テーマ:バラがすき!(30744)
カテゴリ:ニュートラル農法
一番花もほぼ終了したため、
バイオゴールド系資材や薬剤等の散布を 再開しました。 私の農薬散布に対する考え方については、 拙サイトにエッセイを書いていますので ご覧下さい(^_-)-☆ 今朝は、バイオゴールドバイタルとバイオゴールドのニームの 混合液を散布しました。 『天然活性液』 バイオゴールドバイタル(2000cc) 3465円 バイオゴールドのニーム500cc 5181円 各資材についての詳細は、 販売元サイトでご確認くださいm(__)m オーガニック系資材としてロザリアンからも 高い信頼を得ているバイオゴールドですが、 私は葉面に散布するものは全て「農薬」と 思って散布しています。バイオゴールドも 木酢液も「未登録農薬」と勝手に呼んでいます。 とまぁ、このことは置いておいて。。。 写真はグラハム・トーマス。 一番花も、このひと房が咲き終われば終了。 昨年は満開の時期にも薬剤散布を行っていましたが、 今年は試しに控えてみました。 その結果、虫や病気の出方が昨年とあまり変わりない ことが判明。さまざまな耕種的防除を怠らなければ、 花の間くらいは薬剤散布を休止しても 大勢に影響はないのかな、というのが今のところの 見解です。これについては、何年かかけて検証してみます。 さて、私の薬剤散布の仕方についてですが、 葉面散布でもっとも重要なのは、 噴霧器の選び方だと思うようになりました。 タンク容量は5Lです!ノズルが2段伸縮式です! 「工進」スプレー噴霧器5L蓄圧式ミスターオート HS503W 6980円 ↑これが私の使っている蓄圧式噴霧器です。 5リットルの薬液が入り、 ノズルが2段伸縮式で最長1350ミリまで伸びます。 また、ノズルの先は角度を自由に変えることができます。 これらの特徴は、私の薬剤散布にとって とても重要です。どう、重要なのでしょうか。 まず、もっとも重要なのは 「ノズルの角度を自由に変えることができる」 ということ。 バラは葉の裏側に気孔が集中してるため、 薬液は葉の裏側中心に散布する必要があります。 ところが、ノズルの角度によっては、 葉の裏側には薬液が全然あたりませんσ(^◇^;) 特に、葉が込み入っている部分や株元付近の葉、 高い位置にあるつるバラの枝などには、 十分に薬液がかからないのです。 それは薬液を散布した後に、葉をめくって裏側を 見てみると確認できます。 ノズルの先端を、うまく葉の裏側に液がかかるように 調節しながら、一枚一枚きちんと散布していく。 これが大切だと思っています。 写真はフロリパンダのアイスバーグ。 一番花終了後も途切れず花が咲き続けています。 しかし、構わず散布!(^^) さぁ、次に私が重要だと思っていること。 それは、 「十分な圧力を蓄えることができる」 ということです。 圧力が弱いと、噴霧する力が弱くて 「ぷしょぉぉぉぉ」 くらいにしか薬液が出ませんσ(^◇^;) 「シャーーーーーーーーッッッッ!!!!」 っていうくらいに出てはじめて、 細かい霧が葉面にしっかりくっついてくれる。 そう考えています。 タンク容量は5Lです!ノズルが2段伸縮式です! 「工進」スプレー噴霧器5L蓄圧式ミスターオート HS503W その点、この↑噴霧器は、 蓄圧を2段階で行うことができ、 弱い力でも十分に蓄圧のできるスグレモノです。 そして、出てくる霧の圧力は、 ハダニだったら死んでしまうくらいの勢いです(^^) 他にも、5L入るというのも私にとっては重要。 というのは、うちは今のところ、 全てのバラに必要な薬液は10リットル程度なのです。 10リットル入る噴霧器が欲しいところですが、 重いのはいいとして、きっと値段が高くなってしまうでしょう。 ノズルが1350mmまで伸びるのもポイントが高いです。 特に、ジェームズ・ギャルウェイなど 壁面をかけのぼっているバラなどの散布時に とっても重宝します(*^_^*) ------------------------ この噴霧器を使って、 株の下の方から葉の裏側めがけて散布します。 幹いっぽんいっぽん、全ての葉を漏らさず散布。 それが終わったら、補助的に葉の表面にも散布。 葉の表面への散布は、株のてっぺんから。 最後には地面にも霧がゆきわたり、 ぽたぽたと薬液が地面に落ちるまで。 途中、圧力が弱くなってきたら 面倒くさがらずにまた蓄圧します。 基本は、「ハダニが死ぬくらい」と 思って蓄圧しています(^_^)V そうそう、余談ですが、 昨年までバイオゴールドの販売元は、 バイタルやニームの夜間散布を推奨していましたが、 今ではその記述は消し去られています。 記述内容に疑問を感じた私が問い合わせをしたところ、 あっさり間違いを認めてくださって、 それ以降は夜間散布推奨の記述はなくなりました。 糸状菌系の病気のリスクが高まりますから、 バラへの夜間散布は止めた方が無難です。 気孔が開きはじめる早朝に散布するのがベターだと 考えています(*^_^*) みなさんの参考になるかどうかちょっと不安ですが、 ときどきご質問を受けるのでここにまとめてみました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.06.15 00:23:51
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