫌気もさしている。で、今後やるならと・・・かなり厳しい条件をメンバーに出した。自立支援法の就労支援事業所を目指そうと。各々の可能性を引き出すために。とりあえずみんな自立したいようなので。今一度、初心に戻りやってみる。当時患っていたヘルニアは、完治。仕事の要領も覚え。あれから８年。ハッピーライフを柱にＣＤ製作にライブ。公園清掃にマンション清掃。メンバーの仕事を少しずつ増やし。僕もフル稼働しようと思う。じゃなきゃ誰を雇っても同じ結果しか出ないだろうし。やれるとこまでやって本当に足らなければ誰か雇おうかと思う。８年経って。初心に帰り。みんなで出来うる限り可能性を追求しようと思う。今居るメンバーが一人前になれば凄い作業所になる。相当の可能性は秘めていると思う。職場を去って行く仲間には、(o^o^o)あ(o^-^o)り(o^o^o) が(o^O^o)と(o^.^o)う と言いたい。来るものを拒まず去るものを追わずでずっとやってきたが。前年度より、かなりメンバーを絞り込んだ。やる気の無い人は辞めて貰った。僕自身、アルコール依存や共依存を抱える人間だ。そこからの回復を思うとき。本気で努力しなければ回復や自立なんて無理なのだ。致死率８割を越す業病を患い、ヘルニアを抱えここまで来れたのは、周りの力と自らに課した厳しさ以外に無い。で、今居るメンバーが一人前になりたいなら同じ事だと思う。なあなあや甘えを排し、人にも自分にも厳しい人間になるしかない。その位、病気のほうが圧倒的だ。何人も死んで行った仲間を看取り骨を拾い僕なりに仲間への恩返しはしたかと思う。今後は、ますます厳しくなる福祉行政を見据えて戦略を練り上げ本気で生きたい人だけ相手にしようかと思う。その位に厳しい時代なのだ。

  2007年04月17日

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  地球の歌

  ＮＨＫが製作した「プラネットアース」をＤＶＤで見る。砂漠篇、高地篇、海洋篇生き物が生き物を食べる。弱い生き物ほど群れをなす。(￣O￣;) ｳｫｯ! (￣□￣；)ギョッ （￣０￣;アッ と驚きの連続。映像としての圧巻は、映画『ジョーズ』の公開以後有名となったホホジロザメ物凄いスピードで海面を泳ぐアザラシを一気食いする。その姿は(ﾉﾟρﾟ)ﾉ ｫｫｫ･･ｫ･･ｫ････神々しいばかりだ。ハンターとしての肉食獣は、常に子供を狙う。これら物凄い動物たちの食物連鎖の頂点に立つ我々は、身体能力も低いし生まれた子供は未熟児だし・・・・・現代文明の下では、下手したら死ぬまで未熟児だ。頭と手を使い生き残り、この星に君臨する。食べられてしまう子供の動物は可愛そうに写る。しかし、そんなものは、感傷で生きるということはそういうことなんだろうなあ・・・・なんて思った。まあ、せめぎあい、食い合い、群れをなし、巣を作り、繁殖し・・・・・これら壮大なドラマ。この星の営みの延長としてアウシュビッツも広島もあったのだろうなあ。などと思った。人間同士が食い合う。それが自然なのかも知れない。その位、この星での生存は厳しい。大自然は、厳しい。そして美しい。そんな、この星で１人でも多くの固体が生き残れるようにと文明を営む我々なのだ。パンダや鯨やイルカに像さんと僕の好きな生き物が沢山出てきて楽しい。が、その生の営みは厳しい・・・どれもこれもが・・・・こういうのを見るほどに人間ほど強くて弱い生き物はいないのかもなあという思いがする。厳しい厳しい気候条件や天変地異、我々の生の営みの歴史を思い。人口が６０億を越し。今ある、世界の現状もしょうがないのだろうよなあなどと思うのであった。そのくらい、自然は怖ろしいのだ。厳しいのだ。で、生の安全や食料の生産や備蓄、生活の楽や利便を求め続けて・・・文明が発生したのだろう。で、この星の生物がみんな困っているのだ。しかし、それすら自然かも知れない。そんな気もする。おそらく人間が何をしようと知れているだろう。恐れと不安を抱えた未熟児。そんな我々のこの星での立ち位置が垣間見える。

