テーマ:バラがすき!(30751)
カテゴリ:ニコロ・パガニーニ
梅雨明け宣言の今日、玄関をあけると ソニア・リキエルが青空を背景に美しく咲いています。 キューンと香りを解き放ちながら。。。 さて、昨日の日記で紹介した早春の隣には、 深紅のバラ、ニコロ・パガニーニが満開になっています。 並々ならぬ存在感。 そんなバラのニコロ・パガニーニは、満開になると ひときわ素晴らしく、近くを歩く人を立ち止まらせます。 ところで我が家のニコロ・パガニーニは、 毎年この時期、黒点病が蔓延します。 黒点病については拙サイトにて特集していますので、 詳しくお知りになりたい方は下記URLからどうぞ(^_-)-☆ http://www.uttchy.com/~musicrose/byoki/kuroboshi.html (『音楽と薔薇の園』→バラの病気→黒星病/黒点病) 梅雨時、雨が続くと薬剤・資材の散布ローテーションが 思うようにいかなくなります。黒点病菌の発芽に 最適な状態が作られやすいのが梅雨のシーズン。 さらに、梅雨も終わりに近づくと日中は気温が 高くなります。黒点病の進展適温は24度とされていますから、 まさにこの時期はどんどん広がってしまうわけです。 胞子は雨滴がはねた際に他の葉に飛び移るほか、 地面に落ちた菌が雨の跳ね返しによって感染します。 黒点病が出た際に、葉を除去したり落ちた葉を綺麗に 掃除したりする必要があるのはこのためです。 また、サプロールなどの薬剤を地面にまでかけるのは、 こうした理由によります。 私は今年、バイオゴールドバイタルを2週間おきに 散布した以外は、一回だけダコニールを散布しただけです。 ただ、これは別に農薬散布を嫌ったわけではなく、 黒点病の進展を観察した結果、殺菌剤を使う必要が 感じられなかったため。しかし、やはり梅雨時には 散布ローテーションが崩れて蔓延状態になりました。 農薬散布については賛否両論ありますが、 私の考え方は拙サイトでエッセイを書いています。 http://www.uttchy.com/~musicrose/essay.html 梅雨明けもしたことだし、 近々、卓効薬のサプロールを一発投入する予定です。 盛夏時、気温の関係で黒点病は一時ナリを潜めます。 その直前で菌を叩いておくことは、 黒点病をコントロールする上で非常に重要だと 個人的には考えているためです。 サプロール散布後に病斑の現れた葉は 速効で全て除去して、耐性菌をはびこらせないよう 目を光らせるつもりです。 バラの病気については、よく観察をして取り組み、 なるべくこだわりをなくして対処するように しています。バイブルもあります↓ バラの病気と害虫 1699円 うちは最寄りのご近所さんちまで100メートル近く離れており、 黒点病を放置してもあまりご近所さんに迷惑は かからないと思うのですが、放任栽培に踏み切る前に、 黒点病をコントロールしてみたいと思っているのです。 私は、バラの葉面に何かを散布する行為は、 たとえ散布する資材が登録農薬ではなくても 「農薬的アプローチ」だと考えています。 この「農薬的アプローチ」を実践してデータを集め、 よく観察して、メルヘンにおぼれずに分析したい。 そう思ってバラ栽培をしています。 あと数年かけて、ある程度の答えが出るといいのですが、 どうかなぁ??? スタンダードローズ80cmニコロ パガニーニ 8号鉢植え品 9240円 ソニアリキエル (Gen桃) 大苗 6号鉢植え品 ☆ 3980円
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Last updated
2008.07.19 22:50:34
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