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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:フランス映画
2003年 フランス セシル・ドゥ・フランス フィリップ・ナオン フランク・カルフン ストーリーは、女子大生のマリーは親友のアレックスとともに、彼女の実家へと向かう。2人は都会の喧騒を逃れ、静かな田舎で試験勉強に励む予定だった。夜遅く、ようやく2人はアレックスの実家に到着する。だがその直後、謎の中年男が玄関に現われ、手にした刃物でアレックスの両親と弟を次々と惨殺したのだった。物陰に隠れ、必死で息を潜めるマリー。ところが、今度はアレックスが殺人鬼に捕まり、トラックで連れ去られようとしていた…。 フランス発のスプラッターホラーなんでちょっと期待しすぎたかな。 この【ハイテンション】ってタイトルも期待を煽るんですよね。 でも観終わった時のテンションはいつもより低くなる事、間違いなしです。 とにかく血の量は半端やないし描写がグロくて痛々しいです。 最近のホラーはSAWの大ヒットで残酷なシーンが極端に増えてますよね。 あつぼうはホラー映画は好きな方ですが、この方向性はどうも好きになれません。 内容があまりにも薄くて描写だけが強烈ってホラーはもう結構です。 前半は殺人鬼から身を隠す緊張感があります。 もう少しで見つかるってところをギリギリで逃げ切るのは結構手に汗握りますよ。 見つかった瞬間に殺されるので呼吸するのさえ許されないですからね。 扉を一枚挟んでおばさんが殺されるのですが、その扉の隙間から死ぬ間際のおばさんと目があうんですよ。 これってホラー映画ではよく使われる演出やけど、生と死が一枚の扉によって隔てられてるのが伝わってきますよね。 それにしてもこの映画オチがちょっと強引過ぎました。 伏線の張り方が弱すぎるのにラストのオチになるからあまりにも辻褄が合わない事が多すぎます。 いきなりそんなオチを見せられても疑問が残るだけです。 途中で殺人鬼がチェーンソーを持つのですが、悪魔のいけにえを意識してたのかな。 フランスからアメリカホラーへの挑戦状って事なのかも。 まぁ~内容的には似たり寄ったりやけど、血の量はフランスの勝ちでした。 ホラー映画が苦手な人は絶対に観ない方がいい映画ですよ。 ホラー好きのあつぼうがテンション下がったぐらいですから。 評価(2.4) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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