  2007年04月17日

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• 思考

  　私たちは思考の、欲望の、恐怖、心配、貪欲、暴力の動き、快楽の追求を調べています。そして愛とは何か、悲しみをまったく終えることが可能であるかどうかを見出すこと。なぜなら、これが私たちの意識の内容だからです。そして、私たちが言っていましたように、私たち人間が私たちが生きている社会を作り出してきました―不道徳な分割、人種的、共同社会の、国家的な、宗教的な、導師が世界中にもたらしてきたさまざまな分割、国内の導師と外国の導師、司祭などなど。これが私たちの意識の全体の内容なのです。それを選択なしに観察すること、少しの努力、説得もなしに、報酬を求めることや処罰を避けることなしに、意識の全体の構造に気づいてくること、私たちの日常生活の中で、それをただ観察すること。そしてそれは人間の間の関係の中で非常に注意深く観察されることができるだけなのです。なぜなら、それはあなたがあなた自身を見ることのできる鏡だからです。世界の人間を代表する人間であるあなた自身。それは再び単純です。すなわち、あなたは、人間として、苦しみ、たくさんの労苦、心配、苦痛、不確かさ、不安を経験するのですが、それは、世界中いたるところ、あらゆる人間の性質なのです。それで、あなたは本質的に世界なのです。そして世界はあなたなのです。これは理論ではありません。これは理想ではありません。そうではなく、実際の事実なのです。私たちみんなの中に､何かになりたい、内面的にも外面的にも重要な人でありたい衝動があります。外面的に､それは明白です。成功の崇拝。そして内面的に､いまあるままの自分よりももっと重要でありたいこの動きが常にあります。なぜなら、私たちは、まず、いまあるままの自分を知らないけれども､私たちは、常に､しきりに、いまあるままの私たちより以上のものでありたがるのです。より多くのもの､あるいはよりよいものは善なるものの敵なのです。それで、私たち自身を理解すること､私たち自身を見ること、それは私たちの意識の内容すべてに気づいていることですが､それは可能でしょうか？思考は常に自己防衛的であり、自己を永続させようとするものであり、様々な経験や知識や信念に条件づけられている。あなたが愛を持って他人と協同している時、あなたは自分のことは考えていない・・・そのことにあなたは気づいたことがないだろうか？努力とは，あるがままのものをそれとは違ったものに，つまりあるべきものとかなるべきものに変える闘いを意味してはいないでしょうか．私たちはあるがままのものに直面することを避けるために，絶えず闘ったり，あるいはあるがままのものから逃避しようとしたり，それを変えたり直したりしようとしているのです。　真に満足している人間というのは，あるがままのものを理解し，それに正しい意味を与えている人です．それが本当の満足なのです。 思考は私たち人間の問題を今までに解決したことがありませんし，また将来も解決することはないと，私は思います．頭の良い人間や，哲学者，あるいは政治の指導者でも，私たちの人間の問題・・・つまりそれは「あなた」と「他の人」との間の，「あなた」と「私自身」の間の関係です・・・を本当に解決したことはないのです。あなたは今まで，ある問題を熟考することによって解決したことがあるでしょうか？ 経験というものは私たち人間関係の中で分離的な要因になるのです。経験は一種の欺瞞なのです。もし私がある経験をしたとき，私はそれに執着し，経験の過程の全体的な問題を探求しようとはしません。上記はJ.クリシュナムルティの言葉たち・・・・深く共感する言葉を脈絡もなく並べて見る。最近の自分の思考を言語化するのにJ.クリシュナムルティの言葉は、非常に便利だ。彼の言葉は、世界と人間に対する深い洞察と愛に満ちている。昨日は職場の理事会で色々話あう。今朝は姉から電話が来る。今日は、母の誕生日でもある。今日は、読書三昧だなあ・・・・・

