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横浜の仁志敏久内野手(37)が今季限りで退団することが14日、分かった。12日に、遠征先の大阪市内のホテルで球団側と会談し、来季の契約を結ばない旨を伝えられた。仁志は現役続行を希望しており、退団して移籍先を探すことになった。長年の夢であるメジャー挑戦も視野に入れ、国内外問わず進路を模索する。
村上忠則チーム運営部門統括(60)らとの会談では、新監督の下で迎える来季以降も若返りを推進するため、構想外であることを伝えられた。しかし、仁志も現役続行の意思が強く、お互いの立場、意見を尊重する形で退団が決まった。「村上さんと話はしました。この世界にいれば常に起こりうる話ですから。今後はいろいろな選択肢の中から考えたい」。11、12日の阪神戦(甲子園)で痛めた右足首ねん挫で、15日に登録抹消される仁志は明かした。 横浜移籍3年目を迎えた今季は開幕から極度の不振に陥り、51試合出場で打率1割5分9厘、0本塁打、3打点。ここ最近は先発出場は相手が左投手のときに限られるなど、出場機会が激減していた。4月21日には2軍降格の憂き目にも遭い、一時は引退に傾いたこともあったが、最終的には来季以降も現役一本の意向を固めた。 今後は他球団からのオファーを待つが、選択肢には米球界挑戦も入る。かねて、メジャーについて「いい死に場所なんじゃないかな、と思う」と語るなど、強いあこがれを抱いてきた。04年オフにはFA宣言して米移籍の道を探したが、かなわなかった。周囲には「独立リーグでもやる」と話すなど、海外に新天地を探す覚悟は出来ている。来季プロ15年目の節目を迎える名手は、「死に場所」を求め、イバラの道を進む。(スポーツ報知) 今日のBGM DREAMS COME TRUE feat.FUZZY CONTROL「その先へ」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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