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テーマ:障害児と生きる日常(4433)
カテゴリ:学校生活
2年上の仲良し母から、朝早く電話が入った。
彼女は仕事先に自転車を走らせ、息を切らせながらNちゃんのママに電話して話を聞いて!と言った。 2年年上のS君のママ、Nちゃんのママ、私はなぜか気の合う3人組。 誰かがトラブルが起こると必ず連絡が入り、それぞれに話を聞きあったり、ランチで集合したりする関係。 中学に入学して初潮を迎える頃になってから、たくさんのトラブルが続くNちゃん。 それでも薬でてんかんの発作を抑え、中学生活をエンジョイしている。 先日、林間学校から戻った。 NちゃんもS君も2年前に支援学級ができた中学。 学校側がなれていないし、普通学級との関係もよくない。 Nちゃんはてんかんを抑えるために、睡眠を深くするための薬を飲んでいる。 だから朝は寝起きが悪くエンジンがかかるまで時間がかかる。 それは十分担任に伝えていたのだが、林間学校に同行した副担任にはその情報を伝えられていなかった。 Nちゃんの母は副担任に、体育館脇に呼び出され、林間学校の間にどれだけ大変だったかと言われた。発作は起こしていない。 来月の自然教室はスキーで、遠まわしに来るな、来るなら親がついてこい的なことを言われた、と涙で訴えた。 支援学級の経験のない年配の副担任は、担任に相談もせず、一存でNちゃんの母にそのような話をした。 その後Nちゃんパパは怒り、担任にその内容を訴えたそうだ。 担任はすぐに副担任の無知と無礼を詫び、自然教室に参加しないことや、親がついていかなければならないなどということはない、と言ったそうだ。 しかし。 なぜに特別支援学級? 知的障害があっててんかんの病気を抱えていたら、他の子と同じように活動しちゃだめ? Nちゃんママはドクターの指示をしっかり学校に伝え、予想される問題行動も伝えている。 担任と副担任の間にコミュニケーションがない? 障害児教育を学んでいない人間、いやそんなことは問題じゃあない。 障害と病気を抱えて生きる子の辛さや寄り添う親の苦労をおもんばかることのできないような、人格を持つ人に、そんな想像力の欠如した人に、子供は預けたくない。 もう来年は3年だからいいよ・・・とNちゃんママは言った。 大事な1年。 来年は新しくしっかりした先生がついてくれることを祈った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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