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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:香港映画
2008年 香港 チャウ・シンチー シュー・チャオ キティ・チャン ストーリーは、母親を早くに亡くし、父ティーと2人暮らしの小学生ディッキー。超が付くほど貧乏にもかかわらず、“息子には最高の教育を”と願うティーは無理をしてディッキーを名門小学校に通わせていた。しかし、お金持ちの子どもばかりが通う学校では、貧乏なディッキーは当然のようにイジメの対象に。そんなある日、ガキ大将のジョニーが学校に持ってきた最新のペット型ロボット“ミラクル1号”が無性に欲しくなったディッキーは、ダダをこねてティーと衝突してしまう。その夜、ティーはゴミの山で偶然見つけた緑色の物体をディッキーのオモチャにと持ち帰る。やがて、それはつぶらな瞳を持った四本足の不思議な生物に大変身。すっかり大喜びのディッキーはそれを“ミラクル7号”こと“ナナちゃん”と名付けると、学校で自慢するべく意気揚々と登校するのだったが…。 【少林サッカー】【カンフーハッスル】のチャウ・シンチー監督が、自身初となるSF映画にチャレンジした痛快ドタバタ・コメディ。 前2作のイメージが強烈で、またあのありえねえ~展開を期待してたのですが、今までのチャウ・シンチーからは想像出来ないような映画になってました。 全く違った彼の映画になってるのですが、この変化をどう思うのかは観てる人次第なんですよ。 あつぼうは期待しすぎてたって言うのもあって物足りなさを感じたんですよ。 けっして悪い映画ではないのですが、先の読める展開とナナちゃんの微妙な可愛さに安心感すらかんじたけど、もう少しサプライズ的な要素があっても良かったのかな。 ゴミの山で使えそうな電化製品を拾ったりするぐらい貧乏やけど、名門小学校に通わせてるのですが、小さい頃ってこういう事がイジメの的になったりするんですよね。 息子には良い学校に行かせたいっていう親の優しさというかエゴというかワガママというか・・・。 将来の事を考えての行動やったのかも知れないけどイジメられてる息子の気持ちをもう少し考えたって欲しかったです。 あれだけイジメられてたら学校に行くのも面白くないですからね。 まぁ~こういう状況を変えるのがナナちゃん。 犬のような顔とアメーバーのような胴体がある宇宙犬?のような生き物です。 地球外生物という事もあって不思議な力を持ってるのですが、この不思議な力が想像を絶するような展開を巻き起こします。 少し油断してたのですが、ここらへんであつぼうの涙腺はヤバかったです。 単に可愛いキャラが登場するSFではなくて、親子の絆を描いたヒューマン映画になってました。 新しいジャンルに挑戦するのは次へのステップやと思うけど、あつぼうはこの監督に期待するのは「ありえねぇ~」展開です。 次の映画では原点に戻ってほしいものです。 評価(3.0) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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