改めて気になる懸賞のかけ方/第62代横綱大乃国の全国スイーツ巡業
大相撲九州場所は、横綱朝青龍の全勝優勝でした(写真は土俵入り@青森巡業)。相撲好きの者としては、いかにも相撲を楽しんでいる記事を書いて、相撲のイメージアップに貢献したいところですが、あまりにもあとの力士が続かなさ過ぎます。白鵬が休場した時点で優勝者が決まっているような場所にしてはいけません。 そんな中で、瑞々しい活躍を見せたのは、敢闘・技能賞の豊真将(ほうましょう)12勝3敗。11枚目から優勝争いに残った最後の一人となりました。巡業のとき反対の花道だったので写真撮れていませんで残念。 12日目の栃東戦の控えで緊張した姿がとても初々しく見えましたが、もう23歳にならんとするときに大学を中退して前相撲から入門した変り種で、現在25歳。久々に現れた日本人男前力士の風情で、来場所上位に行っても活躍してほしいところです。 その他好成績力士は、2枚目で10勝を挙げ技能賞の琴奨菊(ことしょうぎく)、3枚目東西で中日から8連勝で9勝の時天空と10勝の出島、6枚目東西の旭天鵬と把瑠都も10勝、9枚目東西の高見盛と朝赤龍も10勝。東西お隣さん同士が好成績でおもしろい 県勢は、安壮富士・安美錦兄弟不発。岩木山は2勝で了。十両は若の里が優勝するかと場所前は思いましたら、どっこい十文字でした。 さて、タイトルの話は、以前から気になっている「大相撲の懸賞のかけ方」についてです。企業や大都市の景気回復を反映してか、大相撲の懸賞がふえているのはよいことではありますが、相変わらず量が結びの一番に偏っていると思います。 懸賞というのは、単なる企業の宣伝ではなく、応援する力士への励ましでもあります。せっかくかけていただいても、勝たないともらえないものだから、力士は奮起するのです。結びの一番に懸賞をかけている企業の社長様方は、皆さん朝青龍ファンなのですか?と問いかけたくなります。 今場所の横綱は、圧倒的な強さであることは疑いありませんが、それだけに、8日目稀勢の里戦のような奇襲はいただけません。稀勢の里はこの一番で腕を痛めながら、何とか千秋楽で勝ち越せましたが、もし転び方が違って膝などがやられていたら、将来ある大器の力士生命をも奪いかねません。横綱には「胸を貸す・借りる」という言葉の意味をよく考えてもらいたいと思います。 私が懸賞をかけている社長でしたら、とても9日目以降は結びの一番に懸賞をかける気は起きません。終盤、連日分厚い懸賞を受け取る横綱を見て、何だかな…と思いました。 改めて、懸賞は、応援する力士、好きな力士にかけてください!と言わせていただきます。 元横綱大乃国の芝田山親方が、全国を回る中で気に入ったお菓子を紹介する本を出されています。第62代横綱大乃国の全国スイーツ巡業11月28日(火)10時~30日(木)9時59分の48時間に限り、楽天市場内のどのショップでお買い物をしても、ポイント2倍!(楽天市場・ケータイ版楽天市場の通常購入と楽天ブックスのみ)