  2007年04月16日

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• 手向け

  昨日は、実家から古いアルバムが届く。レコードのアルバムと古い写真集のアルバム。レコードの方は、当座、プレイヤーが無いので聞けない。子供時代の古い写真を色々眺める。色々な人が写る。一番気になったのが母方の祖父。おそらくアルコール依存と統合失調を患っていた。僕が生まれてしばらくして亡くなった。信心深い人だったと聞く。写真で見る祖父には憂いと優しさが垣間見える。母が結婚すると安心して死んだ祖母・・・酒を飲みながら朝から晩まで働き続け便所で心臓が停まる・・・アルコール依存症の平均寿命５０代前半で死亡この数年後に姉が生まれ僕が生まれ僕が生まれてしばらくして祖父が死んでその後に弟が生まれる子供時代の自分は可愛い。今朝は、不思議な夢を見る。どこかの国で自分が暮らす。色々な人が出てくる。澱のような感情子供時代からの感情様々な人間模様から醸し出される感情僕より６０歳年上の祖父そして同じ年齢の母の踊りの師匠・・・坂東先生。３人ともに丙午だから・・・・自分の年齢に６０を足せば祖父や坂東先生の年齢になる。人間が生きる事の苦難そんな顔をする祖父今日は、職場で理事会がある。録音に関する機材は、全て揃い何かが大きく変わる予感がする。自らの心の底にある感情に問いかけ詩にしてメロディーにしようそれがおそらく祖父母への手向け

  2007年04月15日

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• 恵みの夜

  アメイジング・グレース驚くばかりの恵みなりき　　　　　　この身の汚れを知れるわれに。　　恵みはわが身の恐れを消し　　　 まかするこころを起させたり。危険をも罠をも避けえたるは　　　恵みのみわざというほかなし。みくにに着く朝いよよ高く　　　　　　恵みのみ神を讃えまつらん。聖歌２２９番ジョン・ニュートンという奴隷船の船長が自らの改心を詩にした。昨夜のライブのアンコール曲にまこちゃんが選曲。前日の打ち合わせの日の賛美歌をあれこれピックアップ。「いつくしみ深き」もやりたそうだった。ジョンニュートンの墓石に刻んだ言葉「ジョン・ニュートン牧師は、かつては不信仰な者であり、放蕩者でした。アフリカにおいては奴隷の使用人でした。しかし、主であり、救い主であるイエスキリストの豊かな恵みによって守られ、回復され、赦され、その者が滅ぼして尽くそうと思った信仰によってキリストを宣ベ伝える者とされたのです。」これはジョンニュートンの遺言として墓石に刻まれた言葉。こんなエピソードを思い出す晩でした。ヒロさんや福地さんも参加するハッピーライフの編集会議を終えて職場から我が家に向かい機材を積み込み北２４条へ向かう。チャオの店内には、見慣れた福地さんの版画と春海さんの詩。はじめて見る版画もあって・・・・やはり福地さんは、凄い才能だと思う。会場のセッティング。撮影と録音の準備。まこちゃんは、精神安定のお守りとして我が家にあったレラさんお手製の民具、猫バス財布・・・中にパワーストーンを入れるを首からぶら下げる。度胸試しに投げ銭で・・・と僕が行く前に冗談で言えばこれが大入りでした。まこちゃんの母、妹、弟も現れ・・・その他、知った顔、知らない顔。色々な人が福地さんの展示会に集いました。春海さんの詩の朗読に始まり・・・妖怪ライブのスタート。僕は、１２時頃に家に帰り・・・・東の将軍様が撮影した動画をじっくり見た。なんとも形容しがたいです。聞いたことのない音と詩。ですね。ジョニーさんにどうでした？と演奏後聞かれ、僕は、自分の演奏とまこちゃんのサポートで一杯一杯でした・・・・帰宅後、映像で見たジョニーさんは、ドラマーなので、カホンじゃなあというのが僕の率直な感想です。・・・・出したい音をドラムでイメージするとジョニーサウンドが浮かびます・・・相当へヴィーなサウンドです。フォークバラッド、ネイティブ風、パンク、ハードロック、この数ヶ月で書き上げた楽曲をお披露目。サポートにアイヌアートプロジェクトの結城さんやミカさんにも参加して貰って贅沢な演奏がみんなで出来ました。「依存の歌」は、レコーディングを意識して弾いてみました。ＺＥＰＰ風・・・リフ＆バッキング。これも、録画を見てみて、何回かやるしかないなあ・・・と思いました。孤独姫・・・この歌も難しいですね。全体的に荒削りで、ラフなんですがそこが面白いなあと思いました。ジョニーさんのリズムキープは完璧・・・事前に相当打ち合わせをし方法論を練り上げました・・。フリージャズで行こうとの結論。この完璧とまこちゃんの歌。そして、僕のギター。やはり・・・・妖怪サウンドとしか言いようがないかなあ・・・結城さんとのコラボ「エンドレスウォー」「マクナレラ」そして、みかちゃんになおや君みんなの力で驚くばかりの恵みなりき楽しいライブが出来ました。一番面白かったのがジョニさんが「ジョニーＢグッド」を演奏しながら「まこ～ＧＯ！！ＧＯ！！」と歌いながらまこちゃんが投げ銭を猫バス財布の中にみんなに頂いた場面でした・・・・芸人の極みでした。来週中には、機材が全て揃うのでＣＤ製作にこれから本腰を入れます。コンセプトは「なんでもあり」でどれだけ自由にやれるかだろうなあと思いました。手応えありの「恵みの夜」でした。皆様、ありがとうございました。今後とも皆様の御声援と御協力とお引き立てのほどよろしくお願いいたします。 ｍ(＿ ＿；)ｍ

