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テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:フランス映画
2003年 フランス・ベルギー エステル・ゴランタン ニノ・ホマスリゼ ストーリーは、グルジアの首都トビリシに暮らすエカおばあちゃんと母マリーナ、そして孫娘のアダ。生活は貧しく、女ばかりの家でささいな衝突も絶えない。それでもそれなりに3人仲良く幸せな毎日を送っている。エカおばあちゃんの何よりの楽しみは、パリで働く一人息子オタールからの手紙。フランス語の得意なアダが、いつもその手紙をエカに読んであげていた。しかしある日、オタールが事故死したとの悲しい知らせが届く。マリーナとアダはエカおばあちゃんを悲しませないため、オタールのふりをして手紙を書き続けることにする。しかし、次第に様子がおかしいと心配になり始めたエカおばあちゃんは、オタールに会うためパリ行きを決意するのだった…。 邦題にもなってる【やさしい嘘】って嘘をつく方にとっては優しさから嘘をついてるんやけど、嘘をつかれてる方にとっては優しくない嘘です。 この映画のようにおばあちゃんの楽しみを守るために嘘をつくのは、最終的にはおばあちゃんを苦しめる事になるんと違うかなって思ってしまった。 確かに嘘をついてる方も苦渋の選択やったけど、嘘がバレた時のおばあちゃんが受けるショックを考えるとやっぱり嘘はあかんかな。 嘘って言うのは映画内でも分かるように一つの嘘をつく事によって、さらなる嘘をつかなければならなくなります。 最終的には話の辻褄があわなくなり、そりゃおばあちゃんもおかしいって思いますよ。 このおばあちゃん役のエステル・ゴランタンって90歳らしいです。 なんと85歳でスクリーンデビューをしたそうな・・・。 まだ映画は2本しか出演してないみたいやけど、演技力と存在感は抜群です。 この映画の最後にみせる笑顔が凄くいいです。 この笑顔は包容力に溢れてるっていうのがあてはまるのかも。 この映画ではおばあちゃんの優しさがこの嘘を本当の【やさしい嘘】にしました。 なかなか良質の映画やったので観てない方はこの機会にどうぞ! 評価★★★☆☆(3.3) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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