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カテゴリ:家族ネタ
就活していた長男の就職先が、先日無事に決まった。
まずは行く所ができて、とりあえずホッとしている。 何せ奨学金を受けているので、卒業と同時に返済に追われるから、無職でいるわけにはいかない。 さて、就職が決まってからまだ本人と顔を合わせていないが、まずはおめでとうと言うだろう。 ただ私は必ずしも、彼がその会社で一生勤めあげることを想定しているわけではない。 今や終身雇用制はとっくに崩壊していて、私の周りでも転職組が少なくない。 もちろん定年まで一つの会社で完結する人も大勢いるわけだが、 それはある意味、雇用する側とされる側の双方が幸運な場合に限られるのかもしれない。 会社だっていつまでも彼を守ってくれるという保証は無いわけだし。 もし彼が何かのタイミングで会社を辞め、転職なり起業をしようとした場合、 もはや前職の肩書は意味の無いものになるかもしれない。 肩書のない“素の”自分に何が出来るのか、そこが問われてくる。 そういう場合も想定して、彼にはより多くの知識と経験を身に付けておいてほしい。 会社の仕事に没頭することも必要だが、それに埋没してしまうと、自分を見失ってしまう。 出来れば会社とは一定の距離を保ったままで、自己を見つめ続けていてもらいたい。 そして時間に余裕があれば、自分をブラッシュアップする機会をつくって欲しい。 言い換えれば時間とお金を、自分自身に投資するということだ。 転職&起業した時にも役立つだろうが、一生その会社にいても無駄にはなるまい。 就職が決まったばかりの人間に言うようなことではないかもしれないが、 私からのはなむけの言葉として贈りたいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年09月04日 00時30分11秒
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