  2007年04月14日

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  妖怪大集合！！

  画廊喫茶 チャオ 住所： 札幌市北区北24条西４丁目　モンレーブビル３階　　 TEL （011)736-3434 営業時間 11:00～22:00 福地さんの個展のオープニングパーティーです。 開場夜７時から ライブ７時半から 料金２千円 飲み放題 ピザとパスタの食事つきです 定員２０名なので事前に予約の電話をチャオに入れてくださいませ。 TEL （011)736-3434 http://www16.plala.or.jp/n24w04ciao/ 妖怪版画家福地さんと妖怪作業所のほほん工房妖魔恕鬼さんがリズムセクション♪手首切り魔女魔子林檎が叫ぶ♪１３日の金曜日に何が起きるか？僕は、あんまり出たくないけど。行きがかり上、業務上、ギター弾きます♪僕は、鼬魔人とでもしときましょう♪鼬＝いたち＝フェレットでーす♪肝試しには、ちょいと早いですが・・・・大いたちの見世物といのが江戸時代にありました。なんだなんだと見世物好きの江戸っ子で小屋は、大入り満員客席には、一枚の大きな板がそこに１人の芸人が「さあて、お立会い！！これから「おおいたち」をお見せします」懐から刃物を取り出しまして・・・・自らの腕を傷つけ血がダラダラ・・・・・この血を板に塗りつけましてこれが、本当の「大いたち」なんて見世物が本当に江戸には存在しました。そんな見世物文化の華江戸で生まれ育ちなにやら知らぬ間に「妖怪バンド」を結成。初のお披露目と相成ります。「粋」や「いなせ」がわかる人必見だよーーん♪来て見てね♪とはいっても・・・・予約時点で大入り必見。今夜は友情出演でありあます。今後、順次「口演」を打ちますんで以後、お見知りおきを！！ｍ(＿ ＿；)ｍ 写真はイメージです。妖怪大集合をイメージに拾ってきました。

  2007年04月13日

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  たぬきち

  フェレット虐待の報を知り、たぬきちのことを思い出す。結構、噛み癖のあるフェレットは多い。たぬきちの噛み方は、血が出るほどの噛みかたで・・・・これが原因で、ペットショップで買い手がつかずゲージの中で異様な食べ方をするかなり太ったたぬきちを不憫に思い、ペットショップの店主に請われ我が家に引き取る。僕を筆頭に色々な人がたぬきちに手足を齧られ・・・相当の被害を受ける。たぬきちのカウンセラーだったのは、今は亡き僕の相棒小鉄だった。小鉄は、性格の良い子で・・・上手にたぬきちの相手をしていた。この２人のやりとりを見ていて随分考えさせられ学ばせて貰った。弱い犬ほどよく吼えるという言葉があるようにたぬきちも怯えが強かった。他のフェレットのようにあまり馴染まず。生きてる時は手を焼いた、たぬきちだったが死ぬ時には、一番手がかからなかった。体は最初から丈夫ではなく・・・・・寝てばかりいた。どんなかたちであれ、一緒に暮らすフェレットに死なれると本当に痛い。だけど、きっとまたどこかに不幸なフェレットが居ると聞けば引き取るのだろうな。今、一緒に住むぼくちゃんやしろきち同様に・・・・・

