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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:タイ映画
2004年 タイ パンナー・リットグライ ダン・チューポン ゲーサリン・エータワッタクン ストーリーは、国家特殊部隊の刑事デューは、危険な潜入捜査の末に麻薬王ヤン将軍の逮捕に成功する。しかしその際、隊長のリーダムロンが命を落としてしまい、デューは失意の日々を送っていた。そんなデューを励まそうと、タイ・テコンドーの金メダリスでもある妹ニュイは、スポーツ慰問に兄を誘う。こうしてデューは、テコンドーやサッカー、ラグビー、体操といった各種競技のチャンピオンが集う慰問団とともにタイ国境沿いの村を訪れた。ところが村は、ヤン将軍の釈放を求める武装ゲリラによって襲撃され、慰問団も村人ともともに捕えられてしまう。窮地に陥った慰問団の面々は、自らの競技で培った肉体と技のみを武器に武装ゲリラに立ち向かうのだった。 CGやワイヤーワークに頼らず生身の肉体を駆使して壮絶なアクションを展開し、世界に衝撃をもたらしたタイ映画「マッハ!」。 邦題からしてその続編かと思って期待して観たけど全く関係ない映画でした。 今作の主役はパンナー・リットグライという人なんですが、全くアクションのキレがなかったです。 危険なアクションをしてるはずやのに彼の動きが鈍いせいで、命がけのアクションが無駄になってました。 やっぱりタイのアクション映画はトニー・ジャーでないとダメですね。 少し強引やけど、スポーツのスペシャリストがテロリストと闘うって設定までは良かったです。 でもねこのスペシャリスト達のアクションが笑ってしまうんですよ。 ラクビーの選手はタックルだけやし、サッカー選手は少林サッカー顔負けのシュートを打つし 体操選手はマット運動をしてるだけって思えるし、なんかもっと捻りがほしかったです。 マシンガンにサッカーボールで対抗するんやから勇気があるというかバカというか(笑)。 こんな笑える連中とは逆にテロリストは残酷極まりないです。 村人をいったい何人殺したら気がすむのかなって思うし、女であろうが子供であろうが容赦しないんですよ。 そんなテロリストと曲芸軍団みたいなスポーツ選手たちが真剣に闘ってるから漫画みたいでしょう。 テロリストが持ってるコンピューターも笑えるんですよ。 今時こんな旧型のコンピューターを持ってる人はいてないでって思えるぐらい古かったです。 そのコンピューターで核ミサイルを発射するって言うから笑えます。 確かに予算があまりないタイ映画やからこういうところは仕方ないと思うけど、あまりにも違和感があったので書きました。 エンディングで流れる撮影シーンを観てると死人が出てるんとちゃうかって思えるぐらい危険なアクションを生身でこなしてました。 死人は大袈裟としても怪我人はかなりいたはずです。 これだけのアクションを頑張ったけど、マッハという名のスピード感は全く感じれなかったです。 評価(2.0) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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