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カテゴリ:フランス映画
2004年 フランス アルベール・デュポンテル ジャン・デュジャルダン ストーリーは、 ある日、アレックス・ドゥマールという独り身の男が現金輸送会社ヴィジラントに警備員として入社した。ヴィジラント社は、大手企業が敬遠する危険な地区の小口現金輸送をメインに取り扱っていた。それだけに、200以上ある現金輸送会社の中でも武装グループの襲撃に遭う頻度が飛び抜けて高かった。経営も悪化し、すでにアメリカの大手企業の買収も決定していた。そんな危険で先行きの見えない会社にアレックスが就職したのにはある理由があった。そして、彼は自らの目的を遂げるため、誰もが嫌がる危険なルートを率先して引き受けるのだった。 息子を理不尽に殺された男の復讐劇を描いて本国フランスで大ヒットした映画です。 ほんでお決まりのハリウッドリメイクも決定してます。 復讐劇といえば銃をぶっ放したり爆薬を大量に使ったりするシーンを想像するでしょう。 さらに主人公は無敵の強さって感じで・・・。 こういうお決まりの復讐劇はハリウッドに任せておきましょう。 この映画はフランス映画という事もあってストイックな映画に仕上がってます。 最初から最後まで異様なまでの緊張感に包まれた映画です。 淡々と物語が進むけどそこがリアルでいいです。 派手な展開が好きな人にはちょっとダメな映画かも知れないですよ。 最初から事実が明らかになる映画ではなく後からジワジワと事実が明かされていきます。 だから物語の後半になるまで男の復讐劇の幕は開きません。 前半部分が男の復讐劇の土台となるシーンなんで退屈せずにみてほしいです。 復讐劇にも色々なタイプの映画があるんやなって思いました。 フランス映画って甘ったるい印象があるけど、こういう映画も作れるって事です。 この映画は全体的にフレンチ・ノワール独特の哀愁が漂ってました。 評価(3.1) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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