カテゴリ:日本酒
今年はブルに真摯に向き合うはずなのに(モウ、エエカw)、醸造酒たる日本酒の美味に、今更魅了されております今日この頃(苦笑)。
本日の一献 ゆきの美人 純米吟醸 秋しぼりたて生酒 秋田醸造 麹米山田錦20% 掛米あきた酒こまち80%を精米歩合55%で醸す。 じゅじゅっと淡い微発泡。スパイシーにも感じる辛々。酸もあって生酒を思わせないぐらい。余韻は水の如しw。 昔ちょっと書きましたが、我が家には何本か日本酒を酒セラー(といっても普通の冷蔵庫)で自家熟成(放置トモイイマス笑)させています。一時期その酒セラーが壊れたため止めていましたが、数年前に性懲りもなくまた始めてます。基本飲む量が追いつかないため、通常はほとんど買ってすぐ飲んじゃいますが(笑)できれば日本酒は瓶詰後1年程度は置いて飲むのがいいと思っています。 正月の綿屋さんは23BYなので蔵で寝かせてるのに、家でも1年近くは放置して飲みました(笑) 日本酒はワインに比べ火入れしているものがほとんどですし、生酒は防腐要素無添加ですから、基本熟成には向いていないと思われています。ひねが入ったり、風味が失われたりした失敗も多々ありますが、まぁまぁの確率で、瓶詰後5年ぐらいまでならひねなく美味しく飲めるお酒になると思います。それは実際経験済みなので言えることで、生原酒から2度の火入れで熟成を止めた普通酒や本醸造、純米大吟醸までどれでも、それぞれの特徴を持つ熟成の可能性はあると思います。ただ、やはり生酒や原酒無濾過ならば要冷蔵、遮光や定温管理(20度以上にはならないよう)などの気を使ったほうがいい点もあると思いますが、それもやってみないとわかりません(笑)。私的熟成の定義?は、ワインのように10年超の古酒にする(日本酒では解脱と言うらしいですが)のではなく、喉に感じるぐいっとした荒い風味が取れ、まるくなればいいだけです(笑)。自分の好みの感覚なんですが、瓶詰すぐよりは、本来の風味をなくさず、とっても美味しいと思います。最近は蔵や酒販店の冷蔵技術や思考も向上して、熟成させてから出荷するものも多いのでそんな無駄な時間と経費とリスクを取る必要もない気もしますが、醸造酒を愛する人たちは、この儚い感覚、わかっていただけるのではないかと思います! で、ただいま2年超放置中の1本。 定価では幻の幻(笑)、田酒の純米大吟醸。それも山田錦の親種父方「短稈渡船」。母方の山田穂の純米大吟醸とペアで販売されたんですが、山田穂は買った時にゲストの酒宴に持ち込んじゃいました。(記憶がありませんが泣)我慢できないので今年飲もう(笑) まぁ何だかんだこのネタ、ひいてはブルが高いせいなんだけどね(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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