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2006/07/08
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カテゴリ:政治&時事放談
ワールドカップ決勝戦は、フランス対イタリアに決定した。ベスト4もすべてEUの国。今回のワールドカップはさながら欧州戦争の感がある。

第二次世界大戦まで欧州は戦争を繰り広げた。18世紀から20世紀前半まで、地球上で一番戦火で熱かった欧州が、現在ではサッカーで「擬似戦争」をやっている。いまの欧州には戦争の匂いがしない平和な地域に落ち着いている。

ヨーロッパは小国の集まりだが、多くの国境線には川や山脈が横たわっている。
たとえばチェコは小さな国だが、周囲は山地に囲まれ、広い盆地が丸々チェコという国になっている。
フランスとスペインはピレネー山脈、スイスとイタリアはアルプス山脈という具合に、山脈が国境を分けている。

しかしドイツとフランスの国境線は平原である。川とか山脈とか国境を分ける「壁」がない。
ドイツとフランスという、言語も宗教も民族も文化も食生活も何もかも対照的な2つの国家が、障害物の無い平原を境に対峙している。地勢上学的にはお互いを常に意識していなければならない位置関係だ。
だから二国間で国境線の策定を巡って大戦争が起き、国境付近が激戦になるのは大いに納得できる。

フランスとドイツは、ドイツが統一国家になった近代以降、普仏戦争・第一次世界大戦・第二次世界大戦と3回も直接対決を繰り広げた。
3回目の悲惨な大戦争のあと、フランスとドイツはEU内で盟友になった。両国に平和が訪れるまで、3度の戦争を経験しなければならなかったのだ。

さて、東アジアはどうか? 東アジアの国々でEUのような連合体を作ることなど、夢のまた夢だ。東アジアは未だ緊張状態にある。
かつて日本はアジアを統一しようと「大東亜共栄圏」なるものを作ろうとしたが、他のアジア諸国から総スカンを食った。

日本と中国は近代以後、日清戦争と日中戦争の2度戦争をしている。フランスとドイツより1回少ない。また日中間の2度目の戦争の戦後処理は未だに終わっていない。
戦後処理の最高の解決法は戦争なのだが、日本と中国はあと1回「最終戦争」しないと仲良くならないのだろうか?
日本と中国は、戦争をやり足りないのだろうか?





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Last updated  2006/07/08 02:55:56 PM
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