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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:香港映画
1996年 香港 チャウ・シンチー ヴィンセント・コク カレン・モク ストーリーは、弟子トンの裏切りによって、“食神”と呼ばれた周は香港料理界から追放されてしまった。彼はカレンという女の屋台を助けるうちに、真の料理人として目覚め、修行の旅に出発する。そして戻って来た周は、トンと宿命の対決を繰り広げるのだった……。 【少林サッカー】【カンフーハッスル】とヒット作を連発してるチャウ・シンチー監督・主演作です。 もうこの当時から何でもありって感じでストーリーよりも映像で楽しませてくれます。 チャウ・シンチーの映画って日本の活劇漫画の雰囲気がありますよね。 おもっきり眉毛の太い主人公が活躍するような漫画です(笑)。 ミスター味っ子や料理の鉄人に影響を受けたと思えるシーンもあるので要チェックです。 香港映画はパクリの宝庫なんで、よく観ると色々な映画や漫画のシーンがパクられてます。 これもご愛嬌なんですけどね。 料理の修業の旅に行くのが少林寺の台所ってのにも笑えたけど、この少林寺の住職みたいなのが出てきてテレパシーで周と会話したりと、このストーリーとあんまり関係ない訳のわからない展開が良かったです。 料理シーンも炎と煙が大袈裟すぎて料理なんてほとんど見えないです(笑)。 対決シーンも油をかけあったり熱々の料理を投げたりと、いったい何の勝負って思えるぐらいムチャクチャでした。 そのムチャクチャな勝負を真剣に解説してる人にも笑ってしまいましたよ。 この人の映画ってツッコミなどを入れたらダメですね。 もう映画の勢いに乗って一緒に楽しむにかぎります。 こういうベタな笑いって関西の人は好きかも。 それにしてもカレン・モクのブスメイクにはビックリしましたよ。 よくぞこれほどまで醜く変身したなって感心しました。 【少林サッカー】【カンフーハッスル】が好きな人にはオススメしますよ。 まだまだ完成度は甘いけど【少林サッカー】や【カンフーハッスル】の原点がみれる映画です。 評価(3.0) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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