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カテゴリ:何かヘンだぞ
テレビの街頭インタビューで、「今日はどちらからいらっしゃいましたか~?」という言い方に、以前から多少違和感を感じていた。言うまでもなく、昨日と今日と明日で出発点が違うことはないからだ。
ではどういう言い方がいいのか? 普通に考えれば「あなたはどちらからいらっしゃいましたか~?」ということになるだろう。文法上は全く問題は無い。無いんだけど、どこかしらキツイ印象を受ける。 何故なんだろう? 英語では2人称はすべて「YOU」になるのに対し、日本語にはいろんな2人称が存在する。 「あなた」の他にも、「君」「オマエ」「あんた」「おぬし」「貴様」「貴殿」等々... (余談だが関西に行った時に「自分」という二人称があることを知ってびっくりした) どれをとっても相手を見下してるか、妙にへりくだっている、そんな印象が強い。 どちらにしても極端なのである。 顧みてみると、私が日常どういう言い方をしているかといえば、よっぽど親しい間柄であれば「オマエ」、それ以外ならば大抵は相手の名前で呼ぶ。「あなた」はあまり使ってる記憶がない。これはさっき書いたように、ややキツイ印象を持っているからだ。他の方々もおそらく「当たらずとも遠からじ」ではないかと推察する。 ただ普通に考えれば、英語の「YOU」と同じ感覚で、「あなた」という呼び方が使われるのが自然だと感じるが、そうならないのは何故なんだろう? 大げさな言い方になるかもしれないが、これは日本語における大きな矛盾ではないかと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年02月08日 20時13分28秒
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