  2007年04月13日

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  フェレットニュース

  ペットとして飼っていたイタチ科の小動物「フェレット」に虐待を繰り返したとして、神奈川県警生活経済課は１１日、動物愛護法違反の疑いで、同県厚木市の会社員の男（３０）を逮捕した。 　男は虐待の様子やおびえるフェレットを撮影した映像をインターネットの掲示板で公開し「（指をかみつかれたので）仕返しに足にかみついた」などと投稿していた。 　調べに対し男は「ストレスのはけ口としてやった」などと容疑を認めているという。 　調べでは、男は２月ごろ、飼っていたフェレットの頭を手でたたいたり、のどを押さえつけたりするなど、数日間にわたって虐待を繰り返した疑い。 　フェレット愛好者や動物愛護団体から県警に通報が相次いでいた。 熊本日日新聞より知人の電話でこの事件を知る。殺されたフェレットの写真を見ると我が家の「しろきち」そっくり。溜息が出る。(ﾉ_-;)ﾊｱ…まあ、こんな事件だからといって実名、勤め先の企業名などを大々的に報道しているのを見ると、企業イメージをダウンさせたいのか？などとかんぐりたくなる。「しろきち」と風呂に入りながらこの事件について話をすれば・・・・つぶらな瞳で天井を見上げるのみ「しろきち」も飼い主に置き去りにされやせ衰え皮膚病に罹り、そんな経緯で我が家に来た。僕も死んだ「たぬきち」には、あちこちガブリとやられて・・・・(ρ＿；)な思いをした。フェレットと一緒に生活するのもそんな大変な部分もある。動物は、飼い主を選べない。これは、我々人間の親子関係と一緒だし・・・・虐待の挙句わが子を殺す親もいるし。なんだか、世界がどんどん歪になりつつあるなあ・・・・・弱いほう弱いほうへと負のエネルギーが流れ・・・・世界は淀む。

  2007年04月12日

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  賛美歌

  まこちゃんと明日の準備及び練習完了。楽曲を少し変更・・・御期待下さい。ＰＡシステムYAMAHA/ヤマハ STAGEPAS300購入。シンバルスタンドも購入。これで、しばらくネットやリサイクルショップで機材の物色の必要がなくなりホッとする。ＣＤ製作の楽曲のほうは、ボチボチと。否定的な楽曲は揃ったんで肯定的なのをもう少しというところか？明日は、この曲はやらないけど・・・賛美歌をまこちゃんが歌いたがるので何曲か練習する。賛美歌312番いつくしみ深き　友なるイェスは罪とが憂いを　　とり去りたもうこころの嘆きを　包まず述べてなどかは下さぬ　負える重荷をいつくしみ深き　友なるイェスはわれらの弱きを　知りて憐れむ悩みかなしみに　沈めるときも祈りにこたえて　慰めたまわんいつくしみ深き　友なるイェスはかわらぬ愛持て　導きたもう世の友われらを　棄て去るときも祈りにこたえて　労りたまわん ＣＦＧＣだったか・・・シンプルなコードに柔らかいメロディ。あと童謡も少しやってみる。これも以前から構想としてあった。春のうららの隅田川♪僕の故郷を歌う滝廉太郎の「花」や夏の思い出、手のひらを太陽にまこちゃんが知らない曲が多いので少しずつ教えつつメロディや詩を書きながらカヴァーもやったら面白そうな曲もある。明日の晩のライブが終わったら、日曜日に職場の理事会。これが済んだら、構想を練りながら、連休中にＣＤを録音。ＣＤ完成とともにライブイベントを開催。忙しくなる。

