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テーマ:DVD映画鑑賞(14214)
カテゴリ:フランス映画
2005年 フランス/グルジア ギオルギ・バブルアニ パスカル・ボンガール オーレリアン・ルコワン ストーリーは、グルジア移民の22歳の青年セバスチャン。ある日彼は、仕事先の家主が大金を手にする方法があると吹聴しているのを耳にする。もうじき連絡の手紙が届くというのだ。しかしその男は不運にも急死してしまい、彼宛の手紙をセバスチャンが横取りする。封筒の中には、パリ行きのチケット。意を決してパリへと向かったセバスチャンは、何者かに導かれるまま、暗い森の奥に佇む不気味な屋敷へと辿り着く。しかしそこには、思いも寄らぬ運命が待ち受けていた。なんと彼は、13人のプレイヤーが一斉に引き金を引く集団ロシアン・ルーレットに参加させられてしまったのだ。そしてその周囲は、プレイヤーの生死に大金を賭け、ドス黒い欲望の固まりと化したギャンブラーたちの狂気に満ちた眼光で埋め尽くされていた…。 13人の男達が輪になり前の人間の頭に銃を付きつけ引き金を引くって誰が考えたのか本当に恐ろしいゲームです。 最初は実弾を1発だけ使ってプレイするのですが、前の人の頭を撃ちぬく確率は6分の1って事です。 いくら大金が手に入るとはいえ、こんな命がけのゲームに参加するのは嫌ですよね。 プレイヤーが命がけでゲームをしてるのに、その脇では金持ち連中が何番プレイヤーが生き残るか賭けをしてるんですよ。 ゲームこそ変われど、こういう構図って現実的にありそうですよね。 このゲームで生き残るのって自分の運だけではダメですよ。 よく映画などでロシアンルーレットで自分の頭に銃を向けて引き金をひいて生き残るシーンがあるけど、それは自分の運で生き残ってるけど、この映画の場合は完全に後ろの人任せですからね。 後ろの人間の銃に命をあずけてるから八百長も出来ないです。 電球が点滅した瞬間に発砲するけど、点滅するまでの数秒間が凄く息苦しくなりますよ。 緊迫感が半端やないし観ていて手に汗を握りました。 モノクロにしたのが大正解かも。 少し残念なのが、主人公意外にも最後の方まで生き残ろる人たちの背景が描かれてたらもっと感情移入出来たのに。 評価(3.4) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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