カテゴリ:日本酒
最近ブルを飲んでないので(苦笑)、せめて日本の心のブルギニヨン化?のネタを(ナニソレ爆)
日本酒業界でも、同じ醸造酒であるワインを意識?したり、世界的な和食志向で何かとワインと比べられたりしてますが、最近はここまできたか~と思わせる栃木の地酒が今宵の一献。 仙禽 亀ノ尾 中取り 無濾過生原酒 2015Nouveau 酒米は栃木県さくら市産亀の尾。亀の尾は何年か前にまんぷくでも紹介した夏子の酒、久須美の亀の翁で有名。精米歩合は麹米35%掛米50%の純米大吟醸のスペック。驚き?なのはこの蔵はすべての原料米の「ドメーヌ化」を行っているとのこと。自社生産米で仕込むんですね。加えてこの蔵はなんと山田錦を使用するのを止めていて、自社ブランドは全量亀の尾。ぶるで言うと、ピノかシャルドネを使用しないということかな?(トハチガウ?爆)。 この蔵のお酒紹介に「甘酸っぱい」と表現されてましたので、意味がわからんと思って飲んでみると、今まであまり味わったことのない「酸」を感じます。なるほど、砂糖を入れた淡いヨーグルトか蜂蜜檸檬のようです。前回の王禄のような昔からあるクラシックな日本酒の酸味と明らかに違う、私的には少々違和感のある印象でしたが、杯を進めるうちに慣れてきました。もう一つ驚きなのは、この味わいから実際白ワインと同じような感覚であわせてみましたが、クリームやチーズを使った料理にかなり相性がいいです。 仙禽は、亀の尾の純大吟で2011年にまさかの鑑評会金賞をとったそうですが、勝手にブル的には、と言わせてもらうなら、やっぱり山田錦も植えて、競い合ったら・・・どうでしょおお??(蔵のポリシーがあるよね笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.02.16 02:39:31
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