|
カテゴリ:仕事のこと全般
一昨年の7月からレジ袋有料化が始まり、1年半以上が経つ。
(この措置に関してはそもそも論として言いたいことはあるが、それはここではやめておく。) この流れに沿って、当店でもレジ袋代として1枚5円頂戴している。 当初の予想では、当店のお客さんは大方レジ袋を購入するだろうと見ていた。 コンビニで飲み物を買うのに比べて、当店の商品は押しなべて高単価で、 なおかつ破損リスクのある瓶モノが圧倒的に多いからだ(ちなみに缶製品はさほど売れない)。 例えば客単価3,000円とすると、それに対するレジ袋代5円というのは、ささやかなものだ。 コンビニで安価な買い物をする際にレジ袋を断るのとは感覚が違うだろう。 そう思っていたが、フタを開けてみると大半のお客さんがレジ袋を断るのだ。 かといって持ち帰り用の袋を持参する人はごくわずかで、皆さん手に抱えて持ち帰っていく。 クルマのお客さんの中には後部座席に転がしていくという人もいて、こちらが心配してしまう。 そうまでして皆さんなんでレジ袋を使おうとしないのか? まあこれがいわゆる「抑止力」というものだと言われればそうなのかもしれない。 ただこれが銭カネの問題ではないというのは、なんとなく察しが付く。 つまりたかだか5円をケチっているわけではない、ということだ。 かといって地球環境のことを常に考えている人がほとんどだとも思えない。 これはつまり「レジ袋など求めるもんか!」という気持ちがそうさせるのではないだろうか。 それは反骨心とかプライドのようなものかもしれないし、そうじゃないかもしれない。 実は私も同じような気持ちになることがあるので、なんとなくわかる気がするのだ。 何だろう、この説明のつかない妙な気持ち....。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年03月09日 22時50分37秒
コメント(0) | コメントを書く |