  2007年04月12日

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  のほほん興業

  奉仕価格で即決！ジルジャンZBTロックセット新品 即決！　 個別に買うと定価￥51870→セット定価￥41895→￥24000　 シンバルショルダーケースの付く超お買い得セットです。14”ロックハイハット、16”ロッククラッシュ、20”ロックライド、シンバルショルダーケースというのを買う。ドラムスの金物。これにスタンドを買えば、こちらの買い物は終了。で、ミキサーを積んだＰＡセットをあれこれネットで眺める。ヤマハかサムスンか・・・どちらかで。やはり、ヤマハに軍配が挙がりそうだ。値段は、数万ヤマハが高い。ミキサー部分のエフェクターと個別のコントロール部分とかこれは、使ってみないとわからない事が多いのでネットで情報を調べるとYAMAHA STAGEPAS300が一番良さそうだ。しかし、物は安くなった。５００ワットのを買っても１０万ちょい。なんてことをやってると妖怪ヴォーカリストまこちゃんから電話。明日のリハーサルをしたいとのことで少し我が家でやる。明日の妖怪ライブも予約や問い合わせが殺到！！次のライブをどこで？いつ？などと(●￣　￣●)ﾎﾞｫ－－－－と考えております。そんでもってライブなんかをとりあえずＣＤを完成させてからボチボチとライブなんかもやっていこうかなあ・・・・・などと考えております。妖怪秘密結社「のほほん興業」なんて会社を立ち上げるのも良いかも知れませんね。トレーラーに機材を積んで全国ツアーなんてのも粋ですね。まあ、そんなわけで・・・・・とりあえず、やってみようかな。そんな感じです。

  2007年04月12日

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• 夜遊び

  ジョニーさんと何やら夜遅くまで自宅で妖怪ライブじゃ妖怪ＣＤじゃと話をして・・・・機材をもう少し買い足さなきゃなあ・・・てのもあり。ドラムセットを買ったんでジルジャンのシンバル類をとか・・・・ミキサー買うならＰＡセットをとか・・・レコーディングとライブ兼用でまあ、その他、雑多な人間模様や増殖する仕事群などを考えつつああ・・・・こりゃ大変じゃわいなどと思いつつ気晴らしに車を走らせ南区藤野の「万代」に行く。古着・古靴・釣り道具・ボード類・本・ゲーム・DVD・ギター＆アンプ・フィギュア＆食玩等々・・・・・基本的な作りはブックオフやセカンドストリートと変わらないけどでかい。この場所は以前ビバホームだった。お隣はカウボーイ。駐車場３００台。しかも２４時間営業・・・・・・夜中に一体どんな人が来るのか？そんな興味もあって・・・・・見に行く僕的には、食器や雑貨が面白いかなあ・・・・楽器も相当品数があるけど・・・・メサブギが１３万で売ってた・・・安いと思った。漫画のコーナーでおじさんがベンチに座り読みふけったりスロットマシーンで遊ぶ人がいたりカップルやら何やらで結構賑わっていた・・・駄菓子を売ってるので昼間は子供の溜まり場なんだろう。２４時間営業の夜店そんな感じ。雑貨コーナーでとなりのトトロの「猫バス」の顔のガマグチ財布を買う。これと本と漫画に大き目のマグカップで千円ちょいの出費。エリヴィーゼルの「夜」が１００円で売ってた。一冊持ってるが・・・とりあえず購入。とまあ・・広い店内を歩くだけでも結構な運動。久々に腰が痛くなる。帰り道に妖怪ＣＤを作るならそういえば妖怪スナック「もののけ」のあの方にも歌ってもらおうか？などと考えつつ家路に着く。この国は、物であふれかえり、人間はどこへ行っても寂しげだ。

