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2008.02.28
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カテゴリ:ニュートラル農法
今、社会の大きな関心事になっていること。
例の事件、あの事件、この事件から出た話。
農薬、無農薬、減農薬、有機栽培。
連日、新聞やテレビでよく見聞きします。


難しい話は抜きしましょう(^^)


昨年、我が家の隣の畑でじいちゃんが作った枝豆は
完全無農薬でした。なかなかおいしくてたくさん
いただきました。


残留農薬の恐れはありません。
ただ、注意して食べないと、さやの中にいて
茹でられてしまった幼虫まで一緒に口の中にσ(^◇^;)


完全無農薬だからって、ぜったいに安全なんて保証は
どこにもありませんし、もともとほとんどの植物には
発ガン性物質などの毒が微量ながら存在しますから、
『無毒』のものだけを口にしたいなら、水だけしか
飲めないことになります。・・・その水さえ。。。


完全無農薬。
農薬としての登録の有無を別として、
『農薬的な』アプローチの一切ない栽培方法。
市場にならぶ野菜の中で、完全無農薬のものは
どれだけあるのでしょうか?


単に「無農薬」と記載されているものには、
登録農薬を使用していないだけで、
実は『農薬的な』アプローチが施されているもの
あるようです。


減農薬。
農薬の使用量、使用回数を減らすのが減農薬。
ただし、これは残留農薬を減らすことにはつながりません。
使用回数を減らしたばっかりに、濃度をあげることになって
リスクが高まることだってあります。


有機栽培。
万能に思えるこの響きですが、はたして本当に
環境にいいのかどうか?また、病害虫が蔓延状態の
圃場にはどれだけ有効なのか?


農薬は研究されまくってから世の中に登場します。
効果が高いのに毒性の低い農薬が産まれるとしたら、
それは農薬会社の努力のたまもの。


農薬には、使用回数だとか濃度だとかが
事細かに記載されています。それをしっかり守って
使用し、系統を理解して使い分け、ローテーションし、
残留濃度の問題がない状態で収穫・出荷する。
そうした野菜は安全だし、見た目もいいし、
そういう栽培ができる農家の方が作った野菜は
おいしいものです。


農薬を減らすためには、イバラの道とも言える
工夫と努力が必要になってきます。そのイバラの道を
農薬会社はそっせんして請け負ってくれています。
真に環境のために働いているのは、実は農薬を
作っている人々。


それだから私は、無農薬だから、減農薬だから、
有機栽培だから、と言って、そういった表示のある
野菜を安易な気持ちで買い物かごに入れようとは
思わないのです。


社会の関心事になっている農薬問題。
殺虫剤が付着したのは、日本でなのか、かの国でなのか、
こんな話題も日夜、報道されています。
でも、この話題も私は、ひと呼吸おいてから
耳に入れようと思います。


人と人。いがみあう方向に進むべきではないと思うんです。
愛すべき隣人。けんかをしても仲直りするのが人付き合い。
私は不完全な人間で、人の悪口を言うこともあるし、
けんかをすることもある。毒を持っている。
人間は毒を持っている。その毒を吐きあっていたら、
人は死に絶えます。


バラや花を育てていると、世界は多くのものが
複雑にからみあって存在していることに気付かされます。
短絡的にものごとを処理してはいけないことを
教えてくれます。


バラを育ててほんとうによかった。
なにもわかってはいないけれど、
色々と気付かされることがあって、
それらは全て、私の気持ちを優しい方向に
導いてくれている。


バラを育てて本当によかったと、心から思っています(^^)!

・・・とりとめもない日記、失礼しましたσ(^◇^;)


■『音楽と薔薇の園』ホームページ版


  

 

musenhozon.jpg





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Last updated  2008.02.28 23:38:45
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