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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:フランス映画
2006年 フランス ブリュノ・ポダリデス フロランス・ミューレル レイラ・ベクティ シリル・デクール パリの街そのものをテーマに、パリの様々な場所で撮り上げられた1編およそ5分、全18編からなるオムニバス・ムービー。この企画に世界中の名だたる映画監督たちが集結、それぞれの視点から花の都パリの新たな一面を切り取る。日本からも「M/OTHER」の諏訪敦彦監督が参加。2006年カンヌ国際映画祭「ある視点」部門オープニング上映作品。 パリの20区を舞台に繰り広げられる18編の恋物語。 わずか5分間という時間の中で監督がパリを舞台に描き出すストーリーが凄く良かったです。 全18編あるんですが、正直全てが良いって訳ではないんですよ。 でもパリの観光地が次から次へと出てくるので家に居ながらパリへ旅行にいったような気分になれます。 色々な愛の形を表現してるオシャレな映画でした。 同じパリをテーマにしていても監督が変われば、これだけ作品も違うものになるんですよね。 コーエン兄弟が描き出すパリ、ガス・ヴァン・サントが描き出すパリ、アレクサンダー・ペインの描き出すパリ、それぞれに特徴があって見応えがあります。 世界的な監督の中に 諏訪敦彦の作品も含まれてるのが凄いですよね。 彼の作品は息子をなくした母親の話やったけど、18本の中でも上位に来るぐらい好きなエピソードです。 こういう映画って観る人によっては評価が分かれると思います。 たった5分の物語に物足りなさを感じる人もいてるでしょうね。 でもこの5分という時間に監督が伝えたい事が濃縮されてるのも事実。 フランス映画が苦手って人でも観れると思うので挑戦してみて下さい。 もしパリに行く事があれば、この映画の場面を思い出しながら観光したいです。 評価(3.8) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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