  2007年04月12日

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  専門家

  「わたしたち精神分析医は、病んでいる人々をもっと病んだ社会に適応させようと手をかしているのです。うまくいくこともあります。でもそんなことはまれにしかありません。それにうまくいったとしても、それは実際には自然の成り行きでそうなっただけなのです。多くの人々を分析しましたが、私は自分のしていることが好きではありません。でも生活していかなければならないので仕方がないんです。それにしても何と病んだ人々が多いのでしょう。病人を治す為、私たちは絶えず新しい薬剤、化学薬品、理論といったものを使っていますが、私には、それほど助けになるとは、思えません。しかし、病気のひとたちはともかくとして、私自身は、平均的な一般の人々とは、違った人間になろうと努力しています。」と語るのはアメリカの若き精神分析医。出典は、「クリシュナムルティの瞑想録」医者の不養生とか、紺屋の白袴なんて言葉が昔からあるように・・・・専門家といわれる人たちは、そのプライドゆえに本当の所を語らないところが病者に似通う。常に他人の問題を扱いそこに逃避する事で生活の糧を得る人が多い。それでも、他者や社会に寄与してればいいのだが・・・・そうじゃないことは、冒頭の言葉が指し示したいるかと思う。生活の糧を得られるものを健常者。そうじゃないものを病者とか障害者とか呼ぶこの社会。精神科関連の専門家の自殺率が異常に高かったり、そもそも、最初から病んでいる人間が専門家を目指したり、そして、発病したり、これらに加え「白い虚塔」などに見られる問題。見栄と欲望の泥沼。そして、商品化され食い物にされる精神病者群これらの発病の原因である親子の病理や教育現場の荒廃・・・・そして社会の競争の激化。我々がどんな世界に住んでいるか？健康でそこそこの収入や役割がこの世界であるうちは良いのだが・・・・・そうじゃなくなってくると色々と見えてくるものである。冒頭の医者は、クリシュナムルティによって心を透視され。孤独の問題や自殺願望を見抜かれて泣き出す。そんなやりとりを読んでいると・・・・色々思い出す人間がいる。クシュナムルティーの言葉を少し引用する。「あなたは自分が治療しておられる患者さんたちと同じように病んでいるのでないか？あなたは、おそらくあなた自身よりももっと混乱し、もっと病める社会の一部なのであるまいか？それゆえ、問題はもっと根深いのである。」親が医者だから医者になったり親の期待に応える為に専門家になったり自らを癒そうと専門家になったりフロイトやユングがそうでったように・・・・この世界には、様々な専門家と呼ばれる人々がいる。そして、この世界のシステムが様々な利害関係で成り立ち。決して人間のためのシステムでない金に仕えるためにあるこの世界の現実にぶち当たる。これらに洗脳や屈服されずに生き抜くには、独りであれば強さ、集団であれば連帯が必要だ。クシュナムルティーの言葉をもう少し引用する。「あなたは社会とその文化、宗教といったものの重圧の中で生まれてきた。そして、経済的、内面的にあなたを駆り立てるものはそのような重圧なのである。社会と折り合いをつけてその病弊を受け入れて、それらと同居していくか、それともそうしたものを全面的に拒否して、新しい生き方を発見しなければならない。しかし、新しい生き方を発見するには古い生き方を捨て去る事が必要である。」この対話の中で一番目を惹くのは以下である。「努力し、戦っていかなければ、平凡なブルジョア的な主婦になってしまいます。私は、普通とは違った人間になりたいのです。結婚しないのもそのためですが、でも本当はとてもさびしいのです。今の仕事は、そのさびしさにせきたてられたのです。」そして、そのさびしさからあなたは自殺のへ道を歩んでおられるのではあるまいか？彼女は今にも目から涙がこぼれそうになった。と本ならこういった表現で終わるのだが・・・・おそらく、相当の問答があったはずで・・・・これらもおおよそ見当がつく。僕も彼女のような人間を山ほど見てきたので。僕もそんな病んだ専門家のはしくれではある。で、日々古い生き方を捨てている。自分自身の心の垢を削ぐ事で自らの腐敗を逃れているのだ。おそらく、この腐敗した世界と折り合いのつくことは、ないかと思う。この世界を受け入れつつ、悪しき影響を受けないように・・・・・・周囲にしがみつかれた状態で生きているだけかと思う。そして、ひとつの言葉を思い出す。賢者エリックホッファーの言葉。「ビジネスは全てを腐敗させる」

