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テーマ:DVD映画鑑賞(14216)
カテゴリ:フランス映画
2005年 フランス ジャメル・ドゥブーズ リー・ラスムッセン ジルベール・メルキ ストーリーは、パリに暮らすアンドレはギャング絡みの借金が原因で48時間後には殺されてしまう運命に陥ってしまう。絶望してアレクサンドル三世橋からセーヌ河を見下ろすアンドレ。何も思い残すことはないと覚悟を決めた矢先、隣に現われた美女が、いきなり川に飛び込んだ。思いもよらぬ事態に、とっさにアンドレも後を追い無我夢中で彼女を助け出す。これがきっかけで、この絶世の美女アンジェラは、戸惑うアンドレをよそに、彼の後を付いて回るようになるのだった…。 リュック・ベッソン6年ぶりの新作という事で凄く期待してみました。 モノクロ仕立ての異色のラブストーリーです。 個人的にはこの映画はメッセージ色が強くて好きなんですが、好き嫌いが分かれる映画やと思います。 モノクロやからこそ伝わってくるものがあるし、もしこの映画がカラーやったらこれほど好きになれたか疑問です。 さすがリュック・ベッソンと唸ってしまう映像美やテンポのいい会話は必見です。 ダメ男のアンドレは何をしても巧くいかない典型的な負け犬なんです。 死を覚悟した時にアンジェラと出会い彼女の言動に触れる事によって本当の自分を見つめなおすのですが、落ちぶれた人間がそう簡単に立ち直るわけがないですよね。 いつも妄想の世界では無敵でも現実では負け犬・・・。 アンジェラはストレートな言葉でアンドレに伝えるけど、アンジェラのある秘密を知るまでは心に伝わってなかった感じでしたね。 「自分を愛して」って言葉が凄く印象的でした。 ベッソンの新しい女神といわれてるリー・ラスムッセン。 人間離れしたスタイルの良さが際立ってました。 彼女とジャメル・ドゥブーズ演じるアンドレのギャップが凄いんですよ。 モデル出身の彼女とは身長差も20センチぐらいあってなんか情けなくみえるけど、最後の方では少しカッコ良く見えるから不思議です。 この映画のラストって人それぞれとらえ方が違うと思います。 ネタバレになるから書けないけど、こういうラストもありかなって、あつぼうは思いました。 評価(3.1) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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