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カテゴリ:へのへのもへじ5(ようこそ魔境へ)
その頃・・
ナイアガラ神殿の武道場では 左大臣(将軍)守護のスプリガンによる 太陽(サノ)護衛隊の武術訓練が行われていました スプリガン(巨漢 60代男性 犬使いの神技) 「お前で最後だな!」 護衛隊 「はい!! とりゃ!!」 スプリガン 「なんだ?その攻撃は?全力でオレを蹴ったのか?」 護衛隊 「はっ・・・はい・・・」 スプリガン 「今日はこれまで・・・いつもながらお前達には失望する・・・解散・・」 護衛隊 「はい・・・(汗)」 訓練終了後・・ スプリガンは ハマキを吹かしながら スプリガン 「ぶっふう~・・護衛隊は弱すぎる・・・・アレではオレの犬達の方が数倍優秀だ・・」 その時 道場に・・ 道着(白帯)を着たルカが現れ ルカ(14歳 不老) 「スプリガンさん・・・組み手をお願いします・・・」 スプリガン 「ルカ様・・・・またですか・・・(汗)」 ルカ 「ワタシ強くなりたいんです!(ワタシには分かる・・・ワタシにはビビラを超す才能がある・・・)」 スプリガン 「しかし・・・その・・・あの・・・(正直・・ルカ様・・才能が無い・・)」 ルカ 「さあ!早く始めましょう! お昼にはサノを入浴させないといけないんです!」 注:ルカは二年間の睡眠中であるサノの身の世話係。(正体不明の監視付き) スプリガンは慌てて スプリガン 「ルカ様・・・少しお待ちを・・」 携帯で何かを調べながら 何かを紙とペンでメモし スプリガン 「ワタシと組み手をするより・・・コチラで修行をされた方がよろしいかと思います・・・」 ルカ 「もしかして・・・武者修行って感じですか?(ドキドキ)」 スプリガン 「まあ・・そんなところでしょうか・・(ドキドキ)」 ルカは 紙に書かれた住所を見た後 紙をクシャっと握り・・ 覚悟を決めた顔で ルカ 「行ってみます・・・」 スプリガン 「どうぞ・・(ルカ様は・・子供相手の指導を受けた方がいい・・)」 ルカは メモに書かれていた住所へ ルカ 「古代武術スクール・・・?(ドキドキ)」 中に入ると・・ 30歳くらいの小柄(身長155センチ)な男が コーチ(古代武術二段) 「キミ・・・何か用かい?」 ルカ 「スプリガンさんが・・ココで訓練してこいと・・」 コーチ 「スプリガンって・・・太陽世界政府・・左大臣守護の「スプリガン」かい?(滝汗)」 ルカ 「はい・・」 コーチ 「分かりました・・・ワタシでよければ・・お相手いたしましょう・・(白帯で・・しかも見た目は弱そうといえども・・・・あのスプリガンの弟子ならば相当できるはず・・・武者修行と言ったところか・・・いっさいの油断は無用・・・)」 コーチとルカの戦いは開始! ルカ 「ふぅ~~・・・はああ~~~・・・」 ルカの構え(構えだけはスプリガンのマネ)を見た コーチは コーチ 「むっ・・(あの構えは!? 四神の拳「青龍(二番目に難しい術)の拳」の構え! やはり只者では無い・・・ならば・・・オレは四神の拳「玄武(4番目に難しい術)の拳」で対抗するしかない・・・)」 コーチは ルカの目を チラっと見ると・・ コーチ 「なっ、なんだ・・・?(まるで・・オレが・・ヘビに睨まれたカエルの様な・・・)」 そして・・ その日の お昼時・・ ・・ナイアガラ神殿の日輪の間・・ 日輪の間には ご機嫌な様子で サノを荷台に乗せようとするルカの姿が ルカ 「さあ♪太陽様♪お風呂の時間ですよ♪」 サノ 「ぐ~すかぴ~・・zzz」 その時・・ 正体不明が ルカに近づき・・ ↑正体不明(形状クマ) 正体不明 「ドウシタ? ヤケニ キゲンガヨサソウダナ?」 ルカ 「正体不明さん? えへへ・・分かります?(ニコニコ)」 正体不明 「ナニカ イイコトガアッタノカ?」 ルカ 「そうなんです・・・じつは・・・ワタシ・・・古代武術二段の男性に勝ったんですよ!古代武術で!」 正体不明 「ホウ・・・・ナカナカヤルナ・・(ニヤ)」 ルカは しみじみと・・ ルカ 「ワタシ・・・じつは凄い才能があるんだと思います・・・」 正体不明は ルカの匂いを嗅ぎ 正体不明 「ナルホド・・ソウイウコトカ・・・クスクス」 正体不明の言動を ルカは興味深そうに ルカ 「そういうことって・・・何ですか? (ひょっとして・・レイピアの力・・)」 正体不明 「ナンデモナイ・・サノノ ニュウヨクヲタノム・・」 サノ 「ぐ~すかぴ~~」 その頃・・ 左大臣の部屋では 言霊 「将軍(左大臣)・・・ナイアガラ神殿内・・・ルカの話でもちきりです・・」 左大臣 「フフ・・ワタシもスプリガンから聞いた・・・スプリガンはとても不思議がっていた・・・」 言霊は 不満そうな顔で 言霊 「ルカが二段に勝つなんてありえません・・・将軍がルカに特別なクスリを投与したでしょう・・」 左大臣 「そうだ・・」 言霊 「あんな人に・・」 左大臣 「遥か昔に・・横山が消えて・・あのラボに残されていた不老のクスリはA型3本にC型1本だった・・」 言霊 「その4本を将軍とVB(ミイラ女)で半分にして分けた・・・将軍はセカンド(ヒデタ)とルカに使用し・・・VBはビビラとナナに使用したとしたら・・・もうこの世に不老のクスリは完全に存在しなくなりました・・」 左大臣 「C型はワタシが奪い・・・それを命を救ってくれた礼にルカに投与したまでの事・・」 言霊 「A型は・・心身に一切の向上効果は無いが・・・C型はポテンシャルを劇的に向上させる・・」 左大臣は ずっと不満そうな顔の言霊に 左大臣 「不服なのか?」 言霊 「不服・・?」 言霊は 不満そうな顔を止め 無表情で 言霊 「いいえ・・・別に・・・・・」 (続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年02月20日 13時46分04秒
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