  2007年04月11日

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• 幻想と虚構

  親は、子どもをキチンとしつけをするべし！というのが、子育ての常識というか社会的規制で 「今時の親は子どものことより自分のことを優先して、子育てをおろそかにしている」 と思われている・・・そんな風に言う年輩の人が多い・・・他人をそんな目で見る年配者もわが子や孫の事となると痴呆症なんだけど。まあ、愛は盲目というくらいですから。乳幼児を育てている多くの母親は、個人的な楽しみより「子育て・家事を完璧にこなさなければ！」と いうプレシャーの中にいる。こんな自分ではダメなのだ！「良い」母親になれなければ、 優しい母親にならなければ、と思いながら、イライラして子どもを叱り飛ばしている。そんな 自分に嫌悪しながら、ギリギリのところで頑張っている人も多い。人間そんなに急に変われるわけもなく・・・・まあ、適当になれないのです。母親の完全主義や父親の手前勝手、そんな状況プラス母親の孤立が加われば虐待まですぐだと思う。僕は、そんな母親の元で育った。父親は・・・存在するが不在だった・・・母も父も幼児のようなもんだ・・・未だに。地域社会の崩壊と核家族化これらが核家族化の崩壊と個の崩壊に向かうのだから少子化は、当たり前なのだと思う。おそらく、一夫一婦制の家族制度なんて近代が生んだ幻想だ。子供という概念もまた。これらの研究も始まったばかりなのだ。自らが生き残るために子供を平気で売り飛ばした歴史は相当長い。児童買春、児童奴隷も当たり前だったと思う。安寿と厨子王のような。子供は、子供で自らが生き残るために幼い頃から真剣だ。貧しい国に多く見られる子供たちの健康さは、そんな状況から生まれる。貧乏な国ほど、子供と犬が元気で男はグータラで女はしっかりしてる。自らが生きる事でやっと。そんな状況から長屋みたいな互助・・・助け合いの文化を育んだ。農村の呪縛から逃げ出した多くの人が都市文化を育んだ。家の壁は薄く、隣が何がしてるかわかるような状況であれば心に壁など作れない。で、共同体が生まれる。貧しさゆえの・・・・・我が家に味噌醤油がなければ隣の家に借りにいくのである。それが、都市部のスラムの近所付き合いだった。この国が豊かになればなるほどマンションやアパートの壁が篤くなり。窓は、カーテンで開け閉めし。これをプライバシーだ。個人情報保護だなんてことになるんである。で、どこにだれが住んでるか・・・そんなこともどうでもいい状況が生まれた。その位に親子の呪縛や家族や親族の呪縛というのが強固で会ったのかもしれない。そして、そんなこんなの結果、人間が人間とどう関わっていいのかすらわからなくなってしまった。家の壁が厚くなり、心の壁が厚くなり窓をカーテンで開け閉めするほどに人は心を閉ざしで、残るは、親子や家族という幻想のみだ。少なくとも、少々おかしな家庭などザラにあり。だけど、オープンだからこそ。人間は、生き残れたのだ。情報を共有し共感してきたのだ。現代人は、これがわからなくなった。ほぼ、絶望的に・・・・・・で、まあ・・・この国がどんどん落ち目になって野良老人などが溢れかえるようになるだろうからこれもまた、福音かもしれない。現代がどういう状況か？子供の厄介になどなりたくない金持ちの「自立」した親が億単位金を払い。終身看護型の瀟洒な老人マンションに入居する。だーーれも来ないのである。ここで悩んだ金儲けの天才老人ビジネス業者。億単位の金をですね。遺産としてお預かりします。とお子さんに言うと。逢いに来るのです。遺産目当てに。福祉や行政に纏わる話として腐るほど様々な話を見聞するほどに・・・・・現代人がどうしようもない所まで来てるのだと知り尽くす。価値観の多様化なんてとんでもない話でこの国の人間が上から下まで如何に金銭崇拝主義者か？ということは、僕は、知ってます。で、まあ、人間なんて自ら築いた壁の心の牢獄のなかで幻想を生きてるだけかもなあ・・・・などと思います。そして、親子の幻想と家族の幻想。これだけは、誰しもが捨てきれないのです・・・これまた近代の妄想です。自らの孤独の代償行為として・・・・・・親を憎むも否定するも・・・まあ一緒です。反体制主義者が権力に渇望した亡者であるように・・・・・で・・・・子供にしがみつく惨めな人間がこの国には多いだけなんだと思う。そんな結果として２世３世の政治家や企業経営者の思考停止や感情鈍磨ぶりがこの国の状況を作り出してます。そんな忌まわしい関係性を絶ち切り。まあ、少子化万歳ですね。そして、野良老人万歳ですね。ホームレスも増えるし。これまた万歳ですね。我々の住む世界の虚構性や幻想性を明らかにしてくれるでしょうから。で、うそ臭い人間の絆という幻想も捨て去り。本当の意味での個が生まれると思います。我々の快適な暮らしの結果としての環境破壊と放射能汚染による遺伝子破壊これに加え、人間の精神の崩壊から来る戦争未知の疫病の蔓延や天災の多発により人口の何割かは死ぬでしょう。生き残れる人間も少なくなるでしょう。そんな時代までもう少しでしょう。それが、現代の現実だと思います。

  2007年04月10日

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