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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:カナダ映画
2006年 カナダ キャリー=アン・モス ビリー・コノリー ディラン・ベイカー ストーリーは、かつて地球では何かの拍子にゾンビが大量発生し、人間を襲い始めた。ゾンビ戦争と呼ばれたゾンビと人間の戦いは長きにわたったが、ゾムコン社が開発した特殊な首輪が、そんな人間の危機を救った。その首輪をはめたゾンビはおとなしく従順になり、現在では家事も出来るペットとして一般家庭でごく普通に飼われるようになっていた。ウィラードという平和な田舎町に暮らす友だちのいない少年ティミー。彼の家でも、完璧主義の母ヘレンが世間体を気にしてゾンビを飼うことに。最初はゾンビに関心のなかったティミーだったが、ある日、いじめっ子から守ってくれたのをきっかけに友情が芽生え始める。そのゾンビをファイドと名付け、少しずつ心を通わせていくティミーだったが…。 50年代アメリカの古き良き平和な郊外住宅地を思わせるのどかな街を舞台に、特殊な首輪でペット化したゾンビと孤独な少年が次第に友情を育んでいくさまと、そんな2人が巻き起こす大事件の顛末を、現代社会への皮肉を盛り込みつつハートフルかつ過激に描いていく映画です。 ゾンビに食欲を抑える首輪をつけペットのように飼ってみようって凄く斬新なアイディアで面白かったです。 この首輪が機能してる間は人間に順応はペットとなるけど、首輪が機能しなくなると速攻で人を襲ってしまいます。 この首輪がそれほど完璧ではないのがポイントで、まぁ~そんな商品売るなってツッコミたくなります。 死んですぐに首輪をつけられた死体は、肌の色も新鮮なままゾンビになるけど古い死体は昔のゾンビ映画のようなカビっぽい色のゾンビになります。 でもゾンビになりたくない人のために首を切って首専用棺桶に入れてもらって埋める方法もあります。 ゾンビになってまで人にこき使われるなんて最悪やから、あつぼうなら首を切ってもらい方を選びますよ。 ティミー家のファイド(ゾンビ)は、最初は役立たずって感じがしたけどティミーをいじめっ子から助けたり母親のダンスパートナーをしたり人間らしさが残ってます。 なぜファイドに人間的な感情が残ってるなどの説明はなかったけど、無邪気な子供はゾンビをも変えてしまうって事かな。 でもこのファイドが大事件を起こしてしまってそれが街全体に広がっていくから大変です。 結構先の読める展開やけど、逆に安心感がありましたよ。 ゾンビのコメディ映画って思ってたら意外とブラックな展開もあり控えめなグロイ映像もありゾンビが好きな監督が楽しんで作ったって感じがしました。 ひょっとして監督自身もゾンビをペットとして飼ってみたいって願望があってこの映画が誕生したのかも。 特に近所に住むおじさんが飼ってる若い女性のゾンビなんかをね(笑)。 主人公の少年がマコーレ・カルキンにソックリでしたよ。 ほんま似てますよ。 評価(3.3) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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