カテゴリ:友人・知人
こんな日記に、もう何年も付き合って下さっている方ならうっすら覚えていて下さっているかもしれないが、今を去ること4年前に(もう4年かぁ、うへ~~~)私は6週間、アジアの某国に出張した。
その時のアジアオフィス(厳密には以前の会社の組織の中にあった)はもう積年の疲弊でがたがたで倒れそうだったのだが、なんとなくここのメンバーと私とは結構ウマが合ったこともあって当初4週間の出張予定がさらに2週間伸び、非常に印象深い建て直し期間を過ごした。 そこで仲良くなったのが、日記によく登場してくる平松くん。 平松くんはその後、日本に帰国したが、それ以来、彼とは年に1~2回イギリスと日本の両方でコンスタントに会って旧交を深めてきた。 その4年前に、実は平松くんとは別にもう一人、木村さんという女の子と仲良くなったのだが、その木村さんが今日、本部にやってきた。 彼女と平松くんもまた別なところで時々会っていたようだが、私自身は彼女にもう一度会う機会がなかなかなく、時々メールで時候の挨拶を交わすくらいしか接点がなくなっていた。 すでに私が日本に帰国して本部にいることは聞いていた木村さんと、出勤の時にエレベータを降りたところでばったり出会い、なんだか手を握り合って「久しぶり~~~、元気やった?」と感激の再会を果たした。 彼女はちゃきちゃきの大阪っ子。 4年前はヤクザからの電話を何本も担当させられ、海千山千で対応していたが、意外と繊細なところがあっておもしろい子だなと思っていた。 私と話す時もお互い関西弁だったのだが、お客さんと話している時よりいつも丁寧なのがおかしかったのだが、今朝はいちだんと丁寧でどもっていたので(笑)「どないしたん、借りてきたネコみたいになってぇ」と私が茶化すと「あのね、なんかホンマにうれしいんですよね・・・絶対にまた会えるとは思ってたけど、やっとまたホンマに会えたと思って・・・」と言う。 「ウン、そやね、時間の問題やったとは思うけどね。私も会えるとはずっと思ってたし」と答えると木村さんは「もう4年・・・ですよね?確か。あの時、ホントに気持ちががたがたで、毎日いつやめよかいつやめよかと思ってたけど・・・ちゃとさん、来てくれて、なんかひょっとしたら自分はおもしろいことやってるんかなーってちょっと考えが変わって。まあ、結局あそこの会社は辞めてこっちに変わってきたけど、ちゃとさんもまた同じところにいるし、今は会社もこっちになって充実してるし。私の恩人ですよ(かなりフェイドアウトぎみ)」とのこと。 ぎゃはは~と照れ笑いしてしまったが「そうやんなー、でも縁があるっていうのはこういうことなんやな」と思わずしみじみ答えた。 その後、それぞれの分科会に分かれてしまったのだが、こういう再会があると私もイヤなことをしばし忘れられるなと思った朝のこと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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