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カテゴリ:私立小の日々
新年度の月曜日午後。中止になった小学校卒業式代わりの卒業証書授受の会が始業式前日に開かれた。証書授与でなく授受とするのが学園の伝統だとか。
ご尽力いただいた、父兄教員の皆さま、ありがとうございます。延期、中止、復活と3度も卒業式の準備をしてくださった先生方には心の底から感謝します。 中学の入学式を午前中に終えて駆け付ける友もいて、家族で渡米しちゃったAちゃんの分も一緒に祝います。 一度親が受けとった卒業証書を持っていき、1年生時の担任の呼名でちゃんと校長先生からひとりづついただき、クラスで合唱をし、みんなで記念写真を撮って、ようやくクラスメートの笑顔満開。在校生はいないから送辞はなかったけれど、卒業生代表2名の答辞もあった。 担任は明日から新学年を持つのに準備が進まないと嘆きながらも桜の花の下でやはり笑顔。 はなやいだ笑顔の娘の友人たちを見たら、心にのっかっていた重たい岩がひとつ割れた。あの日、不安そうなみんなの表情そのままにわかれたことにこんなにもひっかかっていたんだと気づく。 年度末限りで定年勇退される1年生の時の担任に娘は抱きついて大粒の涙をこぼした。 あの日もこんな桜の日、120センチにも満たない幼稚園児のままの娘を抱き締めてくださっていた入学式・・・あれから6年が過ぎ、12年お世話になるつもりだった学園から去ることに。 さあ、木曜日の中学入学式に向けて切り替えです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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