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2008.06.15
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カテゴリ:ニュートラル農法
一番花もほぼ終了したため、
バイオゴールド系資材や薬剤等の散布を
再開しました。


私の農薬散布に対する考え方については、
拙サイトにエッセイを書いています
ので
ご覧下さい(^_-)-☆


今朝は、バイオゴールドバイタルとバイオゴールドのニームの
混合液を散布しました。


『天然活性液』 バイオゴールドバイタル(2000cc)
3465円


バイオゴールドのニーム500cc
5181円

各資材についての詳細は、
販売元サイトでご確認くださいm(__)m


オーガニック系資材としてロザリアンからも
高い信頼を得ているバイオゴールドですが、
私は葉面に散布するものは全て「農薬」と
思って散布しています。バイオゴールドも
木酢液も「未登録農薬」と勝手に呼んでいます。


とまぁ、このことは置いておいて。。。




写真はグラハム・トーマス。
一番花も、このひと房が咲き終われば終了。
昨年は満開の時期にも薬剤散布を行っていましたが、
今年は試しに控えてみました。


その結果、虫や病気の出方が昨年とあまり変わりない
ことが判明。さまざまな耕種的防除を怠らなければ、
花の間くらいは薬剤散布を休止しても
大勢に影響はないのかな、というのが今のところの
見解です。これについては、何年かかけて検証してみます。


さて、私の薬剤散布の仕方についてですが、
葉面散布でもっとも重要なのは、
噴霧器の選び方だと思うようになりました。


タンク容量は5Lです!ノズルが2段伸縮式です! 「工進」スプレー噴霧器5L蓄圧式ミスターオート HS503W
6980円

↑これが私の使っている蓄圧式噴霧器です。
5リットルの薬液が入り、
ノズルが2段伸縮式で最長1350ミリまで伸びます。


また、ノズルの先は角度を自由に変えることができます。


これらの特徴は、私の薬剤散布にとって
とても重要です。どう、重要なのでしょうか。


まず、もっとも重要なのは
「ノズルの角度を自由に変えることができる」
ということ。


バラは葉の裏側に気孔が集中してるため、
薬液は葉の裏側中心に散布する必要があります。
ところが、ノズルの角度によっては、
葉の裏側には薬液が全然あたりませんσ(^◇^;)


特に、葉が込み入っている部分や株元付近の葉、
高い位置にあるつるバラの枝などには、
十分に薬液がかからないのです。
それは薬液を散布した後に、葉をめくって裏側を
見てみると確認できます。


ノズルの先端を、うまく葉の裏側に液がかかるように
調節しながら、一枚一枚きちんと散布していく。
これが大切だと思っています。




写真はフロリパンダのアイスバーグ。
一番花終了後も途切れず花が咲き続けています。
しかし、構わず散布!(^^)


さぁ、次に私が重要だと思っていること。
それは、
「十分な圧力を蓄えることができる」
ということです。


圧力が弱いと、噴霧する力が弱くて
「ぷしょぉぉぉぉ」
くらいにしか薬液が出ませんσ(^◇^;)

「シャーーーーーーーーッッッッ!!!!」
っていうくらいに出てはじめて、
細かい霧が葉面にしっかりくっついてくれる。
そう考えています。



タンク容量は5Lです!ノズルが2段伸縮式です! 「工進」スプレー噴霧器5L蓄圧式ミスターオート HS503W

その点、この↑噴霧器は、
蓄圧を2段階で行うことができ、
弱い力でも十分に蓄圧のできるスグレモノです。


そして、出てくる霧の圧力は、
ハダニだったら死んでしまうくらいの勢いです(^^)


他にも、5L入るというのも私にとっては重要。
というのは、うちは今のところ、
全てのバラに必要な薬液は10リットル程度なのです。
10リットル入る噴霧器が欲しいところですが、
重いのはいいとして、きっと値段が高くなってしまうでしょう。


ノズルが1350mmまで伸びるのもポイントが高いです。
特に、ジェームズ・ギャルウェイなど
壁面をかけのぼっているバラなどの散布時に
とっても重宝します(*^_^*)


------------------------
この噴霧器を使って、
株の下の方から葉の裏側めがけて散布します。
幹いっぽんいっぽん、全ての葉を漏らさず散布。
それが終わったら、補助的に葉の表面にも散布。
葉の表面への散布は、株のてっぺんから。
最後には地面にも霧がゆきわたり、
ぽたぽたと薬液が地面に落ちるまで。


途中、圧力が弱くなってきたら
面倒くさがらずにまた蓄圧します。
基本は、「ハダニが死ぬくらい」と
思って蓄圧しています(^_^)V


そうそう、余談ですが、
昨年までバイオゴールドの販売元は、
バイタルやニームの夜間散布を推奨していましたが、
今ではその記述は消し去られています。


記述内容に疑問を感じた私が問い合わせをしたところ、
あっさり間違いを認めてくださって、
それ以降は夜間散布推奨の記述はなくなりました。


糸状菌系の病気のリスクが高まりますから、
バラへの夜間散布は止めた方が無難です。
気孔が開きはじめる早朝に散布するのがベターだと
考えています(*^_^*)


みなさんの参考になるかどうかちょっと不安ですが、
ときどきご質問を受けるのでここにまとめてみました。



■『音楽と薔薇の園』ホームページ版


 

 検見川送信所を知る会






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Last updated  2008.06.15 00:23:51
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